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高幡に代わって制服を寛げていく恵比名。 ボクサーパンツをずり下ろし、弾けるように飛び出た芦屋のペニスに頬を緩ませた。 「水泳部エースが包茎か」 「ッ……うるさい……」 「ン……俺が芦屋のチンポ、きちんと剥いてあげる」 芦屋はぎゅっと目を閉じた。 あたたかな口内に包み込まれていく。 満遍なく濡れた舌にペニスをたっぷり可愛がられる。 「ああ……っ」 思わず上がる声。 皮を啄まれ、ゆっくりゆっくり剥かれて、露出した亀頭を舐め吸われると勝手に腰が跳ねた。 「うーーー……っ」 緩みがちな唇に手の甲を押し当てて懸命に声を我慢しようとする。 しかしペニスを根こそぎ頬張られ、唾液をたっぷり絡ませてむしゃぶりつかれて、抑えきれずに喘いでしまう。 「ぁぁっ……は……っあ……はぁっ……っも、むり……っ」 「もう射精するのか。童貞エース」 嫌いだこんな奴。 「ずっと気にしてた恵比名にフェラされて。脱皮させてもらえてよかったな」 高幡なんか。 「ついでに童貞も卒業させてもらえ」 しぬほど嫌な奴。 あっという間に日暮れを迎えて薄暗くなった窓の外。 「もっと奥まで突っ込んでいいよ、芦屋……?」 悶えて滾って膨れ上がって、恵比名のナカでのたうつ芦屋のペニス。 じっとりと熱い尻膣内で纏わりついてくる白濁の残滓。 ぬるぬるしていて、卑猥な感触で、締めつけと共に初心な性器を弄んでくる。 「あ、あ、あ、むり……っやっぱり嫌だっ……も、抜く……っ」 想像以上の感覚に怯えて芦屋が中断しようとすれば。 「教えてやる」 ベッドで仰向けになっている恵比名、床に膝立ちとなって周章している芦屋の背後に控えた高幡が。 まるで挿入時のピストンさながらに動き出す。 下半身に靴下だけ身につけた芦屋の腰に両手を添え、自分は上下制服を纏ったまま、剥き出しの尻を突く。 後ろから揺さぶられて否応なしに深まるペニス挿入。 「あ……ん……いいよ、芦屋……もっと俺の●●●ずぼずぼって、いっぱい乱暴に突いて突きまくって……?」 芦屋の喉が鳴った。 元より茶色がかった髪を汗でしんなりさせ、校内で最も人気のある女受けのいい顔を切なげに歪ませ、吐息を洩らした。 「はぁ……っ」 「もっと腰使え」 「ぃっ……そんな、いきなりっ……あっ……あっ……っ」 「お前。自分が挿入れられてる方みたいだな」 「うるさッ、うるさぃッ、もう動くな高幡ッ」 「初心者が偉そうな口叩くな」 何ならこのまま犯してやろうか。 「ッ……!!」 残酷な囁きに芦屋はゾクリと背筋を戦慄かせた。 「っ……あ……? 芦屋ってば……もう中イキしちゃってる……」 「はーー……ッはーー……ッはーー……ッ」 「……かわいい、芦屋」 自分の真上で虚脱しそうになっている芦屋に恵比名はキスした。 「んん……っ……ン……ぅ……ぅ……」 口内を掻き回されて呻吟する芦屋越しに高幡を見つめながら。 眼鏡レンズで野蛮な獣性を誤魔化している双眸に心臓を捧げながら。 「これからが本番だろ、芦屋」 高幡は失神しかけている芦屋に対して無遠慮に動く。 制服越しに引き締まった尻を突く。 弾力豊かな双丘に五指を深く埋めて。 本当に交わっていたならば壊す勢いで。 恵比名の上に倒れ込んでいた芦屋は仰け反った。 さらなる湿り気を帯び、淫らな肉壺と化した尻膣奥で射精したばかりのペニスが激しくしごかれて、一段と敏感化していく。 「やめ……っ高幡ぁっっ……あっ、ああっ、あっっ、あっ」 「童貞卒業と同時に処女奪われた気分か」 「く……そっ……こんなの恵比名だってツライだろ……ッ」 「ン……おれはきもちいいよ……? 二人から同時に犯されてる気分……」 二人の精液で尻穴を卑猥に泡立たせ、高幡を見つめたまま、恵比名は笑った。 「いつか直に犯してやろうか、芦屋」 芦屋本人でさえ気づいていなかった恵比名への想いをカメラのファインダー越しに嗅ぎ取っていた高幡も、笑う。 「もぉ、やめ……っおれ、むり……っも、いやだ……!!」 一人だけ涙する芦屋。 二人の狭間で息絶えそうなまでに何度も上り詰めさせられた十一月の芦屋は、高幡の囁きが現実となることを、まだ知らない。 end

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