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さっきの夢も こんな風にリアルな感覚で…… ここにいるのは竜一なのに 竜一なのに…… ……怖い 「……や…」 竜一の肩を掴み押し返した そんな抵抗が 自分でも良く解らなくて…… 竜一が不意に動きを止める 「……」 竜一を見ると 竜一は少し驚いた表情を浮かべていた ……ごめ… 嫌いとかじゃなくて…… 何だか怖くて… 気付けば僕の睫毛は 瞬きする度に濡れて………

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