66 / 153
25-お妃様、この世で一番美しいのはバリタチ男の娘姫でございます/男の娘総攻め
あるところにそれはそれは可憐なる美しいお姫様がいました。
雪のように白い肌、血のように赤い唇、黒檀のように黒い髪。
お姫様は邪悪な鏡を持つ継母お妃に疎まれた挙句、その命まで狙われてしまいました。
継母お妃が刺客として選んだのは森の獣を仕留める狩人。
謂わば殺しのエキスパート。
お姫様の運命や如何に…………。
鬱蒼とした緑に閉ざされた深い森。
そこを進むのはこの森にアジトを構える盗人一味。
柄悪で、横柄で、自己中の、ならず者七人組<七つの大罪>だ。
アイパッチをしていたり、顔に傷があったり、獄中で刻まれるタトゥーの目印があったりと、悪人であるのは一目瞭然だ。
「今日の獲物はしけてんな」
「テンション、ガタ落ちなんですけどー」
「畜生、腹減った」
「腹も減ったけどぉ、ぴちぴちぎゃるとえっちしたい~~」
「死ね、だけど激しく同意しちゃう」
「クソうるせぇ、口縫うぞ、こら!」
「喧嘩はやめてください、刺しますよ?」
七人はアジトである糞オンボロ小屋に到着した。
そこには思いも寄らぬ侵入者が。
「「「「「「「…………」」」」」」」
シャンパンピンクとオフホワイトのフリルいっぱいのドレスを身に纏った、それはそれは見目麗しい可憐なる姫君がベッドの一つに横たわっていた。
唖然としている七人の気配に目覚めを誘われたのか、ゆっくり、起き上がる。
「あ……ごめんなさい……とても疲れてしまって……ご無礼だとはわかっていましたが、つい……」
この辺一帯を領地とするホワイト城の姫君、刺客に追われている白雪は玲瓏たる声で七人に告げる。
七人は顔を見合わせた。
彼らの頭に浮かぶは、イイコならばたとえ睡眠中の夢であろうと決して見てはならない、R18的内容。
どう見てもか弱い世間知らずな白雪に七人のならず者は近づいていく……。
一時間後。
〈七つの大罪〉が住処としている糞オンボロ小屋からはあられもない悲鳴と音が響きっぱなしであった。
「いひぃぃぁぁ!さっ裂けるぅ!」
「ちょ!これ!やばいんですけどー!」
「畜生、いぃぃぃい!!」
「このえっちきっもちぃぃ~~!!」
「死んじゃう!死んじゃう!」
「ああクソ!よすぎるぞ、こら!」
「これ……っすごいです!」
手錠で拘束されたならず者七人はあんあんよがりまくっている。
彼らをあんあん喘がせているのは。
「あははぁ★ ほんっとぉワルイヒト達のお●●●ってさいっこぉぉぉ♪」
なんと白雪の君その人であった。
ドレスを脱ぎ捨て、パープルとブラックレースの透け感ありな、裾に二段フリルとリボンがあしらわれたチューブキャミタイプの小悪魔風ぴちぴちランジェリー姿で。
黒網ガーターストッキングが真っ白な肌によく映えていて。
お尻が丸出しな総レースのショーツはフロントからバックにかけてぱっくりフルオープンであり。
そこからは紛れもないペニスが。
そう。
白雪は姫男子だった。
こっそり殺人武術も嗜んでいる、継母お妃にも負けない悪魔な性格の、デモンズ姫だったのだ。
白雪はそれぞれのベッドに手錠で拘束した〈七つの大罪〉を順々に犯していく。
「ほらほらぁ♪ お●●●におちんぽ挿入ってるよぉ?」
「あっひぃ! お●●●におちんぽずんずんきてりゅぅぅ!」
「ねぇねぇ♪ お兄さん、きったなぁいまん汁出してるけどぉ?」
「ひ! まん汁だらだらでやばいんですけどー!」
「わぁ♪ おちんぽがっつり勃起してるぅ、このすけべ●●●ぉ★」
「畜生ぉぉぉ! すけべ●●●もっと掘ってくれぇぇぇ!!」
「うっそぉ♪ 乳首ピン勃ちしちゃってなぁい?」
「んひぃっえっちぃ! 乳首そんな引っ張っちゃらめぇぇ~~」
「やだぁ♪ 勝手にいっちゃう子にはお・し・お・き☆」
「ぎゃぁぁ! ちんちんとれるぅぅっ死ぬぅぅ!!」
「あれあれぇ♪ お漏らししてる子にもお・し・お・き☆」
「あぁぁぁん! クソお●●●クソよすぎるぅぅ!!」
「あはぁ♪ お兄さんはもういってもいいよ♪」
「あっあんっ! いくぅっいきますーー!!!!」
次から次に射精のオンパレード。
一切劣ることない腰遣いで、バック、正常位、松葉崩し、屈曲位、側位などでもって白雪は彼らをイキ狂わせる。
しまいには七人連結させてフェラさせ合ったり、七人同時に自身の姫ペニスをフェラさせたりと、独裁性戯をきゃっきゃ愉しんでいた。
「みんなぁ♪ イイコイイコ☆ 次は誰のお●●●にはめてあげよっかなぁ★」
刺客の狩人は白雪の本性を知らなかった。
森の中、姫君を追い詰めた狩人。
美しい曲線描く鋭き刃物を逆手に翳し、大木に背中を添わせてぶるぶる震える子羊の首元へ……。
だめだ。
俺にはできない。
こんなに弱々しいものの命を手折るなど。
「……姫、逃げろ」
「……え?」
「あの女の魔力が届かないところへ、とにかくここから遠くへ、いいな?」
これでお別れだ。
そうかっこよく決めて、狩人は、白雪に背を向けた。
そのまま城に向かって森を突き進んでいこうと足を一歩……。
ぼごぉぉぉぉぉん☆
当然、白雪がそのまま狩人を逃がすはずもなく、華麗なる回し蹴りを後頭部にヒットさせた結果、身長百九十に近い大の男は緑の絨毯に沈んだ……。
ともだちにシェアしよう!