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真咲に導かれる様に立ち上がる と、達哉が僕の手を掴み引き止める 「…若葉」 「また後でね…」 そう言って微笑むと、達哉の手の力が緩む 部屋を出る時、真咲の手が僕の背中に回った 溺れそうになる シャワーを出しっ放しにしながら、僕の背中を壁に押し当てる そして真咲が僕の片膝を抱え上げ、僕を貫いた 「…ぁ、う…んっ!」 漏れそうになる声を必死で飲み込むと、真咲がその唇を唇で塞ぐ 厭らしい水音は、流れる水音で掻き消える 湿気や熱気、そして快感に 僕は顎を上げ、息継ぎをした 首筋に、水が垂れ鎖骨へと流れる それすらも快感へともたらしゾクゾクと体が震えた 肌と肌がぶつかる音が厭らしく響く 体が揺れる度に、真咲の反り上がったモノが僕の内壁を上下に擦る 「…あ、あ、…まさ、きぃ……」 溶けて流れてしまいそうになるのを必死で抗う と、真咲の動きが早くなった 「…ぅ!」 「あぁ…っ!」 真咲の欲望が最奥で吐き出される …はぁはぁ もう水だか汗だか液だか解らない位 グチャグチャになる 果てた真咲が、シャワーヘッドを取り、僕の体についたそれらを流す そして僕のお尻に指を挿れると ナカに溜まったモノを流した 「……ん、」 その間、僕は真咲の胸にもたれその身を預ける

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