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「見て、鈴姫だ!」
「今日もカワイイ~」
「ほんっと、全角どこから見ても女子だよね」
学校一の美少女……は、女装男子、である。
男なのに女子生徒用の制服(しかも改造気味)を着ていて教師に注意されないのは、父親が学校に多額の寄付をしているからだとか。
そんな女装男子、小笠原鈴音の両サイドにはたいてい同じ友達がいる。
「鈴音君、数学の宿題、忘れずにしてきた?」
眼鏡をかけたインテリ美形の椎葉 、百七十四センチ、好きなものは釜玉うどん。
「鈴音、お前そんなスカート短かったら、またパンツ盗撮されるぞ」
白に近い金髪で両耳にピアスを開けた桂木 、百七十三センチ、好きなものはコンビニ弁当。
二人は鈴音にこっそり片思い中である。
男ながらも華奢でかわゆい鈴音を守ってやりたい、抱きしめたい、キスしたい、ほにゃららら……といった欲望をこっそり抱いている。
ちなみに二人はお互いライバルだと認め合った関係にある。
(桂木君、君には負けませんからね……)
(鈴音はお前なんかに渡さねー)
「今日はどのランチにしよっかなぁ♪」
二人の間で無邪気にはしゃぐ鈴音。
今日もかわゆい彼に二人は決意を固める。
「鈴音君のことが好きなんだ」
「鈴音、俺と付き合えよ」
鈴音はマンションで一人暮らしをしている。
放課後、ゴス風インテリアが数を占める派手な部屋へ遊びに来ていた椎葉と桂木はとうとう鈴音に告白する道を選んだのだ。
が、二人は呆気なく玉砕することとなる。
「……二人の気持ちはうれしぃ♪ だけどね★」
ボク、好きな人がいるの☆
まさかの回答に二人は凍りついた。
自慢じゃないが、いや、自慢になるが、今までフラれたことなど一度もなく、というか、年がら年中告白される立場にあり、相手は選び放題、体だけの付き合いなら現在進行形で掃いて捨てるほどいる。
それが、まさかの、二人揃って玉砕。
プライドの高い二人は易々引き下がれずに必死に鈴音に言い寄った。
「鈴音君、僕だよ!? 学年成績トップの死角一つないこの僕からの告白を、君は、断るって!?」
「カノジョどころかセフレ待機中の女だって多い俺を、そんな、簡単にあしらうのかよ!?」
これまで見たこともない二人の剣幕に鈴音はびくびくする。
引き下がれない二人は乱暴な手段に出ようと、目配せし合った。
「こんなことはしたくないけれど、」
「俺達を裏切ったお前が悪いんだぞ、鈴音?」
助けの来ない最上階、二人は鈴音を無理矢理押し倒した……。
「椎葉クンも桂木クンもひっどぉい★」
プロレスラーを父に持つ鈴音は華麗な寝技で二人の意識をとりあえずシャットダウンした。
次に、二人を素っ裸にし、ファンシーなキングサイズベッドに仰向けにドスゥゥッと放り投げると。
極悪なお友達からもらった手錠を三つ、大好きなお菓子でも用意するように、スキップで持ってきた。
目覚めた二人はびっくり仰天する。
椎葉は右手を、桂木は左手を、手錠でベッドに拘束されていて。
椎葉の左手と、桂木の右手は、手錠で繋がっていた。
「今からお仕置きタイムぅ♪」
「おおおおおしおき?」
「な、何の冗談だよ、鈴音……」
黒のレザーが艶めくボンテージを身に纏った鈴音の姿に、二人は正直、どきどきが止まらない。
ベッドに立ち上がった、編み上げコルセットに際どい激ミニショートパンツで半ケツ状態ヘソ出しルックスの鈴音は、愛用のローションを可憐なる笑顔で二人の股間に……。
ぶりゅりゅりゅりゅりゅ!!
「ひぃ!!」
「つっつめてぇ!!」
「二人ともぉ、ローションくらいでビビっちゃだぁめ★」
ベッドが汚れるのを一切気にせずに、鈴音はローション一本、二人の下肢にぶちまけると。
ガーターストッキングに包まれた足先で。
「ひぃぃぃ!!」
椎葉のおちんちんを踏んづけた。
もちろん、再起不能にならないよう、加減して。
それでも椎葉のショックはでかい。
あの愛くるしかった、可憐な鈴音が、笑いながらチンコを踏んづけてきたのだから。
「ほらほらほらぁ♪」
鈴音はグロスたっぷりの唇をふんわり綻ばせ、足裏でぐりぐりぐりぐり、椎葉のおちんちんを踏み続ける。
「すっ鈴音君っそれやめでぇぇぇえ!」
すぐ真横で悶絶する椎葉に桂木は否応なしに青ざめる。
逃げ出したくとも、手錠で拘束されている身では、何もできない。
ベッドに括りつけられていない方の手で、二人力を合わせて抵抗しようと思えば何とかなったのかもしれないが、如何せん、ショックがでかすぎて。
「うぎゃぁぁぁ!!」
チンコ踏みの刑が自分に回ってきて、桂木は、情けない悲鳴を上げた。
しかし何故だろう、勃起してしまうのは。
鈴音の真の魅力に心身ともに跪いてしまうのは。
「桂木クンの処女アナル●●●、いただきまぁす☆」
鈴音はのっけから屈曲位で桂木の尻穴に勃起ペニスをぶっ挿してきた。
ショートパンツのファスナーを全開にし、取り出したグロ肉棒で、きゅぅきゅぅざわめく腸粘膜を問答無用に拡張する。
ローションで滑りをよくしたため、ぬるるるるっと、一気に奥まで到達してしまう。
「んぁぁぁぁぁ!! んやぁっいやぁぁぁ! やらやらやらぁぁぁぁ!!!!」
「あははぁ☆ あの桂木クンが女の子みたぁい★ ここはすっごくゲス●●●だけどぉ♪」
さらにぐっと前のめりとなり、両足を持ち上げ、無慈悲な腰遣いで桂木のアナル姫初めを続行する。
「ンヒィィぃ~~!! しゅっしゅずねぇぇ!!!!」
カシャカシャと手錠が耳障りな音を立てる。
すぐ真横で尻を掘られている桂木の振動を手錠伝いに感じながら、椎葉は。
ローション塗れのペニスをひくひく勃起させていた。
「椎葉クン、お友達が犯されてるのにコーフンしちゃうなんて、随分な淫乱クン☆」
ぶるるるぅんっ、と、鈴音は桂木のアナルからグロ肉棒を引き抜いた。
次は、強張っている椎葉に、エンジェルスマイルを崩さずにのしかかっていく……。
ぎしぎしぎしぎしぎしぎしぎし!!
「あっあぁぁんっらめぇぇ!! そんな激しいの死んじゃぁぁぁぅぅう!!!!」
鈴音は松葉崩しで椎葉の処女アナルを頂戴した。
片足を高々と持ち上げ、股間に華奢な体を割り込ませ、怒涛のピストン運動に励む。
小さな尻穴をこれでもかと抉じ開けて、ローションでぬるぬるの肉粘膜内にグロ肉棒をぬっぽんぬっぽん出し入れする。
「ね、淫乱尻●●●、きもちぃぃ? もっとおちんぽほしぃ?」
「ほっほしぃぃぃぃぃい!! 淫乱●●●におちんぽぉぉ!! おちんぽでもっとずぼずぼしてくだしゃぃぃ!!」
鈴音はその背中に真っ黒な翼でも生えてきそうな勢いで、末恐ろしいくらいの速度で、椎葉の尻穴奥を荒々しく突いてきた。
「あひぃぃぃぃぃい!!!!」
「……あ、桂木クンが休憩してるぅ☆」
シーツにぐったり身を預け、ぜぇぜぇ息をしていた桂木を視界に止めて、鈴音は、動く。
「んぐぅぅ!?」
「んんんん!!」
桂木の金髪を鷲掴みにするなり、尻を掘っている最中の椎葉へ、強引にいざなって。
ライバル同士の二人にキスをさせた。
かつてない発熱でぼやけていた二人もさすがに目を見開かせた。
「こーら、離れちゃだめぇ☆」
慌てて離れようとした桂木の頭を掴み直し、鈴音は、強制的にキスを続行させる。
椎葉のアナル奥を貫く肉棒でごりごりぐりぐりごりごり、しつこく刺激しながら。
「んふぅ……っんんぅぅ……!」
「お友達の淫乱クンが苦しそうだよぉ、桂木クン?」
「んぐぅぅっ?」
「おちんちんしごいて淫乱ざぁめん出してあげればぁ☆」
細い腰をがんがん振りながら鈴音は桂木に命令を下した。
「んっんっんっんぁっぁっ桂木く……!」
「はぁっぁっんはぁぁっぁっ椎葉ぁぁ……!」
我を忘れて快楽に溺れて絡み合う椎葉と桂木。
さっきからガシャガシャと金属音が絶えない。
互いを繋ぐ手錠つきの手で、互いのペニスをしごき合ったり、時には唇と同じく濡れそぼつ亀頭同士を熱烈に口づけさせたりするのに夢中で。
「ゲスな二人、お似合いだよぉ★」
二人のアナルを悠然と行き来する鈴音。
ツインテールを揺らめかせて、一向に衰えることない猛獣さながらの腰遣いで、尻穴の奥の奥まで食い散らかす。
二本目のローションを結合部に垂らしつつ、ぶしゅぶしゅ、ぬちゅぬちゅ、ぬるぬるセックスを満喫する。
「次はどっちに中出ししてあげよっかなぁ♪」
「ぼっ僕にぃっっ僕にざぁめんらしてぇぇ!」
「おっ俺にくだしゃぃぃ! おねがぃぃぃ!」
あっという間にぬるぬるセックスの虜になった二人におねだりされて、鈴音は、可憐に笑う。
「じゃあ、豚さんの鳴き真似が上手な方に射精してあ・げ・る♪」
都会の死角で今日も誰かが狙われている。
「や、やめてくださぃ、こんなことぉ……こわぃぃ(/ ;)」
「うるせぇ、黙れ、その顔ナイフで切り裂かれたくなかったら言うこと聞け、オラ」
「うぇぇぇぇん(/ ;)……なんちゃって★」
ぐしゃッッッッ☆
「いッいでーーーーーッ、歯がッ、歯ぁ折れたぁッ」
「頭突きクリティカルヒットぉ☆ 次はおにぃさんのゲスケツ●●●にナイフよりごっっついボクの凶器ブチ込んであ・げ・る★」
「いっ、いやぁーーーーーッッ」
今夜もサタンなバリタチ女装男子がきゃっきゃ笑いながらゲスい獲物を狙い違わずズコバコ仕留める。
えんど★
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