18 / 131
第18話 淫らな舌(R)
呼吸を整えながら混乱した頭を落ち着かせようとする。
何でここに、おじさんが居るの!?
僕が困惑した表情で天井を見つめていると、おじさんが覆い被さってくる。
こうしてみると、体格の差を感じてしまう。
「…何で?」
僕の言いたいことが伝わった様で、おじさんがニッコリと笑う。
「何でここに居るかって?それは俺が君を愛しているから、その不思議な力を使ってだよ」
「っ!」
僕がビックリすると、おじさんはクスッと笑う。
「実はね、これなーんだ?」
そう言って、おじさんが見せてくれたのは鍵。
「何かあった時困るからって、前に君のお母さんから合鍵を貰ったんだよ」
その鍵を使って入って来たんだ。
家に帰って鍵さえ掛けてしまえば、あとはお母さんが帰ってくるのを待てば、おじさんに会う必要も無いと思っていたのが間違いだった。
でも、お母さんが帰ってくる。
そうなると、おじさんも困るはずだ。
「結斗。昨日は君を最後まで愛してやれなかったけれど、今夜は絶対に離さないよ」
おじさんの低くて艶のある声が耳を擽る。
「お…じさんッ…」
そっと長い指がパジャマのボタンを外していく。
「お母さんが…」
「安心しなさい。結斗のお母さんから帰れなくなったと連絡は貰ってる。」
僕の唯一の砦が崩壊した。
露になった胸に、おじさんが頬を寄せてくる。
そして、片手で撫で回す。
乳首へと辿り着いた指で摘まむと、クリクリと捏ねる。
「あッ…アッ」
そんな僕の目の前に、おじさんの顔が。
「結斗…」
そして、強引に唇を奪われる。
「んふ…ッ…ふ」
くちゅ、ニュルリ…くちゅッ…
「にゃ…ッ…」
おじさんの舌がぬるりと入ってきて、僕の口の中を舐め回す。
上顎を舐められゾクッとする。
驚いて引っ込んだ僕の舌をおじさんの舌が絡め取ってくる。
「アッ、~ッ…」
散々舐め回された僕の口の中は、二人分の唾液で溢れている。
気がつけば、唾液を飲んでしまっていた。
飲み込めなかった唾液が顎を伝って、垂れてしまう。
とうとう僕は息苦しさに、顔をイヤイヤと振ってキスから逃れた。
逃れたというか、逃がしてくれた様で、おじさんの楽しそうな含み笑いが聞こえる。
「本当に、初めてなんだね…結斗は」
僕の拙いキスに、おじさんが満足そうだ。
おじさんの唇が再び首から鎖骨を辿って乳首へと辿り着いた。
チュッ
「あんっ」
最後に捏ねられて勃ち上がった乳首にリップ音を立てて啄まれた。
「…声、カワイイ」
おじさんが、そう言って乳首に舌をねっとりと絡ませた。
ともだちにシェアしよう!