17 / 131

第17話 侵入者(R)

「アッ、ん、…んっ」 レルレル、チュルチュル、ちゅぱちゅぱちゅぱ 「ん、フッ…」 気持ち良い…。 夢の中で僕は、おちんちんを舐められ、しゃぶられて気持ち良くなっていた。 生まれて初めての性的な経験。 人に舐められ、吸われるなんて自分で慰める比では無い。 一度味わったら忘れられない快感。 おじさんの熱い舌が、汚ない場所を味わったなんて信じられない。 あれだけ否定した行為を思い出したせいか、体が高ぶる。 「ハァッ…ハァ…あ…?」 もうすぐでイク所で、快感が遠退いていく。 何で? 「ハァッ…ハァ…ッ。~ンゥ、やめないでぇッ…!」 切なくなった僕は、口からとんでもない言葉を発していた。 僕は今なんて言った!? 「イカせてあげるよ、結斗」 おじさんッ!? おじさんの声が聞こえた。 幻聴かと疑うよりも先に、僕のおちんちんが温かく濡れた物に包まれた。 「あんっ…ッ!」 チュプンッ、じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ 「はンッ!あ、あ、あ、ア…ッ」 ぢゅぱぢゅぱぢゅぱぢゅぱ、じゅるじゅるるるっ 「あぅんっ、あんっあ、あ、あーッ…!」 物凄い吸引力で、僕のおちんちんが呑み込まれていく。 快感で汲み上げられた精液が、尿道を通っていく。 イク…ッ! 「んぅッ…!!」 ビクビクビク…ッ 僕は絶頂を迎えていた。 ヂュ、ぢゅうぅぅーッ! 最後に尿道に残った精液さえも啜られる。 ビクビクと腰を跳ね上げ、目をぎゅっと瞑り射精後の余韻に浸る。 それなのに未だ、おちんちんを温かい物が包んでいる。 僕は詰めていた息を吐きながら腰をゆっくりベッドへ下ろす。 すると、温かい物が今度は宥めるようにペロペロと舐める。 天井に向けた目を瞬かせた。 目が覚めても下半身の異変は変わらない。 「結斗…沢山出たね」 海里おじさんの甘く優しい声が、静かな部屋に響いた。

ともだちにシェアしよう!