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僕は竜一を見た
竜一は何の興味もないのか黙ってご飯を食べていた
僕は竜一に付けられた痕を指で触れる
「さくら、どうした?」
ナツオに声をかけられて
びっくりして手を離す
「……ううん」
ナツオに笑顔を向け誤魔化す
ナツオはチラッと僕の首筋を見て
新しくできた紅い痕に目が丸くなる
だけど僕はそんなのに気付かず
竜一の顔色を伺っていた
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