60 / 153
20-囚われてBadromance/隠れ鬼畜義息s×♂後妻
■なんちゃってアダルト昼ドラ風/妻=♂
閑静な高級住宅街の一角に建つ家。
朝陽を浴びた白一色の外壁は眩しく光り輝き、暖かみがあって、手入れの行き届いた庭の草木は生き生きと萌え立っている。
落ち着いた雰囲気漂う木製の玄関ドアがふと開かれた。
タイル張りのポーチに現れたのはこの家の主人だ。
国公立大学医学部の解剖学教室、そこの教授を務める五十七歳の男だった。
「愛用の万年筆もちゃんと入れましたか?」
次に現れたのは男の妻の美波 であった。
清廉なる睡蓮のような瑞々しさに満ちたうら若い後妻。
今年に入って嫁いだばかりの二十七歳の新妻でもあった。
イギリスで開かれる学会に出席するため海外出張へ赴く夫を見送る美波。
本当は現地に着いたら連絡を、毎日一言でもいいからメールが欲しい、それが本音であったが。
論文発表を控えた多忙な夫に自分の我侭は押しつけられないと、些細な欲求を喉奥に呑み込んで。
遠ざかっていくタクシーが視界から消え去るまで儚げな笑顔で見送り続けた。
このときの美波は知らなかった。
秘書として教室で働いていた頃から、前妻と死別した夫のことを慕っていた自分が、まさか。
あってはならない過ちに直面するなんて。
「ただいま、おかあさん」
「いやっ……お願いっ、だめっ、やめてっ、いやぁぁぁ……ッ!」
茜色の日差しが窓辺に差し込むリビング。
質のいいソファの上で痛々しげに紡がれた……美波の悲鳴。
夕食の準備のためつけていたエプロンはそのままに……服は乱されて……華美でない地味なランジェリーまで躊躇なく剥ぎ取られて。
「いや……だめ……」
決してその身に迎えてはならない、溌剌とした若さ漲る、今にも弾けそうなまでに膨れ上がったペニスが。
美波の肉孔に潜り込んでいる。
狭苦しい入口をみちみちと残酷に押し拡げ、我が物顔で、さらに窮屈となる奥の奥まで。
美波の霞んだ双眸から涙が溢れ落ちた。
「どうして……こんなこと……玖三也くん……」
「どうしてだろうね、おかあさん」
『三男の玖三也です、って、おかあさんになる人に敬語なんておかしいよね』
私立の進学校に通う玖三也 は高校二年生、一七歳だった。
オフホワイト生地にブルー縁取りのブレザー、ネクタイ、多くの者が好印象を受ける眉目秀麗な顔立ち。
『晩ごはんの準備、僕も手伝うね、おかあさん』
新しい家、新しい家族に緊張していた美波に一番身近に寄り添い、唯一自分のことを「母」と呼んでくれる息子だった。
それなのに。
「淫乱なおかあさんが僕のこと誘ってきたからじゃない?」
品行方正を謳う学校の制服を着こなした玖三也は優しい声音のまま暴言を吐き捨てた。
ショックの余り抵抗も忘れて硬直している美波の涙を美味しそうに舐めとる。
「毎日、夜中に部屋に来て? 勉強でわからないことあったら聞いて、とか、今日は学校はどうだった、とか。あれ、誘ってたんでしょ?」
「……玖三也く……」
これまでに経験した覚えのない締めつけ。
ペニスを緩々と動かせば美波の白い喉が反り返った。
こんな、こんなことって。
あんなに優しくて親切だった玖三也くんが。
「……玖三也くん……何が、あったの……?」
義理の息子のペニスに貫かれて息苦しいながらも美波は……震える指先を玖三也の綺麗な顔に添えた。
こんな状況に陥っているにも関わらず自分を心配してくる美波に玖三也はそっと笑いかけた。
「別に? おかあさんの体、僕のペニスでぐちゃぐちゃにしてあげたくなっただけだよ?」
ベージュのニーハイストッキングを纏う華奢な両足を思いきり左右に押し開いて激しく腰を揺する。
恐ろしく窮屈で極上の締めつけを齎す肉孔奥に熱く火照りきった亀頭を満遍なく擦りつける。
湧いて溢れた先走りが染み渡り、ピストンが潤滑になると、さらに加速をつける。
「いやぁぁ……っいやっ、いやぁっ……!」
「ん……ほんとに嫌なの……?」
過激律動に励んでいた玖三也は不意に動きを緩めると。
美波の股座で淡く濡れる秘部にクチュ……と触れた。
「あっっ」
リビングの隅に置かれたグランドピアノ、その鍵盤上で華麗に素早く踊る五指を熱せられた肉芯に絡ませる。
ずり、ずり、ゆっくりと上下に愛撫して。
先端の蜜口に溜まっていた愛液を親指でヌチュヌチュ、掻き回す。
「は……ぁ……」
つい鼻孔から抜けるようなため息を洩らした美波。
義理の母親の媚態に玖三也の胸底は歪に焦げつく。
「ね? やらしいクリトリス、こんなに濡らして。感じてるでしょ? ほんとは嫌じゃないんでしょ?」
徐々に馴染んできた尻孔にペニスをフルに打ちつけた。
ばたつく両腕を力ずくで押さえ込んで覆いかぶさり、腰だけを熱烈に波打たせる。
「……射精 すね? ……おかあさん?」
「ッッだめ! それだけはッ、玖三也くんッ」
「だって、父さんと同じA型だし、問題ないよ、心配しないで?」
腹底でビキビキと荒々しく怒張したペニスに美波は目を見開かせた。
必死で首を左右に振って涙ながらに懇願する。
美波の必死の願いを涼しげに聞き流す玖三也。
「おかあさんの子宮に、いっぱい、種付けしてあげる……ッ」
「ッッッ」
「はぁ……で、る……ッ」
「え、いや、うそ、いや、いや、いや」
「ッ……久し振りだから、ほんと、いっぱい……」
容赦なく尻膣に注ぎ込まれる義理の息子スペルマに美波の涙は途切れない。
扇情的な泣き顔を満足そうに見下ろす玖三也。
そこへ。
「何やってんの」
ともだちにシェアしよう!