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第46話 番外編『近江海里の独白』(R20)

※海里の思い出し過去話。 ※結斗との出会いの話。 ※20禁‼ ※女性との性描写(モロ語、卑猥、ショタ)が有りますので、苦手・不快な方は☆マークになったら次の★まで飛んで読んで下さい。2ヶ所有ります。 この女性表現に関しての苦情は受け付けませーん。 ∞∞∞∞∞∞∞∞ 俺の名前は、近江海里。 今年で43になる。 まぁまぁ…いや結構大きい会社の社長をしている。 大学の勉強が退屈で、その時に興した通信販売会社が成功した。 あっさりと。 俺は正直いうと、容姿端麗、頭脳明晰、文武両道といえる。 人から言われ続けてきたので、さすがに自分でもそうかと思うようになった。 思ったのは中学生の頃だ。 それだけ周囲が俺に言い続けてきたのだから自惚れではない。 カッコいいだとか、爽やかだなんて言われて、女にもよくモテた。 ☆☆☆☆☆ 童貞を捨てたのは小学生の頃で、校内でも美人で有名な女教師が相手だった。 今思い返しても童貞を捨てるに値するのに申し分ない相手だった。 その女が何故小学校の教師になったのか不思議な位で、保護者である父親や同僚の男教師と…とにかく無意識なのか計算なのかは分からないが、男を惑わせていたというのを覚えている。 何故童貞を捨てるに値した相手といえたかと言うと、今まで生きてきた中でトップを争う美人で、スタイルもアソコの具合も申し分無かったからだ。 中身は…まぁ、教師としては優秀。だけど小学生に股を開く位だから俺に言わせるとしょうもないと思う。 ソイツは二十代半ばの女で、普段から俺に色目を使っていた。 小学生の俺にだぞ? 馬鹿なヤツとしか言いようが無かった。 ある日。 居残りを命じられ仕方無くひとり教室で机に腰掛けて待っていると、他のやつらを見送った女教師が放課後の薄明かりの中、部屋に戻ってきた。 ソイツは放課後の教室で、服を脱ぎ捨て豊満な胸を晒してきた。 近づいて来ると、 向かい合った俺の股間に手を伸ばしながらねだってきた。 俺のちんぽを白い指で揉みながらズボンの上から形を確かめる。 『近江君のおちんちん、堅くなってきたね…フフッ、おっきいのね』 揉みながら俺の反応を確かめる様に、上目遣いだ。 普通なら童貞ちんぽを勃起させて「せ、先生…っ!」となるのだろうが、俺は冷静に女を見下ろしていた。 『ね…近江君。先生のおっぱい凄いでしょ?触ってもいいのよ?』 仕方ないので無駄にデカイ胸を揉んでやる。 ついでに乳首も搾乳する様にしてやると、胸を反らし悶え始めた。 『あっ、あぁん。乳首~ィ』 チロチロチロ、チュッ! チュパッ、ジュルルルルッチュパチュパ ピンピンに懲り固まったので、遠慮なく舐め吸い付いてやれば、雌ネコの様に鳴いた。 母親以外で初めて吸い付いた乳首。 小学生の俺の口の中で卑猥に大きく育っていった。 『あぁ~んっ、いいっ!いぃわぁ。おっぱい!おっぱいもっと揉んでぇ~!舐めてぇ…ッ』 女教師は我慢出来ないのか俺の下着を一気に下げると、ちんぽへとしゃぶりついてきた。 チュパッ! 『近江君のおちんちん、硬くて大きいぃんっ。んちゅっちゅぶっ、ンブブッ』 それからはしたなく股を開きやがった。 『ここに!ここに、おちんちん入れてぇ~。先生近江君のおちんちんが欲しいのぉ』 くぱぁ~…じゅぷ ベタベタに濡れたソコを俺のちんぽに押し付けてくる。 初めて見る生の女の〇ンコ。 押しつけられて迷惑だ。 けれど、童貞捨てるのも丁度いい機会か…と思いちんぽを硬くさせて臨戦態勢をとった。 初めては好きな人と…なんて思わなかった。 この後の未来を生きる俺をここに連れて来て、小学生の俺に伝えてやりたい。 「好きな人と体を繋げる歓び」ってヤツを…。 とはいえ、当時の俺には関係の無い物だった。 『あ、ンンッ~おちんぽ、ちょうだいィッ…』 ソイツは荒く息を吐きながら訴えた。 ググッ… 『オラッ、有り難く思えよ先生!』 ドチュンッ! そう言いながら俺のモノを突っ込んでやれば、あんあん啼いてよがった。 ジュチュジュチュ、グチュグチュ 気遣いもせず、乱暴に腰を突き入れてやった。 ジュプジュプジュプジュプッ 『近江君のおちんちんが、先生の中にっ、あぁっ』 涎まで垂らす勢いの女は、ただ恍惚とした表情で喘いでいた。 『あぁんっ、アンッ、深い~ッ。あんっ、イク~!』 ドビュッビュッ そして遠慮なく中に出してやった。 これが俺の童貞喪失の日の話。 それから、小学生の俺にねだる淫乱は転勤して離れるまで関係を求め続けた。 ソイツが転勤となり、いなくなっても性欲は溜まるものだ。 まぁ、ソイツだけでなくて引く手数多だったから俺も困ることは無かった。 女子中学生、女子高生、塾講師、塾の仲間の母親や姉、妹、女子大生にOLと性欲処理には困らなかった。 中には本気過ぎる女も多かった。 特に質が悪かったのは、塾仲間の母親だ。 『あぁんっ、いいわ~!中に出してぇ、お願いよ海里君!』 何人か居た主婦の中の一人が、そのうち中出しをねだってくるようになった。 旦那と子どもを外出させ、誰も居ない自宅へ俺を呼び出す。 そして、ベッドで胸をぶるんぶるん震わせながら四つん這いで俺のちんぽを受け入れながら…。 『海里君の赤ちゃんが欲しいのぉ~!』 なんて言いやがる! あぁっ!?冗談じゃない。オマエはただの性欲処理係りのひとりだろうが。 ババアが調子に乗るんじゃねぇよ! 実際は内心毒づいていたけど、面倒なので爽やかと称される笑顔を貼り付けて優しく教え諭していた。 『香織さんってば、仕方のない人だね。でもダーメ。旦那さんが哀しむよ?』 中出しは気持ちいいが、妊娠でもされたら後々面倒だから鬱陶しくなって棄てると、ストーカー紛いにつけ回す様になった。 俺は匿名でソイツの旦那に連絡を入れた。 何がどうなったかは知らないが、半月もしないうちに女一家は街から消えていた。 引っ越していったらしいが、俺にはどうでも良かった。 そんな俺は高校生になると、益々女に困らなくなった。 顔も大人びてきたし、声も深くなり、背も一気に伸びた。 その頃から夜も遊び歩くようになった。 家族の愛に飢えての非行とかでは決して無い。 俺の家族は、皆仲は良かった。 ただ放任主義だったので、息子が責任さえ取れる範囲内なら見守ってくれる両親だったのだ。 俺はクラブで明かしたり、女の家でセックスの代りに泊めてもらったり。 自慢では無いが、女が俺を放っておかなかったのだから仕方無い。 断るのも失礼というものだ。 ただ、顔と体が極上な女しか相手にはしなかったが…。 これは初体験の相手が美人過ぎたのも原因かと思う。 とにかく高校時代は遊びまくった。 さすがに夏に五日間泊まり込みで、女三人と4Pでぶっ通しセックスはキツかった。 今思えば若気の至りだな。アホ臭い。 小学生の頃から歳上の女たちをアンアン喘がせた俺でも、腰がイカれそうになったものだ。 ★★★★★ 今は結斗をアンアン言わせる為に、腰は大切にしている。 年齢も軽く27は離れているからな。 過信して無理をすると、この先結斗を長く可愛がってやれなくなる。 俺が90のじいさんになっても結斗を組敷いて、子種を注ぐつもりなんだからな。 ん?話が逸れてしまったね。 続きをしようか。 女にモテた俺だけど、実は今まで心から好きで愛した相手は居なかった。 あんなにも肌を重ね合わせてきたはずなのに、本当にそんな出会いは無かった。 今の妻・美奈は、会社の関係者の紹介で知り合った。 会社の社長として楽しくそして、忙しくなり、今までの様に出歩けなくなった。 会社の社長ともなると、変な噂でも立てられると信用問題になってくる。 そこで、手近な相手として性欲が溜まれば美奈を抱いていたんだ。 決して恋人とか呼ばれる関係では無かった。 少なくとも俺は…。 なにをどこで間違えたのか…。 お互い仕事の好調と成功に祝杯を上げ、珍しく酔っていたようだ。 ☆☆☆☆☆ その晩、激しく交わった。 思いきり上からのし掛かり、奥まで捩じ込み最後の方は、子宮口を抉じ開けるようにした。 ググッグッグッグッ、ズチュンズチュンズチュン、バチュバチュバチュ 『あんっ、あんっ、あんっ、海里~!』 『はっはっはっ、うるせーよ、オラッ!中に欲しいんだろっ!』 『あぁんっ、あっ、イク!いっちゃう~!』 ビュルッ、ビュルルルルルーッ 安全日だからとか何とか言っていたか? とにかく思いきり中出しをした記憶がある。 ★★★★★ 運悪くその一回で、しっかりと受精したようだった。 最悪だ。 今から思い返せば、慎重派の美奈が酔っていたとはいえ生で中出しをねだるのは…。 体を合わせたそれまでも、美奈は酔っていてもコンドームは絶対着ける派で譲らなかったし、俺も万が一を警戒して自分で用意した物を使っていた。 …疑うには充分だった。 泥酔した当時の俺を呪いたい。 けれど、これは俺の人生を華やかにしてくれる為の序章に過ぎなかったのだ。 美奈は文句なく美人でスタイルもよく賢い上に、サッパリした性格が面倒でなかった。 決して好きだから愛しているからという理由ではない。 世の中のお母さんママさん方からすると、酷い!と罵られるだろうが、翔が出来たのが一番の理由だ。 美奈のヤツ確信犯だろう。 俺との子どもが出来たことをポロリと人前で溢しやがったんだ。 噂は広がるのが早い。 友人の間であっと言う間だった。 結婚なんてするつもりは全く無かったが、こうも皆に知れ渡ってしまえばどうしようもなかった…。 心底不本意だったが、仕方ない。 まぁ、そろそろ結婚してもいいか…老後独りは寂しいかもな…両親に孫の一人は見せてやるか…という考えで結婚した。 最低な男だと言われてもいい。 それほど、望まない結婚だったのだから…。 そして産まれたのが、翔だ。 正直不本意な結婚だったが、子どもは意外と可愛かった。 この俺が、美奈よりも翔の面倒を見ていたといっても過言ではない。 まぁ、半分仕方無くだったが…。 日々成長する翔は、ヤンチャ極まりなく誰に似たのかと思ったが、美奈から言わせると俺だそうだが納得いかなかった。 俺の可愛い幼少期は、もっと大人しかった。 顔は美奈の特徴だし、性格も美奈に違いなかった。 小学生の頃には、美奈に似ているせいか、ヤンチャ過ぎたからか、もうテキトーに相手していた。 それなりに他人からすれば幸せに見えるだろうが、俺的には何の煌めきも無い仮初めのシアワセを適当な毎日で過ごしていた。 そんな俺に、衝撃的な出来事が舞い込んだ。 今でもハッキリと覚えている。 それほどに、俺にとっては大切な日だから…。 それは、翔が小学三年生の進級を目前に控えた天気の良い日曜日の午前10時過ぎ。 ピンポーン 誰だろうかと美奈が玄関に出た。 俺はソファに翔と並び、ゲームに興じていた。 暫くすると、美奈が戻ってきた。 『パパ、翔!ちょっと来て。お隣さんがご挨拶に来て下さったの』 パパという呼ばれ方は好きではなかった。 愛してプロポーズを捧げた訳でもない女と夫婦になり、仕方なしに父親になった。 それなのに、パパ? まぁ、翔は自分の子どもだから呼ばれても文句は無い。 『パパ!早く!』 『あぁ。今行くよ』 そういえば、隣に誰か引っ越して来るって言ってたな。 どんな人間が来たのか顔を見てやるか。 俺は重い腰を上げ、先に行った二人を追いかけた。 辿り着いた玄関に居たのは、爽やかというか所謂草食系の男と、美奈には断然負けるが平均よりは上といった感じのハツラツとした雰囲気の女が笑顔で立っていた。 俺の仮初めの笑顔が嘘臭く思える…そんな温かい空気の夫婦だった。 『あなた。こちらお隣に越してこられた倉科さんよ』 美奈に紹介されて頭を下げると、向こうも下げてきた。 『宜しくお願いします。あ、息子の結斗です』 草食系パパの言葉で漸くもう一人居ることに気がついた。 『ほら、ご挨拶しなさい』 パパの後ろに何かが居た。 小さな手が、ぎゅっとしがみついている。 翔も興味津々で様子を見ていた。 子どもかぁ~。翔は自分の子どもだから可愛いけど、正直煩いからな。 日曜日遊びに来るのだけは勘弁してほしいかも。なーんて、いやいやお隣さんだから仲良くしないとな。 それにしてもどんな子かな? 不細工だったり生意気なら受け付けないからな~。 この時の俺を殴ってやりたい。 運命の相手に出会った瞬間なんだから! そして、愛しい結斗の貴重な第一声を聞き逃したんだからな!! 『…ぃ…です』 『ほらほら、大きな声で言わないと聞こえないぞ』 草食系パパの言葉で、漸く結斗君とやらが何か言った事が分かった。 『聞こえたよ!俺は近江翔!』 そう言って翔が覗き込むと、結斗君がオズオズと顔を出した。 その時俺の体を何かが走り抜けた。 サラサラ黒髪、クリクリお目めに、赤い小さな唇。 平凡より上ではあるが、美少年では決してない。 けれど、両親から良いところを分けてもらったその顔は、草食系の血筋をしっかりと受け継いでいた。 優しく可愛い。 総合力でいくと、生まれながらにして彼は獲物として狩られる立場だった。 そして、俺はもちろん狩る側で。 『もう一度きちんとご挨拶しなさい』 ハツラツママに促された結斗君は、少し前に出ると、手足を揃えて上目使いに俺達家族を見てきた。 『く、倉科結斗、ですっ。…宜しくお願いします…』 ペコリと頭を下げた。 俺は目が離せなかった。 なんて可愛い生き物なんだろうか…! 俺の心臓は今まで経験したことの無い程に早鐘を打っていた。 震える手足を誤魔化してゆっくり目の前に座ると、ニッコリと最高の心からの笑顔を結斗君に向けた。 握手したい、彼の可愛い手を握りたい、俺の肌を感じさせたいと必死だった。 『上手にご挨拶出来たね。結斗君、翔のお父さんの海里おじさんだよ。宜しくね』 すると、結斗はゆっくりと手を差し出してきたのだった。 この時ほど美奈に感謝した事は無かった。 結婚してなければ、美奈が『ここがいいわね~!』なんて家をこの場所に建てることも、翔が出来て結斗と幼馴染みという間柄になり、我が家を頻繁に訪れる事も無かっただろう。 倉科家は当時、我が家よりも忙がしく結斗は所謂鍵っ子だった。 俺も忙がしく、そんな事とは知らないある日だった。 久し振りに早目に仕事が終わり、帰宅していた俺は、倉科家の前を通り過ぎ様としたが、急いで車を止めた。 玄関に座り込んでいる結斗君を見つけたからだ。 『結斗君!どうしたのっ?』 俺の声に、膝を抱え込んでいた結斗君か顔を上げた。 『か、鍵っ…鍵無くしてっ』 『鍵?』 それで家に入れなくて、こんな所にずっと? 『あぁ、こんなに冷えてしまって…。ほらおいで。おじさんの家に行こう。そこてお母さんを待つといいよ』 優しく声を掛けながら結斗君を抱き締める。 あぁ…っ。なんて華奢なんだろう。柔らかくて、いい匂いがする。 『ううっ…おじさぁんっ』 そう言って顔を見せた結斗君。 正直今までの俺なら放り投げる事間違いなしだ。 涙と鼻水のコラボレーションは避けたいが、結斗君のモノなら何でも愛おしい。 『もう大丈夫だからね』 『うんっ…』 俺の言葉に結斗君は頷いて、胸に顔を埋めてきた。 スリスリと刷り寄る可愛さは言葉では言い尽くせない。 俺の全神経が結斗へと向かうのを止められないでいた。 この出来事が俺の人生を…いや、結斗の人生を変える分岐点になったのは間違いない。 その後の俺の結斗に対する求愛がエスカレートしていく。 その話は、また今度。

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