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第31話 目を閉じる(R)

ゴクリ 喉を精液が流れていく音。 僕には一生経験しないはずだった感覚。 粘りのある独特の熱い液体が、ゆっくりと体内へと流れ込んでくる。 体を重ねた初めての日。 あの時も奪われた感覚を味わったけれど、今日は本当に強引に口を犯された。 いつもとおじさんが違うと思うのは僕の勘違いかな? 「あっ…」 おじさんが僕の体の後ろへ回るので、何だろうと思う間もなく、腰を抱いてうつ伏せの態勢を取らされた。 それから、お尻を鷲掴みグイッと左右に押し開いた。 「わわっ、ヤだよ…!恥ずかしいから、ヤメてよ!」 喚いてジタバタする僕にお構いなしで、お尻に視線を注いでいる。 恥ずかしい場所を見られてる羞恥心から顔が熱くなる。 きっと今、僕の顔は真っ赤になっているだろう。 「結斗!!」 「!」 普段聞かないおじさんの叱咤に、ビクリと体が強張る。 「これから俺のおちんぽを受け入れるんだから、解さないと後で痛くて泣くのは結斗だよ?無理矢理突っ込まれたら嫌だろう?」 痛いのは嫌だ。 解さないと、後で痛くて辛いのは僕だ。 だけど第一に、何で僕がおじさんのおちんちんを受け入れて当然みたいな流れになってるの? それって、おかしいよね…。 おかしい事だし、やったら駄目な行為と頭で分かっているし、ずっと悩んでいる事だけど。 言えない…。 おじさんが怖い。 それと同時に、おじさんの優しい笑顔や思い出が僕の抵抗と拒絶によって失われる可能性を思うと、これ以上の拒絶を表すことが出来なかった。 僕が嫌がると、おじさんが少し怖くなる。 そんな事は今まで無かった事だから、寂しく感じてしまう。 僕はこの時、迷う心に無意識に蓋をしていた。 だからこれ以上の激しい抵抗を見せられなかったんだ。 「結斗のココ…ヒクヒクしていて可愛いよ」 「いやぁだぁ~…」 「嫌じゃないだろう?ナメナメして欲しいって思ってるだろ」 ピチャッ 「あっ、ふ…」 ピチャピチャピチャレルレルレル、チュプリ… おじさんの熱く湿った舌が、僕の恥ずかしい場所を丹念に解していく。 「中の味も確認しないとね」 そう言って、おじさんは僕のお尻の穴に指を掛けて中へと舌を入れた。 ヌルヌル、ヌッポヌッポ、ヌッポヌッポ 「ん、んふっ」 僕は鼻に掛かった声を上げて、快感に目を閉じた。

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