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部屋に入ると共に どちらかともなく唇を重ねた 舌を達哉の中に忍ばせ 口内を舌で愛撫する ……はぁ、はぁ、 潤んだ瞳と共に 熱い息が絡み合う 真咲の時の様な技術的な気持ち良さはないが 気持ちはそれ以上に感じ昂る 貪る様に深いキスをし 達哉の胸板に触れれば、達哉も僕の脇腹に触れる 「……ぁ、」 ゾクリと体が震え、快感が体を駆け巡る …達哉 甘く蕩けそうな瞳を向ければ 達哉もそれを返す 服の裾が上がり、達哉の綺麗な指が侵入する 素肌を滑らすように上へと上がる度に、僕の昂りも更に上がる 「……ぁ、感じちゃ……」 「…俺も……」 そしてその指が 触って欲しくて疼く 小さな膨らみへ…… コンコンッ 突然のノックに、ぴくりと体が反応した 「…若葉、」 ドアが開けられる 達哉の手がサッと引っ込み 僕は身形を整えた 「一緒に風呂入ろうか」 開いたドアから真咲が顔を出し、僕に笑い掛けた

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