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「あんっ、あんっ、あ、ぁん……んっ、やべぇっ……あんっ」 肉襞を捲るようにペニスで膣奥を穿たれてユキミはよがりまくった。 顔と顔を合わせた正常位姫初め、膝頭を掴まれてM字開脚で固定され、激しく余すことなく掻き回された。 「ぅはあ……っはぅ……っはぅ……っ俺様ぁ……っきもちい……っ和哉ぁぁ……っ」 二十年前に見初めた頃はまだあどけなかったぺにすが、今やすっかり成熟した剥けカリ高ペニスとなって、子宮口をごっごっごっごっ叩いてくる。 小刻みに膣奥を突かれながら、尖っていた乳首を念入りにしゃぶられ、片方の平面胸をじっくり揉みしだかれると、ユキミは和哉の脇腹に両足を絡ませて身震いした。 「和哉ぁ……俺様にぃ……俺様の腹に子種汁……たんまりそそげ……っ」 ちなみに中出しされても男ふたなりのユキミが人間こどもを孕むことはなかった。 「……ああ、わかった、ユキミ」 「俺様ぁ……和哉のこども孕めなくても……お前のかけら……ほしいンだよ……」 なんとも健気なことを言うユキミの唇に和哉は愛情たっぷり口づけた。 より勢いをつけて高速ピストンへ。 最奥を狙って膨張亀頭を何遍も何遍も膣壁に擦りつけた。 「射精()すぞ……ユキミ……っ」 「あんっ……和哉ぁ……! きて…………!!」 無心で荒々しく腰を振った末に和哉はユキミの膣奥で射精した。 愛蜜で濡れ渡る肉の狭間で思う存分種付けした。 「あぅ…………!! くぅぅ…………!!!!」 ユキミは和哉にぎゅっとしがみついた。 今度はドライで達する。 二人の狭間で薄紅ペニスが狂ったようにぷるんぷるん痙攣した。 「あ……っあ……っ……すっっっげぇきてる……和哉の子種ぇ……あったけぇ……」 少し苦しげに眉根を寄せ、でも唇には微笑を添わせて、ユキミは感極まった……。 「ほら、ユキミ」 「ああぅぅ……和哉ぁ……もぉかよ……?」 「次はこっちを可愛がってあげるから」 夢見心地で感極まっていられたのもほんの束の間、すぐさま復活した和哉に四つん這いにされたユキミ。 和哉のずる剥け亀頭が宛がわれている場所は……アナルだった。 掴み心地のよい尻たぶを左右に押し開き、精液でべたつく青筋ペニスを小さき肉孔に呑み込ませていく。 「あ、あ、あ、あ、あ」 音が立つほどに切れ感のあるリズミカルな律動。 ロングストロークでアナル姫初め。 こちらも奥までがっつりペニスで味わった。 「あ! あ! あ! あ! あふぅぅ……! しゅンげ、ぇ……!! おしりのあにゃぁっ……イイ……!!!!」 布団に這い蹲ったユキミもひたすら腰を振ってアナル奥で生じるペニスとの摩擦を強めようとしている。 「んっんっんっんっんっ……っ和哉ぁぁ~~……っ」 「な、ユキミ……自分でしごいてみろ」 「んっっっ」 「俺はこっちを……」 アナル奥を深めにずんずん掘りつつ、和哉は片手をユキミの股間へ。 びちょびちょのクリトリスをくにゅっと摘まみ上げ、緩々、いじった。 「はぅっっ!!」 そして愛蜜だだ洩れの膣に指三本を根元まで埋めきり、ぬぷぬぷぐぷぐぷ、奥で頻りにピストンさせた。 「はぅぅン!! イイ……!!」 ユキミは勃起中の薄紅ペニスを自らしごく。 一連の所作と連動してきゅぅきゅぅ締まる極上アナル。 和哉のペニス全体に肉の壁が密着してやらしく蠕動している。 まるで一滴残らず精液が搾り取られそうな。 「かっ和哉ぁ……っも、俺様ぁ……らめぇぇ……っ……!!」 「ああ、俺も……っユキミにまた射精すよッッ」 「は……っくはぁ……っぁぅぅ……っはっぅぅ……っぁっぁっぁっぁっぁ……ぁぁぁぁぁ~~……!!!!」 二人はほぼ同時にすっかり病みつきとなった絶頂へ……。 夕日の降り注ぐ古めかしい稲荷神社の境内にて。 ユキミに手を引かれて異界から自分がいるべき世界へ戻ってきた和哉は視界いっぱいに満ちる茜色に眩しそうに目を細めた。 「なぁ、ユキミ……」 振り返ればもうそこに真っ白な妖狐男子はいなかった。 ただ台座に据えられた狐の像がお行儀よく座っているだけ。 北風に吹き荒ぶ落ち葉、あっという間に濃くなっていく影法師。 雑木林のざわめき以外、何も聞こえてこない茜色の澄み切った静寂。 踵を返した和哉は一人稲荷神社を後にした。 雑木林を抜けて常夜灯のそばに停めていた車に乗り込み、空いた田舎道を走り抜け、点在する集落も速やかに通り過ぎてしょぼい町に出る。 商店街近くにある自宅アパート、駐車場に一端車を停めると今夜の晩御飯となるおかずをいくつか買い込み、吹き抜けの階段をカンカン上って角部屋の我が家へ。 「よぉ、おかえりぃ、和哉」 チャイムを鳴らす前に和哉の足音を聞きつけていたユキミが勢いよくドアを開けて出迎えてくれた。 そう。 今現在、和哉とユキミは一緒に暮らしている。 「……なぁ、ユキミ。もういい加減、姫初め、ここで迎えてもいいんじゃないのか?」 「嫌だ、ふざけんじゃねぇ! せっかくの姫初めはムード満点、訪問販売も勧誘も騒音もなーんにも気にしねぇでしっぽりできる、あの屋敷が絶対ぇいいんだよ!」 「はいはい……」 「あ! 俺様の大好物おいなり!!」 毛玉つきのぶかぶかスウェットを着て狐耳を引っ込めた真っ白ヤンキーならぬ妖狐男子は嬉しそうに今夜のおかずの匂いをかいでいる。 年明けに姫初めの相手となる、そんな契約内容がいつの間にか自然と「一生涯の相手となる」に切り替わったようだ。 end

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