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第11話 快楽(R)

もっと舐めまわして欲しい…と思ってしまい、気がつけば胸を強調するかのように突き出していた。 それにおじさんが応えるかのように激しく吸い付く。 チュパチュパ、じゅるるるっ…ッ 「あ、あ、あぅんッ」 「チュパ、…ハアッハアッ、気持ちいいかい?」 「あッ、あうっ、ぅ…」 聞かれて思わず頷いていた。 僕…女の人になったみたい。 ぼんやりした頭で考えていると、おじさんが視界から消えて、下がっていく。 何?と、思ったけれど両腕は万歳の形で布の様な物で固定されているから起き上がれない。 すると、おじさんは僕の脚の間に体を割りませてきた。 「さて、結斗のカワイイのを見せてもらうよ?」 そう言って、一気にズボンとパンツを脱がされてしまう。 スンスンとおじさんが匂いを嗅いでいる。 恥ずかしさに身を捩ろうとしたが、間におじさんが入っているので叶わない。 「フフッ。可愛がるには丁度いい大きさだ。皮をしっかり被ってる。色も形もカワイイ童貞君だね」 揶揄されてカァーッと顔が赤くなる。 僕のアソコは体格に見合った大きさだ。 そして、セックスの経験も勿論無いので童貞で間違いない。 「さぁ、ここも可愛がってあげないとね」 少し顔を持ち上げて見てみると、おじさんの頭が僕のアソコへと沈んで行くのが見えた。 「どんな味がするのかな…?」 声と共に僕のアソコへ熱い湿った物が触れてきた。 ペロッ 「あ…ッ」 ペロッペロペロピチャピチャピチャピチャ… 「結斗のココ。もう沢山美味しい汁を溢してる」 「やっ、やだぁ…ッ」 厭らしい事を言うのは止めて欲しい。 「何が嫌なの?言ってごらん、結斗」 おじさんは直ぐ様僕のおちんちんへと舌を這わせる。 「や、あッ、あーッ」 舌どころか、誰にも触れられた事のないアソコを舐められるのだから耐えられない。 「んふっ、う…ッ。ソコだめ~ッ」 快感に逆らって声を上げると、おじさんが唇を離した。 「ソコじゃ分からないよ?ソコって、何処の事だい?」 おじさんの優しい口調とは裏腹に、意地悪な意図が見える。 恥ずかしくてなかなか言えない僕を楽しんでいた。 「言えたら止めてあげようかな~」 その言葉に、僕は戸惑った末に口を開いた。 だって、あんな所を舐められるのは異常だ。 いけない事だと分かるから。 僕は溜まっていた唾液を呑み込むと、意を決した。 「海里おじさん…ッ。その、あの…ソコ…僕の…おちんちんッを…舐めないで…下さい」 最後は小さな声になっていた。 口に出すのは恥ずかしすぎる。 しかも自分のおちんちんなんて、言えたものじゃない。 「だぁーめ!でもカワイイから許してあげようかな」 その言葉に僕はパッと顔を向けた。 こっちを見ながらおじさんは笑っていた。 「言葉に卑猥さが足りなかったけど、許してあげるね…文章は、ね。卑猥さ不足なので、やっぱり続けるよ」 そして再び僕のおちんちんは熱く湿ったおじさんの口へと招き入れられた。 ペロペロ、レロレロレロレロ、ペロペロ 先端を舐めながら竿の部分を手で扱かれる。 「ほら、見えるかな?」 言われて目を向ける。 少しぼんやりした頭で…。 「少し皮を下げたら、厭らしい赤色が出てきたよ」 目を向けたことを後悔してしまう。 いつもは皮を被っているおちんちんが少しだけ頭を出している。 快感に興奮した自分の物ほど嫌なものはない。 「ほぅら、亀頭がこんにちは~。赤くて先走りでヌルヌルしてる。これから初めてのフェラだよ」 おじさんがニヤリと笑う。 「先っぽを舐められると、逆らえないよ~。ここの穴は気持ち良いからね、ほぅら…ちゅぅッ」 おじさんが再び舌を這わせる。 少し出てきた亀頭にある尿道口を尖らせた舌でグリグリ刺激される。 優しい動きの手と、激しく動く舌。 「あッ、あッ、あぁッんふっ、んうッ」 ベロベロベロペロペロ、ぢゅっちゅぅ… 「あうっッ~ッ、はぁんッ」 おじさんは舐めたり吸い付いたりと、激しく動く。 逃げを打つ僕の腰を大きな手でガッシリと掴んで離さない。 「だ、ダメッ、いいッ、あぁ~ッ」 慣れない快感の渦に頭はショート寸前。 僕は、おちんちんがおじさんの口の中で膨らんでいくのを感じていた。 僕のおちんちんを口に入れたおじさんの頭が激しく動く。 ジュプジュプジュプジュプジュプジュプッ 「ああっ、や、や、あ、あ、あ!」 快感に耐えられない達する寸前の僕の顔をおじさんがジッと見ていたのも気がつかない程に頭は酸欠状態。 目も閉じて快感を追い出そうとしたが、無理だった。 おじさんの経験豊富な舌技には敵わない。 とうとう僕は、陥落する。 「イクッ、あぁンッ…イク、イクッ、イッちゃ…ぅッ」 様子を伺っていたおじさんが、最後の攻めとばかりに吸い付いた。 ぢゅっ、ぢゅるぢゅる、ぢゅぢゅぅーッ 「い、アッ…」 その瞬間、僕のおちんちんがビクビクとなる。 そして熱い物が駆け上がっていき、出口を目指すのが分かった。 腰が跳ね上がるけど、おじさんがしっかりと掴んでいる。 恐ろしい事に、おじさんは頭をまだ動かしていた。 チュパチュパチュパチュパ 「~~~ッ!!」 声にならない。 ビクビクビクビクッ おちんちんと共に体を痙攣させる。 顎を仰け反らせて、腰を突き上げると益々おじさんの口へとおちんちんを入れる事になった。 だけど、今の僕には関係無い。 僕の全身に快楽が走り抜けていく。 びゅくっ、びゅるるっ おじさんの熱い口腔内へと射精した僕は、硬直する。 ゴクゴクゴクッ 静まり返った室内に、僅かな音がする。 僕はそれが何の音か分かってしまった。 おじさんが、僕の吐き出した精液を飲んだ音だ。 それを耳にしながら、僕は体を弛緩させていった。 「…ッ、はぁはぁ、はぁッ、…ハァッ」 弛緩すると同時に心臓がバクバク早鐘を打つ。 僕…、おじさんに口でイカされた…? おじさんの口の中に、精液を出しちゃったの? 「んぐっ、ハァッ…結斗!ハアッハアッ…結斗の精子ッ、美味しかったよっ」 茫然自失の僕にはお構い無しの海里おじさんは、整った顔に満面の笑みを浮かべながらそう言った。

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