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第27話

ーーーーー 授業が終わるとすぐに教室を出た。 ーーー 氷上、急いでどうした? 「ちょっとな。悪い、また後で。」 クラスメイトに声をかけられたが、それどころじゃない。 適当にあしらって保健室に向かった。 ノックをして中に入った。 「ふふ、随分と早いですね。まだ授業が終わって1分ちょっとくらいですよ?」 腕時計を見ながら先生が苦笑した。 「まぁ、心配だしな…」 「愛されていますね、長谷君は。」 「羨ましい?」 「とっても羨ましいですよ。」 「悪い男だな、先生は。」 先生は見た目は幼いけど、俺達よりずっと大人だ。 セックスも大人だった。 リードするどころか、すっかり転がされた気がして、結構悔しかった。 若さと勢いでヤらしてくれるって言うんだからヤっとこ…みたいな感じで数こなす俺達とは違う。 テクニックもかなり素晴らしくて、特にフェラは感動ものだった。 喉の奥でギュッと締め付けられるのは、最高にヤバかった。 純粋そうに見えて…ってヤツだ。 「ふふ、酷いですね。」 「つか、長谷はどうだ?」 「寝ていますよ。ずっと沼のように。」 「そっか…ちょっと見てきていい?」 「ついでに起こしてあげてください。起こさないと1日中寝てしまいますから。」 長谷の目の下にくっきり出来たクマは、多分寝不足が原因だ。 なぜ寝不足になるのか… 家が安心して寝れる環境にないという事なのかもしれない。 奥のベッドに向かい、カーテンを少し開いて中に入った。 長谷が寝ている。 遠目に見える無防備な長谷は可愛い。 (あ~、長谷さんありがとうありがとう。俺はニマニマしてしまいますよ。) ゆっくり近づいて、音を立てないように丸椅子に座った。 長谷はギリギリとキツくタオルケットを握っていて、気持ち良く寝ているようには見えなかった。

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