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第5話
服を全部脱がされ、ずしりとした重みを全身で受け止める湊斗。幸せ過ぎて涙が溢れた。
「パパ、泣くほど嬉しいの?」
「ごめんな・・・」
「そんなかわいい顔されたら、手加減できなくなるだろ!?煽るの上手なんだから」
「そんな事ない・・・わ、渉‼」
ぐいっと脚を大きく掬い上げ、湊斗の股間にしゃぶりつく渉。
「やぁん・・・待って・・・」
性急に父親を求めてくる息子の姿に、湊斗は正直、戸惑った。彼の肩に爪を立てるも、力は入らない。
「あぁ・・・・あ、あ・・・」
いやらしくねちっこく舐め回され、湊斗の口から甘い嬌声が上がった。
それは、渉の欲情を更に掻き立てた。
潤み始めた茎に、口唇を押し付け、吸い立てながら舌を使うと、ぴちゃぴちゃと、ネコがミルクを舐める様な音がしてきた。
あまりの気持ち良さに、湊斗の腰が勝手に揺れた。ずるずると、なおも一層強く扱かれ、
「あーーっ、・・・ぁあ・・・」
甲高い声を上げ、四肢を大きく震わせ、呆気ないくらい早く、息子の口腔内に、精を吐き出した。
「渉、汚いから・・・吐き出して・・・」
ごくりと喉をならし飲み干した息子に、湊斗は更に慌てた。
「渉、お腹壊すから」
「パパの、すっごく美味しい」
ゾクっとする大人の色気を纏う彼に見詰められ、湊斗は、全身を朱色に染めた。
「そんなに煽って・・・いけないパパだね」
「違うから」
「積極的なパパ嫌いじゃないよ。むしろ、大歓迎‼」
「おい、渉、何をするーー!ひぃ・・・・ぁ!」
渉は父親の足を更に高く上げると、白くてつるっとした双丘に顔を近づけ、ぺろっと舌を出し、固く閉じている奥の蕾の入り口をつつくと、ぺろぺろと舐め始めた。
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