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初めての時から途切れる事なく 僕は真咲を受け入れていた 気持ちいいから、とか あの女の傷ついた顔を見たい、というのもある …でもそれだけじゃない もし父が僕を溺愛していると知った時 あの女はどんな反応をするのだろう…… 最愛の父の前で 僕に今までしてきた様な事をするだろうか あの鬼のような形相で…… 父に愛想つかされればいい あの女が僕をごみ袋で捨てた様に 半裸で外に放り投げた様に 精神をズタズタにして捨ててやる…… 部屋に戻る いつもと同じ光景 達哉が机にかじりついていた その哀れな背中に今すぐ抱きついて慰めてやりたい… だけど僕は物音を立てないように、そっとベットに忍び込んだ そして達哉の背中を眺める 夕食の時間 母は父に気付かれないよう、僕に怪訝そうな顔を寄越した 僕が達哉と同じ部屋に籠る事をよく思っていないのだろう だけど母は父が絶対で 子供を産んだ癖に いつまでも汚れを知らない少女の顔を父に向ける その必死さが滑稽で 僕は可笑しくてたまらなかった 「………」 真咲はもう 僕にしかたたないのに……

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