83 / 131
第83話 ※期待
こんな大きなモノが自分の小さな場所に入った事があるとか…信じられない。
少し恐怖を感じながら成り行きを見守っていると、またまたおじさんが厭らしい事をし始めた。
ニュル、ニュル、ニュルッ
僕のおじさんを受け入れた事のあるその場所に、おちんちんをユルユルと擦り付けてきた。
「期待してる?」
「し、してないよ!」
おじさんは腰を揺らして、おちんちんを僕の穴の上に滑らせる。
ヌルヌルした先走りで滑らかにお尻の間を行ったり来たり。
その度に、穴がヒクヒクしていた。
僕の心も何処か期待をしているみたいだ。
おちんちんの先端が穴を掠めると、無意識にキュッて吸い付くような動きをしていた。
無意識にしているのかもしれない。
おじさんのおちんちんを入れて欲しいと思っているのか、どうなのか…。
お尻の間を相変わらずヌルヌルとしていたと思ったら急に動きが変わって慌ててしまった。
「ァ…ッ」
開かせていたお尻を両手で閉じる。
そのお尻の間におちんちんを挟み込む様にして、動き始めたんだ。
大きくて挟まり切れない海里おじさんのおちんちんが熱く硬く、逞しく動く。
ニュルッニュルッニュルッニュルッ
お尻に大きくて硬くて、それでいてヌルヌルしたモノを擦り付けられる不可思議さ。
その中にも快感は宿り始めていて、僕は無意識に受け入れる体勢に入り始めていた。
「くぅ…ん、ん」
お尻をなるべく高く上げて、おじさんが動きやすいように。
おちんちんが、いつでも入れるように穴に意識を集中させていた。
上を擦るのに一向に入ってこようとしない、もどかしさ。
「ハッ、ハッ、…ッ、ハッ」
おじさんの息遣いだけがトイレに響く。
静かだ。
いつの間にか、他の観客は誰も居なくなっていた。
そんなことに気なんて向いてない。
今は、この個室での行為しか考えられない。
早く、早く入れてよ、おじさん…。
ダメダメ!こんな所でしたらダメ~!!
頭の中の二人の僕が闘っている間に、おじさんの絶頂が近づいていた。
「あん、ん、んっ」
お尻がヤケドする程に擦り上げられていき、僕の体もガタガタとトイレの蓋の上で揺れる。
「あ~、出る」
おじさんが声を発した。
そしてグイッと尻たぶをもう一度広げる。
「出すよ!!」
おじさんが切なげな声で言った。
ドビュッ、ドビュビュビュルルルルルーッ!
すると、凄い勢いで僕のお尻の穴へとおじさんのおちんちんから出た精子が掛けられた。
熱くて、量も多い。
トロッとした物が、お尻を覆っていく。
穴を狙ったのか、ソコがやけに熱い。
「ハァハァッ、フフッ。結斗のお×××…嬉しそうに俺の×ー××飲んでるよ」
荒い息を整えつつ、おじさんがうっとりと僕の恥ずかしい場所を見つめながら呟いた。
お尻の穴がヒクヒクしているのが自分でも分かる。
そして、おじさんの放った精液が穴へとトロリと入ってきたことも。
だけど、お×××…×ー×ンって、何…?
僕は働かない頭の中でぼんやりと思った。
ともだちにシェアしよう!