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「んぅ……ッ!ん……あ……待っ、て」 「嫌だね」 「ちょっ!も……ごめ、ん……」 「反省はいい事だぞ瑞生、でもなそれはお仕置きが終わってからだ」 ニコリと嫌味な笑顔を向けられる 本気で怒ってると分かった時にはもう手遅れだ 「っ……あ……や……」 「瑞生臍弱いもんな?」 「言わな……っ……あぁっ!」 「ふっ」 少し強めに耀さんが皮膚に歯を立てて 鎖骨を何度か噛み付けながら 綺麗な指が臍を弄りまわす ゾクゾクと緩い刺激の波が押し寄せていた時一際強く肩に歯を立てられただけなのに 体をびくつかせて勝手に浮かび上がる腰に引きずられるようにして射精をしてしまった 「は……っ……はぁ……っん」 「薬盛られたにしろ敏感過ぎねぇか?」 「あら〜なにそれあたしに見せつけてるの?」 「……お前はそこから動くなよ」 「勿論、今はまだ見てたい気分なの」 縦肘をついて俺達を悠々に見つめてくる怜さんが足を組み直すと妖しく微笑むのを見てハッとする 「ちょ、っと!ほんとに待って!」 「ん?」 「れっ怜さんが見てるから!」 「だから?」 「〜〜っ」 「瑞生もさっき俺に見せつけてたんじゃなかったか?」 「……っ……餓鬼」 「瑞生よりは大人だな」 手首をシーツにの上に拘束されて耀さんの顔がゆっくりと近づいてくる あのクールな印象を与える知的な瞳は欲情が映っていた 初めて耀さんに抱かれた日を思い出す 俺の好きな熱っぽい視線に心臓がバクバクと鳴り出す 視線に絡め取られてあと少しで唇がふれあいそうな距離なのに耀さんはそれ以上近づいて来ようとしない 焦れったい、早くキスして欲しい 理由だとか理性だとかそんなもの考える余裕もないぐらいに耀さんの手で弄ばれたい そう、思った時には自ら耀さんを求めていた 「ん……っ」 「ふっ餌欲しがってる雛みてぇ」 「うるさいっ……焦らすな……」 「んー?」 この子供みたいな態度ムカつく…… タグり寄せられるように耀さんの唇にキスをしようとする度、距離を取られてしまう イライラし出した俺を見て満足そうに微笑むと耀さんが口を開いた 「なんか言うことあるだろ?」 「……」 「言わなきゃこんままだな〜」 「……っして」 「何をだよ」 ムッとしながら口にすれば 耀さんがケラケラと笑い出す ほんと何でこんな子供っぽい人があんなに色っぽい表情出来るのか不思議で仕方ない 「キスして欲しい」 「後は?」 「ごめん」 「俺も、ごめんな」 「別に気にしてないよ」 「大人〜」 たった一言だけど、 あの日の事を謝ったって通じるのがなんだか心地いい 耀さんに髪を撫でられながら 目を閉じると静かに唇にキスをされた 今度はもっと長くて熱くて深いキスを

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