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お尻の経験値はまだまだ浅いというのに。
アソコを突かれながら後孔を指でいぢられた。
二つの穴を同時に攻められて、柚木は、駄々っ子も顔負けなくらい左右に首を振りまくった。
一方で、エプロン裾を捲り上げるペニスは悦びの雫を次から次に溢れさせ、どこもかしこもヤラシク濡れそぼつ羽目に……。
「ふぇぇっ……やだーーーー……っっっ」
「わがまま言わない、柚木」
「ッ、ッ……立ったままとか鬼畜すぎっ……せめて向こうに……ここじゃ、やだ……やだやだやだやだ……やだ」
「柚木がいきなり甘噛みなんかして、俺の匂い、フンフン嗅ぐから……大豆みたいに」
「フンフン嗅いでないっっ」
「……」
「ひ、ぃ、ぃッ……比良くんに嗅がれてっ……」
「……いい匂い、柚木、シャワー浴びたんだ?」
ギクリ
「もしかしてそのつもりで……?」
昨夜の失態なる寝落ちへの詫びもこめ、露天ジャグジーではなく内風呂でさっとシャワーを浴びていた柚木は。
まぁまぁ図星ながらも必死になって比良にお願いした。
「ほんと……ここじゃむり……片足立ちすんのも限界だから……玄関、怖ぃぃ……」
ヒィヒィしている平凡男子の懇願に凛と煌めく比良の双眸がスゥ……と細められた。
「わかった」
ああ、やっとこの場から移動できる、柚木がそう安堵できたのも束の間のことだった。
「ぇっっっ?」
玄関ホールの壁際で比良は柚木を軽々と抱き上げた。
入り口から奥まで満遍なく潤うアソコにペニスを挿入したまま。
「ぇっ?あっ?うそっ?えぇぇぇっ?」
床から両足ともに離れ、スムーズに抱っこされたかと思えば、ゆっさゆっさと揺さぶられて。
紛れもない対面駅弁プレイに柚木は堪らず首を竦めた。
「ゃっ、ゃっ、ゃめ……!」
「うん、柚木、片足立ちが限界だったんだよな……? だから抱っこしてあげた、これで問題解決だ……」
違う違う、そうじゃ、そうじゃない、ぜんっぜんそうじゃない!!
「はっ、ぁぁっ、ふ、深ぃっ、これ深ぃ……!」
しっかり抱き抱えられて、空中で固定されて、逃げ場を完全に失って。
力強さを見せつけられるような初体位で幾度となく深々と突き上げられて。
柚木は比良に全力で縋りついた。
もう拒むこともできずに過激律動に身を委ねるしかなかった。
「バイトで前より体力がついたんだ」
アソコの奥を小突かれまくってヒィヒィしている、バランスが崩れて落下しないよう自分に一生懸命しがみつく柚木に比良は囁きかけた。
「だからこんなこともできる……」
比良は柚木の体をバウンドさせるみたいに上下に揺らした。
男前ペニスがそれはそれは激しくアソコに抽挿される。
背中で結んだ純白エプロンのリボンを靡かせて柚木はさらにヒィヒィし、比良のニットに爪を立てた。
「ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ」
エプロン裾を捲り上げて外気に覗く童貞ペニス。
その先っちょにてカウパーがとろとろと湧き出した。
「柚木、いっぱい濡れてるな……」
吐息まじりの艶めく声で指摘されると、どうしようもなくなって、もっと濡れた。
抱え直され、前後に小刻みにピストンされると、我慢できずにハイブランドのニットにかぢりついた。
「柚木、仔猫みたい……」
重度の溺愛欲に火がついて。
興奮が止め処なく上昇して。
比良は厚い腰を振り立てる。
風通しのいい玄関ホールで裸エプロン柚木をここぞとばかりに愛しまくった。
「は……ッ……ッ」
アソコの最奥を一思いに貫いたところでピタリと止まった律動。
「あーーーー……っっっ」
比良の嘆息の後に続いた柚木の切ない悲鳴。
微痙攣する柚木のお尻に限界まで密着した、引っ越しバイトを経て以前よりも鍛え抜かれた比良の腰。
数回、音を立ててしぶとく突き上げ、また停止して。
二人いっしょに深呼吸を繰り返した。
「あ、ぅ、ぅ、ぅ……比良く……」
比良の熱飛沫をアソコ奥で受け止めた柚木は、ニットにヨダレをだらだら垂らし、より一層力を込めて彼に抱きついた。
「ん……柚木……顔上げて……?」
「っ……っ……ん……ぷ……」
比良は柚木を抱っこしたまま無防備だった唇を唇でなぞった。
糸引く口内で脱力していた舌先にゆっくり吸いついた。
「ん、ぷ、ぷ、ぷ……っ」
「……柚木も吸ってみて、俺の……」
白昼の絶頂でクラクラしていた柚木は言われるがまま自分がされたように比良の舌先を吸った。
「ぷ、ぁ……比良く、ンっ……ぅ……んっ……っ……っ」
交互に吸った後の舌を唇の狭間で絡ませ合ったら。
いつにもまして刺激的で不埒なキスになった……。
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