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キスで蕩けた俺の顔を直輝は覗き込むと瞼にオデコに鼻に頬に何度も何度もキスの雨に身を委ねる 「んっ…直輝………はや、く」 「きついけど我慢して」 直輝はそう言うなり向き合ったまま俺の両足を膝の裏側から持ち上げ、抱っこをするような体位でアナルにチンコを沈めていく 所謂、駅弁の体制で深く深く奥に直輝の体温を埋め込まれ、それだけ仰け反るほどに気持ちがいい ユサユサと直輝が抽挿を繰り返す 頭を突き抜ける甘い快楽が奥をつく度に痺れさせる 「んんっ…はっ、あんっ…直輝の…気持ちぃ」 「…祥…好きだ」 「はうっ…やっ…!言わ、ないっれ…んんっ」 直輝の首元に必死に抱きつき、直輝の綺麗な濡れた白髪に指を通して頭を抱き込む 抽挿が繰り返されていくと体中が強ばり突っ張りだす 直輝の腰に回した足がピーンと伸びて、背中がどんどん仰け反っていく 「ああっん…イッく…!直も!…んぁっ…一緒に…あんっあぁんっ」 「…っ…出すよっ」 「中に…っ…うんっ…んんっ…ん〜〜〜っ…んんんーーー…っ!」 イク寸前に直輝に唇を塞がれ口内掻き回された。それからすぐに奥に直輝の精液が吐き出されるのがわかって俺のチンコからも同じく白濁液が飛び出す 直輝のお腹を俺の精液が白く汚すのを見つめて何だかいけない事をしたようなゾクゾクした感覚を覚えた 直輝が数度腰を打ち付け、全てを吐き出すと俺の中からペニスを引き抜いてく ポッカリと開ききったアナルから直輝に今吐き出された白濁液が溢れこぼれ出してるのを見て何だか切なくなった (…直輝のが…出ちゃう) はぁはぁと熱い熱気のなか互いに深く深く貪るようなセックスに頭がぼんやりとする。 初めてこんなに優しい直輝の抱き方を知った。この1ヶ月あれほどだかれたのに今日みたいな激しくても優しい抱き方なんて初めてだった。 そのせいなのかセックスの余韻が酷く心地よくて今すぐこの暖かい気持ちで眠りたいと思う 直輝にくたりと抱っこをされたまま、直輝がお湯を使い再び俺の中を綺麗にして体中を洗い流してくれる 洗い流すとチュッ チュッ とリップ音を響かせ、さっきまでも直輝の印でいっぱいだった体にもっと赤い華が散らされていく 顔の頬にまでいくつもキスマークを残すと白い湯気を立てているお湯に二人で入りこんだ 「……しょーちゃん、生きてる?」 「……生きてるよ…」 「良かった、イキ過ぎて死ぬんじゃないかと思った」 「…ふさげんな…なら手加減しろ」 「ふっ…本当その通りだな…悪い」 「………謝るなよ」 「え?」 「俺が抱いてって頼んだんだから謝るなよ」 「………なあ、しょーちゃん聞いてくれる?」 「……うん」 直輝はそう言うとポツリ、ポツリと思っていたことを腰が痺れるような低くて心地のいい声で話し出す。

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