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四つん這いになった冨永の尻孔に深く浅く出入りする渾身のプレゼント、その名もアナルディルド。
「んお゛……ッお゛……ッお゛……ッ……お゛……!」
ベッドに這い蹲った、上半身に着た黒トレーナーはそのままに下半身はすっぽんぽんという情けない格好で堪らなさそうに呻く冨永に、折江は一安心した。
「冨永、尻が感じやすいみたいだったから。どうかと思って買ってみた」
「てめッ……こ、んなッ、えっろいブツなんかプレゼントしやがっで、ぇ……ッ」
「買って正解だった」
ガラス製ほどの硬度はないが十分にハードな使い心地が楽しめるアクリル製半透明ボディ。
挿入部は視覚的にも悩ましげなビーズ状になっており、ローション抽入された尻膣をゴリゴリと刺激してくる。
中で回したり、出したり挿入 れたり、えもいわれぬ前立腺攻めに歓喜したペニスが先走りの雫をシーツに惜しみなく降らせた。
「あああ゛あ゛ッ、ケツマン化すりゅう゛ッ、俺のケツ穴メス穴なりゅう゛、う゛ッ、う゛ッ、う゛ッ」
アナルディルドで尻孔を丁寧にほぢくられて、ついつい腰フリ、自ら刺激を強めて冨永が喘いでいると。
「冨永、あんまり大きな声を出したら西尾が起きる」
ッ……アイツほんとなんでいんだよ西尾のクソがあああああ。
「す……ッ捨ててこいッ、明日燃えるゴミの日だろッ」
「これ、半透明だから」
「ッ……は……?」
「中に挿入れると、冨永の内側がちょっと写って見える」
は?
俺、折江にケツんなか覗かれてんのか?
「あ゛ッッッッ」
冨永の尻膣が、ぎゅぅぅぅぅぅっと、アナルディルドを締めつけた。
鬼反りしたペニスがものものしげにビクンビクン揺らめく。
射精は迎えずに絶頂に貫かれて青筋まで増やし、あからさまに悶絶した。
「冨永?」
「めっ、めっ……メスイキぃ……っメスイキしだぁっ……」
我慢汁が糸まで引いてシーツに止め処なく滴った。
満遍なく汗ばんだ全身は痙攣して、猛獣のこどもみたいに掻き抱いていたクッションに爪を立て、冨永は「う゛ぅぅぅう゛ぅう゛ッッ」と威嚇じみた唸り声を上げた。
「お、折江ェッ、さわっで、メスイキチンポめちゃくちゃいぢっで……ッ……ッ早ぐう゛ッッッ!!」
「尻の方、抜くか?」
「ぬ、ぬ、抜くな、そんままッ、そんままッッッ」
「このまま? 挿入したまま触ればいいのか?」
ぱんっぱんに膨張して悶絶していたスケべペニスに折江の片手が届いた。
途端に跳ねた冨永の体。
見栄えよく発達した腹筋や胸筋が扇情的に戦慄いた。
「大丈夫か?」
「あぐう゛~~ッ……ぎもぢいッ……し、しぼっで……ッ俺のチンポ搾っで折江ェッッ……チンポ搾りぃッ……俺のチンポ汁しこたま搾っでッッ……!!」
快楽に忠実に肉棒搾りを欲求してきた冨永に折江は甲斐甲斐しく尽くしてやる。
はち切れそうなくらい勃起したスケべペニスを細やかに搾りしごいた。
同時にアナルディルドをゆっくりじっくり優しく動かしてやった。
アナルディルドに突かれながら鬼反りペニスを丹念に愛撫されて冨永は猛獣の赤ちゃんみたいにクッションにガブリ噛みついた。
「んみゅう゛う゛う゛う゛ン゛ッッッ……!!!!」
「俺、下手だろ、冨永、ごめんな」
グレーのカットソーを着用したままの折江に見下ろされて冨永はゴクリと生唾を飲んだ。
「俺、重くないか?」
「ッ……重くねぇよ、元運動部なめんじゃねぇ折江ェ」
「冨永がきつくないならいいけど」
折江はベッドに仰向けになった全裸の冨永に跨っていた。
スケベペニスをその身に深々と咥え込んで、規則的に、上下前後に腰を揺らす。
冨永のリクエストに応えて初の騎乗位。
尻奥で隆々と逞しく勃起している冨永棒を腸壁で小刻みにしごいてやる。
「こういうの、初めてだから、うまくやれてるのかどうか」
自分の真上で健気に律動する折江を見つめ、辛抱堪らず、冨永は彼の尻たぶを鷲掴みにした。
真下から深く重く突き上げる。
狭まる肉壁を滾る亀頭で抉じ開けるようにして荒々しくピストンした。
「あ」
「あ゛ーーーーーーッ、たまんねぇッ、折江たまんねぇッ、イイッ、イイッ、チンポ止まんねッッ、勃起おさまんねッッ!!」
「やっぱり。俺の動きじゃ物足りないよな……」
「う゛ぐう゛う゛う゛ッ!! テメェなぁ゛ッ!! クッソたまんねぇンだよ折江ェ゛ッッ!!」
奥の奥までズンズン連打しながら冨永は頭を低くした折江にぶっちゅぶっちゅお下品極まりないキスをかました。
「はああ゛ああ゛ーーーー……ッいぐッ……いぐッ……いぐいぐいぐいぐッ……俺の折江のケツマンに大量チンポ汁しこたまブッこむう゛ッッッ!!!!」
これでもかと尻たぶを左右に割られて、スケべペニスで尻奥をゴリゴリ穿たれていた折江は、すぐ目の前で芽吹いていた突起を薄目がちに見つめた。
スケベな色をした乳首にそっと歯を立てた。
ツンと勃起していた生意気突起を窘めるようにやんわり甘噛みした。
「う゛ぐう゛ッッッッ!!!!」
不意討ちの甘い刺激に冨永が暴発したのは言うまでもない。
「冨永ぁ、お前ってかわゆいとこあんのな~」
その日以来、西尾の冨永への執着が増したのも言うまでもない。
「おい、ヤニ、こっち寄んな」
「ひっど、ヤニ呼ばわり、なぁなぁ、俺の処女もらってくれないんならさ、冨永の処女ちょーだい?」
「一秒後、ガチで殴る、西尾」
「ッ……いてて……ふふふ……」
「コイツ頭だいじょーぶか」
身長も体重も上をいく冨永は西尾に言い寄られても大した危機感を抱かず、いつも通り嫌悪感だけは剥き出しにして足蹴にする。
しかし、これまで冷静に眺めていたはずの折江はというと。
「西尾。やめろ。冨永に触るな」
え゛ッッッ。
お、お、折江が嫉妬してるッッッ。
無反応どころか西尾を牽制した折江にびっくりするやら嬉しいやらで冨永は思わず頬を紅潮させた。
「冨永」
「な、なんだよ折江ェ、んな怖ぇ顔して、お前らしくなくね?」
「他の誰かに奪われるくらいなら俺が奪うから、冨永の処女」
初めて目の当たりにした折江の執着・嫉妬・独占欲に照れ屋な冨永は思わず失神しそうになった。
「う……ッるせぇ、誰が奪われるか!! 俺に毎晩ケツ掘られてるくせッッ!! あんま調子ぶっこいてんじゃねぇぞ折江ェッッ!!」
かろうじて保たれている冨永のお尻の純潔が近い内に奪われるのも、折江に前後根こそぎ愛されるのも、言うまでもない……。
end
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