124 / 153

39-5

「今日は五コマ講義がビッシリあった、それから大学の食堂で晩ごはん食べて、近くのネカフェにバイトに行ってきた、それだけだよ」 不安がっている魅叉鬼に今日一日の行動を報告したシマは。 外出着のままベッドに乗り上がった。 横向きになって毛布にしがみついている魅叉鬼の背中に添い寝した。 「心外だな」 今日一日、自分が外に出ている間不安がって、あれこれ悩むのにも疲れていつの間にか寝てしまっていた健気な淫魔を抱きしめた。 「昨夜(ゆうべ)の<あれ>がつまんなかった? そんなわけない……」 指通りのいい白アッシュの髪に鼻先を沈め、魅叉鬼の匂いを直に吸い込んだ。 「今日ずっとギリギリだった」 「へ……?」 「昨夜のこと思い出したら講義中でも興奮しそうで危なかった」 不安に巣食われていた吊り目がパチパチと瞬きを繰り返した。 「俺のでお腹いっぱいになりたい、とろとろになりたい、そんな真っ向から欲しがってきた魅叉鬼のこと、はっきり覚えてるよ」 『初めてなら、ゆっくり、優しくしなきゃな』 『っ……シマの……しゅげぇ……やっぱでっけぇ……やっと……もらえた……』 『……』 『シマに選ばれた相手の女、みんな、うらやましかった……みんな、すげぇきもちよさそうで……』 『……覗き見しすぎ』 『シマぁ……オレに種付けして……』 『種付けって、お前な……』 『いっぱい、いっぱい、オレのこと突いて……シマのモンにして……』 『……もう処女じゃないよ、俺が有難くもらった』 「今日一日、初めての留守番、よく頑張ったね」 シマはこどもに言うみたいに魅叉鬼の耳元に囁きかけた。 一日中待ち侘びていたその声に魅叉鬼はブルリと吊り目を震わせた。 「ちゃんとイイコにしてたご褒美くれよ……」 胸元に回されていた腕をとって、自ら、トレーナーの裾で隠れている股座へと導く。 「……魅叉鬼、お腹壊すかもしれないから下にも掃くよう言っただろ」 ノーパンの感触にシマが苦笑すれば「うるせぇっ、淫魔はパンツなんかそうそう履かねぇっ」と言い返してきた。 片方のクロミミをピクピク揺らして。 ……これって魅叉鬼のクセなんだろうか。 「こんな風に……すぐ触ってもらえっから……必要ねーもん……」 クロミミの片方ピクピクにほんのちょっとだけ気をとられていたシマだが、スケべにも程がある淫魔の発言に挑発され、甘ったるい誘いに乗じた。 「……あ……」 さらに魅叉鬼に身を寄せる。 両腕にすっぽり包み込める細身の体、性的に人を堕落させるという淫魔の割に初々しい反応を示す彼の恥部に手を這わせる。 まだ誰の熱も知らない純潔ペニス。 ぷりぷりとした睾丸のすぐ真下には、クリトリス、濡れやすい膣孔があった。 まだ手つかずの後孔に興味を引かれつつ、シマは、閉ざされた肉びらをそっとなぞる。 「ん」 なぞっただけで、昨夜にたっぷり快楽を植えつけられた蜜孔が速やかに潤い出した。 未使用で小振りの淫魔ペニスが独りでにピクン、ピクン、揺れる。 しばしなぞった後、中指の先を肉びらの狭間にツプリと割り込ませ、クリトリスをやおら擽れば、ピクンッッ、さらに跳ね上がった。 「あ、ん……そこ……シマにいぢめられんの、好き……」 「……どんな風に虐められたい?」 「んっ……もっと、いっぱぃ、優しくいぢめられたぃ……」 シマは言われた通りにしてやる。 腕捲りしたチャコールグレーのストライプシャツ、ストレッチデニムのボトムスを履いたまま、トレーナーとニーハイストッキングしか身につけていない魅叉鬼の恥部で長い指を悩ましげに蠢かせた。 あっという間に溢れ出した愛液を指腹に掬い、肉芽に馴染ませ、そっと小刻みに何度も擦り上げる。 時にイタズラにふくよかな肉襞を左右からきゅっと閉じ合わせ、緩々と摩擦し、間接的に刺激したりもした。 「あ、ぅ、ン……っ……オレぇ……濡れひゃぅ……」 「うん。魅叉鬼のココ、もう、こんな……」 蜜汁の氾濫する膣孔にシマはもう片方の手で触れた。 クリトリスを指腹で丁寧にしごきながら、浅く、浅く、満遍なく濡れそぼつソコを指でじっくり突いた。 「ここに俺からのご褒美がほしいの……?」 毛布を握り締めた魅叉鬼はコクコクと頷いた。 「ほしっ……ご褒美ほしぃ……シマぁ……」 「明日は講義もバイトもないから。昨夜よりいっぱい、何回もする……?」 「するっ……シマと何回も何回も何回も交尾する……っ」 これまでにない興奮で理性と下半身が爆ぜてしまいそうだ……。

ともだちにシェアしよう!