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……達哉……
僕には今も、達哉だけだよ……
瞳を軽く閉じ、僕の好きな達哉の顔を沢山思い出す
硬くなるそれを指で弾くと、体がぴくん、と反応し甘く痺れる
……はぁ……
後孔が疼く
達哉の硬くなった大きなモノの感触を思い出し
片膝を立て、制服の上から双丘の間に触れる
……達哉、好き…
世界で一番、愛してる……
そこに入れて欲しいと入り口がひくついた
堪らずズボンに手を掛け
ボタンを外して少しずらす
そして左手を後ろについて前に突き出すと、片膝を立てたまま右手を前から差し込んだ
雄には触れず、下着の上から入り口に指先を当てる
……と
「……あぁ、ん」
背中が仰け反り
思わず甘い声が洩れてしまう……
……はぁ、はぁ、
達哉……
その時突風が吹き、カーテンが揺れる
顎を上げ仰け反ってみせれば
湿気を含んだ生暖かいその風は
僕の肌を撫でつけ、髪を梳く様に揺らした
「……!」
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