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昼間の情事3

  とうとう吾妻は槇のねっとりとした腰使いに泣きだした。 「もう………動いて、早く終わらせてください……っ」 「俺一人楽しんでも意味が無いだろう。お前も気持ちよくないと」 「いい、いらないっ………あ、あ、僕はいいから………ぁあ」 耐えきれないように吾妻が槇の腕の中で身悶える。 逃れようとしているようにも、男に行為を催促しているようにも見えた。 槇は動きを止めず、かといって突き上げることもせずに生殺しのように吾妻を攻め続けた。 「あ、あ………ぃや、もう、も、やめてぇ……はぁあ………んう」 頬を朱に染めて、吾妻は啜り泣きながら、もどかしい快楽に堕とされていく。 その淫らな表情にたまらなくなった槇が吾妻の唇を塞いだ。息もできないくらいに激しく貪る。 吾妻はくぐもった呻き声を上げて、槇の舌に咥内を蹂躙された。飲み切れなかった唾液が吾妻の喉を伝う。 唇を解いた槇は吾妻の喉を舐めあげた。 「あぁあ………」 「吾妻。もっと動いてほしいか?」 「いや、いやですあ、あ」 ねっとりと腰を使いながら吾妻の耳を舐めしゃぶり、槇は欲望に掠れた男らしい低い声で優しく囁いた。 吾妻はゾクゾクと震える吐息を吐いた。 「このままじゃ終わらないぞ。早く終わらせてほしいんだろ?」 吾妻は声も無くこくこくと頷いた。 淫らな表情とはアンバランスな幼い仕草に槇は益々興奮していた。 このギャップがたまらないのだ。槙は思っていた以上に吾妻にハマってしまったようだ。 「お願い。もっと突いて、犯してって言ってみろよ」 「いやだ、そんなこと………ああ……」 「ずっとこのままだぞ?」 「あぁ、そんな………ゆるして」 「終わらせてやるから、な? 言うんだ。吾妻」 どうせ逃げられない。やめてはもらえない。吾妻は槇の攻めに屈して震える唇から望まれた言葉を紡いだ。 「………もっと、ついて……ください………」 「吾妻」 「………っ……お、願い……僕を、犯して………アアッ!」 槇に大きく突き上げられて、吾妻は目を見開いて悲鳴を上げた。 そのままガツガツと腰を打ち付けられて、激しく揺さぶられる。吾妻は堪え切れずに甘い悲鳴を立て続けに上げた。 「あ! あっあっ、う! ………やぁあッ!」 槇も耐えていたのだ。 欲望のままに熱い肉棒で吾妻の蕩けたアナルを思うさま犯した。 アナルからはぐちゃぐちゃと卑猥な音が響く。槇は吾妻の足首を掴み、何度も尻に腰を打ち付けた。 あまりの激しさに吾妻は何も考えられなくなってしまう。 「あ────ッ! ………あ、あぁああ!!」 いいところを抉るように突き上げられて、吾妻は悲鳴を上げて絶頂に達した。 ヒクつく腹の上に白濁をびゅくびゅくと漏らして。 「あっ! いやっ………待っ、うごかないでぇ………あうぅ!」 イッたばかりの敏感な体を休む暇を与えずに、槇は犯し続けた。 「嫌ぁ! お願い………やめてやめ………ッあ! ………も、ゆるし………ひぃ、い!」 「お前が俺を煽ったんだ」 「ちが………違うっ、あ! あ、あ、あ………いや、あぁ」 絶頂に近付いた槇は吾妻からペニスを抜いてゴムを外した。吾妻の頭を掴み、自分の手でぺニスをしごいた。 「………くっ」 「あ!………ん、う」 槇は吾妻の顔を汚すように、額から唇にかけて射精した。 ハァハァと荒い呼吸を繰り返す吾妻の唇に、どろりと白濁が垂れていく。 初めて男に顔射されて、虚ろな瞳で自分を見上げる吾妻は貞淑さとはかけ離れた表情をしていた。 槙の下肢に再び熱が集まっていく。 少し呼吸が落ち着いてから、槇はティッシュを取って吾妻の顔を拭いた。 「………シャワーを浴びよう」 泊まり込む事もあったので、事務所にはシャワールームも完備されていた。 槙は吾妻を抱き上げて運び、靴と靴下を脱がせてからシャワールームに押し込んだ。槇も手早くスーツを脱ぎ、シャワールームに入った。 「んぅ」 熱い湯を浴びながら、槇は吾妻に口付けた。まだぼんやりとしたままの吾妻を支えるように抱きしめて、濃厚なキスをする。吾妻は従順にキスを受け入れていた。 ソープを手に取った槇の手が吾妻の裸体を這い回る。 「あ、じ、自分でやります」 「いいから」 槇の手は再び快楽の火を付けるように、吾妻の乳首やペニス、アナルをぬるぬると洗っていた。 吾妻の息が再び荒くなってきた。槇の息も欲情した男の呼吸になっている。 「あ! だめ、今日はもう……終わったって………あ!」 「俺は終わったなんて言ってないぞ」 吾妻はくるりと体を反されてシャワールームの壁に手を付くように立たされた。腰を掴まれて尻を突き出し、再び勃起した槇のペニスが宛がわれる。 「嫌っ、待って! やめて、お願いっ………あ、あうぅうっ」 「………吾妻」 また尻を奪われた。槇は両手で細い腰を掴み、今度は立ちバックで吾妻を犯し始めた。 槇はゴムを外していて、火傷しそうに熱い肉棒に貫かれた吾妻はぶるぶると震えながら必死で立っていた。 崩れ落ちそうな足に力を入れる事で余計にアナルを締めてしまい、その締め付けは男を喜ばせた。 それに、吾妻自身を望まぬ快楽に染める結果になった。 「あぁ嫌、いやだ、あ、あ、! あ………やぁ、はぁ、あ………ッ」 シャワールームに吾妻の啜り泣く声と尻肉を打つ淫らな音が響き続けた。

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