11 / 16

11

 先生に手を引かれて、少し蒸し暑い体育倉庫に入った。 「こんなとこで悪いな…。」 「ぼ、僕は平気です…。」  ドアをしっかり閉めると、薄暗くて、光は小窓から漏れてるだけ。  そして、それは瞬間のことだった。  僕の唇はあっという間に先生に食べられた。 「は、ふぅ……ん……ん…。」 「もっと、声聞かせて…月宮……。」 「せんせぇ……んん……。」  先生の綺麗な手がスルリと僕の体に触れてきた。  シャツのボタンは簡単に外されて。  情けなく貧相な身体が露わになる。 「や……はずか、し……。」 「可愛いよ、月宮……。」 「そ、そんな、こと……。」 「乳首、可愛い……。」  先生の熱い舌が、僕の身体を這う。  感じて主張した乳首を、先生の唇が触れてくる。 「や……あ、はぁ……っ。」  チュパ、チュパ、とわざとらしい音を立てて。  時折僕を見る先生の眼は獣のようで。  それに胸が益々高鳴る。

ともだちにシェアしよう!