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『お母さんとか呼べないって。だって美波チャン、二十七? どう見たって姉だし』
次男で一九歳の遊二 は芸大に通う大学生だった。
友達の美容師に染めてもらった髪はブラウン系とレッド系のツートーン、外泊も多くて最も接する機会の少なかった息子だが、友達のように砕けた態度は不安や緊張を解してくれた。
『うれしーな、こんな綺麗な人が新しい母親になるなんて』
「美波チャン、玖三也のザー汁でトロトロになっちゃってんね」
「んん……っ遊二、く……ッああ……ッ!」
ソファにうつ伏せになった美波は悪夢としか思えない展開にずっと眩暈がしていた。
『俺にも美波チャン貸してよ、玖三也』
弟と入れ替わるようにやってきた兄。
とぷりと白濁溢れる美波の尻孔に何の迷いもなく、硬く膨れきったペニスを一気に奥まで。
弟の絶頂汁で温められた尻膣をぞんざいに突いてきた。
「うわー……すごいぬるぬるじゃん、美波チャンの雄●●●……いつもこう? オヤジのペニス、ココでめちゃくちゃ愛してやってんの? オヤジすぐいっちゃうんじゃない?」
実の父親を貶めるような物言いに、絶望的な状況に抵抗を忘れかけていた美波は声を振り絞った。
「ッやめて……っあの人のことっ……貶さないで……!」
遊二は声もなく笑った。
柔肌に立てていた爪を食い込ませる。
奥まで傲慢に捩じり入れていたペニスをおもむろに抜いていく。
「美波チャンって健気……そんな健気なとこ見せられたらさ……」
もっと犯したくなっちゃう。
そう言って遊二は後寸でのところで抜けそうになっていたペニスを……勢いよく最奥へ突き戻した。
「くは……っっ」
エプロンも脱がされて全身の肌を殆ど曝した美波が微かな断末魔を上げたところで。
「おかあさん、ほら、綺麗にして?」
「んんぅっっっ!!」
控え目に色づく唇を割るようにして玖三也のペニスが美波の口内に押し込まれた。
急な口内凌辱に怯えて見上げれば愉悦する眼差しとぶつかる。
普段は冷えているように澄んだ玖三也の白磁の肌が、ぞくり、粟立った。
「……そんなに怖い? でもあなたの息子だよ? だから受け入れないと」
「相変わらずひでー奴」
「遊二兄さんに言われたくないよ、ほら、爪が食い込み過ぎて血が出てる」
「いーだろ、綺麗な肌に映えて」
本当に彼らは……昨日まで一緒に過ごしていた家族だろうか。
あの人の息子達なのだろうか。
どうしてこんなこと。
「あーー……俺も射精 していーよね?」
「ッ……ぅぅぅぅぅ!」
「玖三也、射精したもんね? 玖三也だけ中出し可なんてヒイキじゃん」
「ぅーーーッぅーーーッ」
まだしぶとく息づいているペニスで喉口を塞がれた美波は懸命に首を左右に振る。
もうすぐ成人となる遊二だ、大人の分別を持っているはずだ、この行為はすでに大罪に値する、その先を超えるなど……。
「俺の精子もヒイキしないで淫乱な雄●●●で受け止めてよ、美波チャン?」
「ぅーーーーーーッッッ!!」
一切の手加減もなしに尻膣底で弾けた遊二自身に……口内に貪欲に溢れた玖三也自身に……美波の眩暈は限界寸前に。
「何してるんだ、遊二、玖三也」
二十五歳の長男一椰 は一流企業に勤務する、名門大出身で期待のホープと呼び声の高い有能社員だった。
『美波さん、何か不便があったらすぐに教えてくださいね』
新しく家族に加わった二つ年上の母親に敬語を使い、最初は距離を感じていた美波だが。
添えられた笑顔はとても暖かく、優しく……そして彼に似ていた。
最も信頼していた義理の息子だった。
「いや……やめて……見ないで……」
そんな一椰に後ろから抱え上げられて大胆な両足開脚を強いられた美波。
弟二人の濃厚白濁で溢れ返る尻膣に長男のペニスが何度も小刻みに突き刺さる。
「おかあさんのクリトリス、もうぐっしょり濡れてる」
「雄●●●に兄貴のペニス挿入ってんの、丸見え」
ソファに思い思いに座った玖三也と遊二に思う存分結合部を視姦されて視線の拠り所を失った美波はきつく目を瞑った。
「父のいない日に弟二人を咥え込むなんて。美波さんはひどい妻ですね」
スーツを脱いだだけの一椰、バリトン寄りの艶めく声で美波の鼓膜まで犯す。
義理なる母の華奢な肢体を立ったまま持ち直すと成熟したペニスで最奥まで連打してくる。
「ふぅぅぅっ……ぅぅぅ……っっ」
美波は双眸と共に唇をきつく閉じて悲惨でしかない現実を拒もうとした。
「んん……っン、ン、ン……ぅ……っ」
切なげに捩れた表情は醜く歪むどころか仄暗い美貌を際立たせるようで。
父親に対して一途でいようとする様は却って三兄弟を煽った。
「美波チャン、犯されてもきれーだね」
跪いた遊二が一度も達することなく震え続けている美波の熱もつ肉芯を……一思いに頬張った。
「おかあさん、そんなに噛んだら唇が傷つくよ?」
頑なに閉ざされていた美波の唇に玖三也の唇が深く重なった。
「美波さん、父のではなく私のこどもを孕んでください」
たっぷり濡れそぼつ尻膣に一椰の子種が迸るかのように新たに。
義理の息子達に囲まれた美波は弓なりに仰け反った。
胸の内で何度も夫に許しを乞い、禁じられた交わりに限界を来たして。
罪深い絶頂へ堕ちた。
父が新しい家族として紹介した相手は以前にも家に来たことのある人だった。
『みんな……よろしくね』
秘書として父の元で働いていた美波。
以前、他のスタッフと共に食事会に何度かやってきて、目立たないところでさり気なく料理や後片付けを手伝っていた。
玖三也も、遊二も、一椰も。
一目見たその日から彼のことを。
「お願い、もう離して……だめ、いや、いや……」
やっと手に入れた。
もう離さない。
end
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