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06
「ふふっ祥可愛い」
「も…っ欲しい…お願いっ」
アナルの入口を縁どるようになぞる
ヒクヒクとそれに反応して指を咥え込もうとしていて焦らしたくなった
「あ!なあ祥?」
「んっ…は…な、に?」
「俺のお願い聞くって約束今じゃダメ?」
「――っ?!えっ!あれ…?」
「うん、そうあれ」
とろとろに惚けていた祥が俺の言葉を聞いてギョッとする
前に高田と初めて映画館で会ったあの日に買った玩具の事を思い返したのか祥がいやいやと首をふった
「だめ?」
「だめ!」
「どうしても?」
「どうっしても!」
「ふーん」
「…………っ」
「じゃあエッチしない」
「直輝っ…!」
「だって祥アレしてくれないんだろ?」
「うぅ……っ…だって…あんなの…恥ずかしいよ…」
「一緒に買ったんだし平気だろ?」
「〜〜〜〜っ」
「なっ?お願い、祥が付けてるところみたい」
「…っ…変態悪魔っ」
「ふふっなんとでもどうぞ」
真っ赤な顔した祥がムッと膨れっ面のまま諦めたように頷く
祥の許しも出たんだし早速寝室のクローゼットのしたからそれを取り出すと祥の元へ戻った
「直輝って本当に変態だよな…」
「そう?」
「………シネ」
「へえー俺が死んでもいいんだ?」
「やっぱり嘘!今のは無し生きろっ!生きなきゃ許さないからな!」
「ふはっ本当可愛いな祥は」
「うるさい馬鹿っ」
ほんとにどこまで祥は可愛いんだろう
自分で言った暴言に後から罪悪感沸かせて今は不安げに傷つけてないか俺を見てくる
大丈夫だよって言いながら頬を撫でると
祥がごめんねって言いながら俺の手の上に手を重ね合わせてきて
そのまま触れるようにキスをすると
もう一度深くキスをした
「んぅ…っ……直輝…」
「ん?」
「………好き」
「俺もだよ、大好き」
「ん」
怒ったり笑ったり落ち込んだり喜んだり
忙しい祥のコロコロ変わる表情を見るのがすごい好きだ
今もちょっとツンケンしてるけど
俺が取り出した玩具を見て何だかんだ大人しくされるがままでいる
取り出した鈴のついた黒い革で出来てる首輪と
黒猫をモチーフにしてあるネコ耳を祥につける
「〜〜〜〜っや、やっぱり恥ずかしい…!無理!」
「今更遅い」
「やだ…っ…もうなんでこんなの…」
「祥似合ってるよほんとに猫みたい」
「うるさいっ」
あの日買ったのはコスプレの猫用で
前から噛みグセあるし引っ掻きグセあるし
1回祥に付けさせたいと思っていた
それが変態だっていうならそうなんだろう
でも別になんて言われようが構わない
現に祥はめちゃくちゃ可愛いし今すぐ抱き犯したいぐらいだ
「なあ祥ちゃん?」
「うっ…な、なに…」
「ふふっ、にゃんって言ってみて?」
「〜〜〜っ?!」
「猫なんだし、にゃんって言ってよ」
「ばっバカ!絶対言わない!」
「ねえお願い、見たいな〜祥が可愛くなってるところ」
「むっ無理ぃ…っ」
「絶対可愛いと思うんだけどな〜」
「〜〜っ…やだ…っ…そんなの……っ」
「祥?」
「ふ……っ……、…にゃ…ん」
「聞こえない」
「にゃ…ん…っ」
「もっと可愛く言えるだろ?」
「〜〜〜っ!意地悪ばっかするな!」
「意地悪?じゃあ気持ちよくしてあげるね」
「へ?」
ネコ耳つけて細くて白い首には黒く重圧感のある革の首輪が巻き付いてあって一層肌の白さを引き立てている
うるうると潤った瞳は熱っぽさと恥ずかしさで揺れていて
女みたいに綺麗な整った祥の顔は朱色に染まりあがっていた
驚く祥を押し倒すと、チリン と鈴の音が鳴る
そのまま両胸に付いている赤く腫れ上がり虐めてと言わんばかりに主張する乳首を両手でぎゅううっと抓りあげた
「ヒィッ?!いやっ…ああっ…!」
「いや?ほんとに?」
「ひゃら…っ…んぅーっ!……あっん」
「乳首弄られて嬉しい?」
「はうっ……なお…っ…んっ」
ぎゅうって抓りあげると祥の背中が弓ぞる
そのままコリコリと捏ねると
ガクッ ガクッて祥の体が痙攣をし始めて
綺麗な瞳からは涙がボロボロと溢れ出た
「祥?気持ちいい?」
「きもち…っ…いい……ぁあっ!…もっと…欲しい……」
「じゃあこれから祥は喋っちゃダメだよ、わかった?」
「え…っ、」
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