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「今外すな」 「あっ…!ま、待って!」 「ん?どうして?」 「今はダメ…っ、出ちゃうから……」 「……いいよ」 「だ、ダメなの!やだっ直輝…!」 「じゃあ萎えるまで締め付けられたまま放っとくのか?」 「…うん」 「そんな事できるの?俺といて、キスまでしちゃって、さっきから蕩けた顔してるの気づいてないとでも思った?」 「〜〜〜〜っ」 「なあ祥、嫌わない大丈夫、祥が気持ちよくなってるところ見て引くなんて事無いよ」 「……ほんと?」 「うん」 優しく頭を撫でると短い丈の裾を必死に握り締めていた拳から力が抜けていく やがてその手から力が抜けたのを確認すると一度祥の顔を見上げて大丈夫か確認してから貞操帯を外した 「口でしてあげる」 「え?!」 「…、ん」 「ひゃぁ…!や…っ!嘘、待って……なおっ!」 「だひていいよ」 「だめぇっ…ああっ!…や、ぁん…出ちゃっ」 「ンッ……っ」 「やぁあっ!とま…っな…ぁあっ!」 ビクビクと内股が痙攣して 祥のペニスから白濁液が勢い良く放たれる グイグイと俺の肩を押し返していた祥がすぐさま自身のペニスの根元を締め付けて射精を止めようとしたけど その両手を力づくで退かすと最後の一滴まで絞りとってやった 「や……ぁ……っ…うぅ…っバカァ!なん、で…っ」 「祥だって俺のしてくれるんだしおかしなことじゃないだろ?」 「でっでも…されるのは恥ずかしいよ…っ」 フェラされることに慣れてないのか 祥が顔を覆いつくして羞恥に染まっている よくよく考えてみたら確かに祥のをフェラをするのは片手で数えられるほどだったかもしれない それぐらい祥がいっつも前を触らずとも後ろだけでイクようになっていたから あんまり射精するとへばりやすくて触れることがなかった事に気づいた 「祥フェラ気持ちよかった?」 「うるさいっ」 「3秒も持たなかったんじゃない?」 「もう喋るなバカ!なんで飲むんだよ!」 「祥のだもん、当たり前だろ」 「なっ…!〜〜〜っ!」 「なんならもっかいフェラしてやろうか?」 「いいっもう恥ずかしくて死んじゃうから!」 自分は直ぐにフェラしたがるのに されるのはこんなに慣れて無いなんて可愛い 祥にとったら汚いとか思ってるだろうけど そんなこと1ミリだって思わないのに 「祥機嫌直して」 「……」 「可愛かったよ」 「〜〜〜っ!」 「そんな怒るなよ、次は祥の好きな事してあげるから」 「もうやだ直輝…」 「どこ触って欲しい?」 「言わせんなっ」 「やだ、祥の口から聞きたい」 「………」 「ほら早く、じゃないとまたフェラするよ?」 「やだっ!」 「だったら言って、な?」 ムッとしてる祥の頭を撫でると おずおずとこっちを見てきた祥が 俺の肩へと額をくっつけてくる そのまま首元に顔をうずめた祥が 俺のシャツをギュッと握り締めながら 消え入りそうな声で口にした 「…キス」 「うん」 「キス…沢山してほしい」 「わかった沢山する」 「……」 「後は?それだけじゃないだろ?」 「…乳首…っ…、も…言わせるな…よ…」 「ふっ乳首と、じゃあ後はここ?」 「んぁあっ!」 「熱いね、もう直ぐにでも俺の挿入っちゃいそう」 「や、ぁ…っ…焦らさなっで…!ほしいっ…直輝の、ほしいっ」 「いい子、俺も祥の中早く挿入れたい」 「んぅっ…はぁ、あっ…も、いれて…?」 ぞくぞくしたものが駆け走る 震えながらも必死に強請る祥は酷く淫靡で 元々色っぽいその雰囲気には拍車がかかって色香が溢れていた ぬぷぬぷと浅く人差し指を出し入れしただけなのに穴はきゅうっとヒクついて 祥の薄く開いた唇からは熱い吐息と 甘い喘ぎ声が漏れだす そのまま膝に向かい合わせで祥を乗せたままゆっくりとペニスをアナルへと沈めてく 数日ぶりのその穴はやっぱり少しだけキツくて 浅く息を繰り返す祥のオデコにキスをしながら吐く息に合わせて押し進めた

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