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第18話 淫らな舌(R)

呼吸を整えながら混乱した頭を落ち着かせようとする。 何でここに、おじさんが居るの!? 僕が困惑した表情で天井を見つめていると、おじさんが覆い被さってくる。 こうしてみると、体格の差を感じてしまう。 「…何で?」 僕の言いたいことが伝わった様で、おじさんがニッコリと笑う。 「何でここに居るかって?それは俺が君を愛しているから、その不思議な力を使ってだよ」 「っ!」 僕がビックリすると、おじさんはクスッと笑う。 「実はね、これなーんだ?」 そう言って、おじさんが見せてくれたのは鍵。 「何かあった時困るからって、前に君のお母さんから合鍵を貰ったんだよ」 その鍵を使って入って来たんだ。 家に帰って鍵さえ掛けてしまえば、あとはお母さんが帰ってくるのを待てば、おじさんに会う必要も無いと思っていたのが間違いだった。 でも、お母さんが帰ってくる。 そうなると、おじさんも困るはずだ。 「結斗。昨日は君を最後まで愛してやれなかったけれど、今夜は絶対に離さないよ」 おじさんの低くて艶のある声が耳を擽る。 「お…じさんッ…」 そっと長い指がパジャマのボタンを外していく。 「お母さんが…」 「安心しなさい。結斗のお母さんから帰れなくなったと連絡は貰ってる。」 僕の唯一の砦が崩壊した。 露になった胸に、おじさんが頬を寄せてくる。 そして、片手で撫で回す。 乳首へと辿り着いた指で摘まむと、クリクリと捏ねる。 「あッ…アッ」 そんな僕の目の前に、おじさんの顔が。 「結斗…」 そして、強引に唇を奪われる。 「んふ…ッ…ふ」 くちゅ、ニュルリ…くちゅッ… 「にゃ…ッ…」 おじさんの舌がぬるりと入ってきて、僕の口の中を舐め回す。 上顎を舐められゾクッとする。 驚いて引っ込んだ僕の舌をおじさんの舌が絡め取ってくる。 「アッ、~ッ…」 散々舐め回された僕の口の中は、二人分の唾液で溢れている。 気がつけば、唾液を飲んでしまっていた。 飲み込めなかった唾液が顎を伝って、垂れてしまう。 とうとう僕は息苦しさに、顔をイヤイヤと振ってキスから逃れた。 逃れたというか、逃がしてくれた様で、おじさんの楽しそうな含み笑いが聞こえる。 「本当に、初めてなんだね…結斗は」 僕の拙いキスに、おじさんが満足そうだ。 おじさんの唇が再び首から鎖骨を辿って乳首へと辿り着いた。 チュッ 「あんっ」 最後に捏ねられて勃ち上がった乳首にリップ音を立てて啄まれた。 「…声、カワイイ」 おじさんが、そう言って乳首に舌をねっとりと絡ませた。

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