42 / 109

捕縛 18

部屋に着くなり、向田は春に白い紙袋を渡してきた。 「さっき言ってたお楽しみだよ。今度はそれに着替えて」 嫌な予感を覚えながら恐る恐る中身を出してみると、それは見慣れた緑葉中の制服だった。但し、女子生徒の制服だ。 「驚いた?金さえあれば、何でも手に入るんだよ。さ、早く着替えて」 面食らっている春に、向田はまるでそれに着替えるのが普通の事であるかの様に言った。 普段の男か女かわからない様な格好だって嫌なのに、まるっきり女の格好をするなんて、そんなのとてもできない。 「…嫌だ。何で俺が女子の制服なんか……」 「だって春、去年はそれ着て一日中接客してたんだろ?他の男が見てて、夫の俺が見てないなんて、そんなのおかしいだろ?」 「あれは、そういう企画だったから…!」 「きっと春の事やらしい目で見てた奴が沢山いたんだろうね」 「いない!」 男の女装を見て喜ぶなんて、そんな変態は目の前にいる向田だけだ。 まだ汚れる前だった筈の過去の自分まで汚された様な気がして、春は久しぶりに向田に怒りの感情を覚えた。 「いたさ。春が気づかないだけで、お前の周りの男はみーんな俺と同じことしたいって思ってるんだから」 「そんな筈ないだろ!」 確かに襲われたり、告白されたり、自分をそんな目で見る人間もこれまでに何人かいたけど、あんなの少数派だ。それに、少なくとも同級生や先輩は、性欲の塊みたいな向田の様な変態とは違う。こんな奴と同じ筈ない! 「他の奴が俺と同じことしないのは、そう出来る力がないからだよ。俺みたいに金と権力と知恵があれば、みんな春を手籠めにしようと躍起になるよ」 「もう変な事を言うのはやめろよ!」 「変な事じゃない。本当の事だ。俺としてはこんなに可愛い春に男の味を教えた初めての相手になれてほっとしているんだから」 「そんなの知らない!」 「何言ってるんだ。もう知ってるじゃないか、俺のおちんちんの味。上の口も、下の口もね」 「やめろ」 「特に下の口は気持ちよくなっちゃうから俺のおちんちん大好きだし、上の口だって美味しそうに俺の精液飲み干しちゃうし」 「もうやめろよ…」 「ぜーんぶ本当の事を言ってるだけだよ。春は男の子だけど、おちんちん覚えさせられてすっかり牝の身体だろう?男の子なのに可哀想に」 可哀想に、なんて言いながら、向田の顔つきはそんなこと露ほども感じていないそれだ。 春の身体だけでは飽きたらず、心までいたぶって愉しんでいるだけなのだ。 「さあほら早く着替えなさい。これはお願いじゃなくて命令だぞ」 春はあまりの屈辱と悔しさに震えそうになるのを堪えて脱衣室に向かおうとした。 その手を向田が掴む。 「どこに行く?もう今日のプレイは始まってるんだから、俺の目の前で着替えなさい」 向田は、春に対してどこまでも残酷だった。 春は悔しくてやるせなくて、一瞬向田に反発する視線を向けたが、すぐに諦めてノロノロと着替えを始めた。 結局俺はこいつに逆らえないんだ。 どんなに反抗的な態度を取ってみせても、最後には言いなりにさせられる。 父さんの会社の社員と薬を握られている以上、どうしようもない。 分かっている。分かっているけど、反抗する意思すら失ったら、俺は完全にダメになる。 だから、意味がなくても、続けるしかないんだ。 ニヤニヤ口元を歪めながらじっと春の着替えを見ていた向田は、完全に着替え終えた春を見て感嘆した。 当然ながら胸はないが、スラリと伸びた細く長い手足のおかげで成長途中の頼りない少女の姿に見える。それに加えて普通の女よりも白い肌に、可愛らしい顔。 「なんて素晴らしい!凄く可愛いよ、春。今度その格好でデートしたいくらいだ」 手放しで誉めても、春が喜ぶ筈もなく、かなり短いスカートの裾を強く握って屈辱に耐えていた。 「去年はそんなエッチな格好で1日中夫でもない男に奉仕していたんだろう?なんて悪い子だ。お仕置きが必要だな」 久し振りに聞いた『お仕置き』のワードに春はあからさまに反応した。 「ははは、春。いつものお仕置きじゃないよ。『ごっこ』だよ。今日の春は女の子なんだから、いっぱい気持ちよくしてあげる」 向田は楽しそうに言って、春の手を引きベッドに腰かけさせた。自分はその隣に座って春の剥き出しの太股に手を這わせた。 「すっごいエロいよ。興奮するなぁ」 春のスカートの裾を下着が見えるか見えないかの所まで捲り上げて、柔らかい内腿をねっとりと何度も何度も撫でる。 やられている事は普段よりもソフトなのに、まるで痴漢でもされているかの様な気分にさせられて、春はとても不快だった。 向田の変態じみた息遣いも気持ち悪くて、堪らず向田とは反対の方向に顔を向けた。 それなのに、春の気持ちを読んだみたいに、向田の口が耳元に添えられた。 「こっち向いてよ。ねえ」 「っ!」 わざとらしく吐息をかけていた向田の舌が耳を舐め回す。 ゾクゾクして身を竦ませると、腕が首に回され、無理矢理向田の方に顔を向けさせられた。 「…や……っ」 耳から移動してきた向田の舌と唇が、春の唇も口の中も、頬も、反対側の耳も、全てを食べ尽くすみたいに這い回った。 「春、舌を出して」 「……んぅっ……ふ……」 逆らえない春がほんの少しだけ舌を突き出すと、すぐに重なってきた向田の唇に舌が抜けてしまうのではないかと思うくらい強く吸われて、舌の付け根まで舐め回された。 「はぁっ、はぁ…っ」 春はすっかり息が上がってしまったが、向田が手を緩める筈もなく、今度はブラウスの上から、春のない胸を両手で揉みしだく様にした。 「ここ、ぺったんこだね。こんなに可愛いのにねぇ」 一体何が楽しいのか、向田は何度も同じ様にそこを揉んだ。 春は、向田のいつになく優しい口調や厭らしい手つきと視線に激しい嫌悪を感じた。まるで、『お前は女なんだ』と言われている様な気がしたのだ。 「春のぺったんこのおっぱい見せてね」 そう言った向田が、春の着ているブラウスのボタンを一個ずつ外していく。 「やっぱりぺったんこだ。乳首もちっちゃい。けどこうしたら……」 向田の手が春の胸元に伸びて、乳首を人差し指で弾くようにした。 「…やらしいなぁ。硬くなってきたじゃないか」 向田は春の敏感なそこを何度も弾いたり摘まんだりした。 「や………っ」 暫くすると、さっき店でされた時みたいにジンジン変な感覚が腰の辺りに伝わってきて、春は戸惑った。 こんなの変。何でこんな事で……。おかしい。この身体、変だ。 思わず抵抗した両手はすぐに向田に頭上で一纏めにされた。 そして、ベッドから降りて春の目の前に屈んだ向田が、弄れなくなった方の乳首に吸い付いて、舌で転がしたり強く吸ったりし出した。 「ッや…ぁ……」 春の声色が艶を含むようになった事に気づいた向田は、より執拗に春の乳首を弄った。 「気持ちいいのか?」 「んっ、ちが…ぅッ」 「どこが違うんだ?身体がビクビクしてるじゃないか。ん?」 「っもう、ぃや…っ」 「こんなにビンビンにたたせてる癖に。下はどうなってるかな?」 ようやく顔を上げた向田が立ち上がって、春の腕をくいっと引いた。 立てという事なのだと理解した春は、素直にそれに従った。 「スカートあげて」 「え……」 「自分でスカートたくしあげて俺に見せるんだよ。淫乱な春のおちんちんがどうなってるかチェックするから」 「そんな…いや…」 「嫌じゃないだろ。本物のお仕置きをされたくなかったら、言うことを聞きなさい」 「………」 下着姿も、裸だって何度も見られていたけれど、春は羞恥心を捨てきれなかった。それでも逆らう事は許されない。 唇を噛み締めながら震える指でスカートの裾を掴んで、ゆっくりとたくし上げる。 「もっとだよ。ちゃんとパンツが全部見えるまで上げて」 向田は容赦なく命じた。 春は悔しさで、爪先が白くなるくらいスカートをぎゅっと握って、言われた通りにした。 「春、エッチだなぁ。もしかして硬くなってるんじゃない?触って確かめてあげるから、ちゃんとスカート握ってなさい」 「っ……」 「ほおらやっぱり。乳首弄られただけでこんなにしてなんてエッチなんだろう」 向田は春の勃ちあがりかけのそこを下着越しに撫で回した。 春はスポーツマンだった為、いつもボクサータイプのパンツを履いている。タイトな下着のせいで春の性器の形が丸わかりで、向田をより一層興奮させた。 「っ……ぁ…ッ」 「凄く硬くなってきた。やらしいなぁ」 薄くすべらかな下着の生地の上から向田に何度も擦られるせいで、春のそこは完全に勃ちあがっていた。 先程の店から、春は性器を弄られるだけ弄られてそのまま放置されていたのだ。春の意思に反して、身体は解放されることを望んで、貪欲に与えられる快感を貪っていた。 「あれ?なんかここ湿ってるよ」 「や……ッ」 向田が先端をグリグリと指先で弄ると、待ってましたとばかりに下着が濡れていく。 「すっごい。いっぱい染みてきた。見てご覧」 向田は自分の指先についた粘つくそれを、視線を逸らそうとする春の目の前で糸をひかせて見せつけた。 「いやらしい子だね。パンツ汚しちゃうから、脱ごうね」 「や…」 「気持ちよくなりたくて堪らない癖に。ご主人様が脱がしてあげるから、春はスカート持ち上げて大人しくしてなさい」 春は自分の心と身体がバラバラな事に混乱してされるがままだった。 こんなに嫌なのに、どうして……。 「ビンビンじゃないか、春」 剥き出しの春のぺニスを至近距離で眺める向田が、舌なめずりしながら逆上せた声で言った。 「いつからこんなにエッチな身体になったの?女装して興奮してるの?」 「ちが…ッ!」 反論しようとした春だったが、最後まで言葉を発する事ができなかった。 向田が春のものを先端から根本まで丁寧に舐め始めたからだ。 「春のおちんちん美味しい」 向田は一頻り舐めると、今度は根本まで咥えこんでじゅぱじゅぱと下品な音を立てた。 「や…ぁっ、あッ…」 「乳首も可愛がってあげる」 しゃぶりながらそう言って、春のツンと尖った乳首に指をかけて弄ぶ。 「ぁ…くっ…」 向田に苛められている下半身から、胸の突起から、意思の力では制御しきれない強い性的快感が春をひっきりなしに襲う。 「こっちだけでイったらお仕置きだからね。おちんちん入れられるまで我慢してて」 向田はそう言いながら春への責めに手を抜かない。 春は言い付け通りにスカートを握ったまま否応なしに与えられる快感から逃れようと必死だったが、既に春の身体についた熱は、意志の力でどうにかなるレベルではなかった。 「よく我慢できました。ご褒美に、今度はお尻の孔を可愛がってあげるから、あっち向いてベッドに両手をついて」 春は言われた通りにした。 身体が熱くて思考が鈍って、恥ずかしいとか、気持ち悪いとか、嫌だとかのそんな感情を上回るくらい、この火照りをどうにかしたくて堪らなかった。 軽く前屈する様な体勢にさせられると、向田にスカートを捲られた。裾をウエストに挟み込まれたと思ったら、すぐに衝撃があった。後ろに指を挿入されたのだ。 「毎日セックスしてるから、春のここ凄く柔らかくなってる。ほら、あっと言う間にもう3本飲み込んでるよ」 向田は楽しそうに指を出し入れした。 春は力なくがっくりと項垂れて、はあはあひっきりなしに吐息を漏らしている。足も震わせていて立っているのがやっとの状態で、常になく感じているのが傍目からも分かる。 「春、本当に今日はエッチだなぁ。そんな姿見せられたら、俺も我慢できないよ」 向田がそう言って勢いよく指を抜くと、春が短く悲鳴をあげた。 そして、ガクガクと足を震わせながらベッドにすがり付く様にしながら床にペタンと座り込んでしまった。 「春、もしかして……」 向田は春の顔を覗き込んだ。 俯いた春は肩で息をしていて、赤い頬に虚ろな目をしていた。そして、手や足がまだ小刻みに震えている。 「イったのか?あんな少しお尻を掻き回されただけでイっちゃったのか?」 向田は嬉々としていたが、春はますます顔を伏せて何も言わなかった。 まだ射精しないので判り辛いが、この反応は絶頂を迎えた時のそれそのものだった。 ああ、春はやっぱり顔も身体も上玉だ。 蕾の時はあんなに頑なだったのが嘘の様に、これ程までに感じやすい身体だったのだ。 向田はうっとりと笑いながら春のスカートを持ち上げて、その中身を覗いた。 「ほおら、おちんちんちっちゃくなってきてる。こんな、スカート履いて女装して、お尻を弄られてイクなんて、春はいやらしい子だね。淫乱な変態じゃないか」 「ちがう…」 「何が違うの?認めなさい。おちんちん入れられる前に勝手に一人で気持ちよくなったのは誰?」 春は唇を噛んで首を振った。 「春だろう?お尻の孔ヒクヒクさせてイったんだろ?変態だなぁ。ご主人様が俺でよかったね。俺はどんなエッチな春でも嫌わないであげるから。俺の前でなら、これからもいっぱいエッチな姿見せていいんだよ」 向田はニヤニヤしながらそう言うと、春の脇に手を差し込んで立ち上がらせると、ベッドに仰向けに押し倒した。そして、股を開かせ、その間に入り込む。その手には、張りつめた自身を握って。 「や…やだっ」 「やだ?どの口がそんな事言うんだ?」 向田は春の入り口に自身を宛がう。 「おねがい…」 春の身体はまだ力が入らないくらいだし、性器も身体の奥もジンジン痺れていた。 入れられる行為から逃れられるなんて希望はもう持っていなかったが、せめてもう少し休ませて欲しくて、春は向田に懇願した。 が、向田が聞き入れてくれる筈もなく…。 「指なんかよりよっぽど気持ちいいのを入れてあげるから。春は好きだろ?この太くて長いのが」 「いや、だ…」 「嫌だと?いい加減にしないと怒るぞ。お仕置きされたいのか?」 「……ごめ…、なさい」 「じゃあちゃんとして欲しいこと口に出して言わないと」 「…………」 「『おちんちんください』だろう」 「…………」 「聞こえないぞ」 「……ぉちんちん、ください」 「最初からそう言いなさい」 「…ふ……ぁぁあ…ッ」 向田が容赦なく腰を進めて、あっと言う間に深く貫かれた。 すぐに痛いだけでない疼きが身体の奥底から生じて、春は背中を仰け反らせて喘いだ。 「ああ、春、春。気持ちいいんだね。凄いよ、凄く絡み付いてくる」 「や…ッん、あぁっ!」 嫌だ、嫌だ、嫌だ。 こんなことされてこんな変な声あげたくないし、身体を震わせたくない。 それなのに、中を突かれる度にひっきりなしに身体を悶えさせる波が生じて春の身体は悲鳴をあげ、向田を悦ばせてしまう。 「春の快感に歪んだ顔もなんて美しいんだろう」 「やッ…あぁぁあ!」 「凄い締まる…!またイったのか?」 昂りが収まっていなかった春の身体は、春の意思とは裏腹に快楽に堕ちて、何度も身体を反らせて絶頂した。 向田は春のその反応を喜んで、3度放つまでやめなかった。 中に出すだけでは飽き足りないとばかりに、わざわざイク直前に口の中に突っ込んでイラマチオをさせた後に春の綺麗な顔に向けて射精して、自身の精液に汚れた春を見て愉しんだ。 その頃には春は向田の倍以上絶頂させられていて、顔を汚れされても目を眇める程度の反応しか示さないくらいぐったりしていた。 * 「今日の春は淫乱で凄く楽しかったよ。また制服エッチしようね。これは……もうドロドロだから捨てないとだけど」 向田は、セックスを終えて脱がせた制服を一蹴して言った。 激しいセックスの最中着ていたスカートもブレザーもブラウスも、互いの体液や汗で汚れていて、とても使い物になりそうになかった。 向田は春の隣に寝そべり、春の柔らかな髪を鋤いていた。春は抵抗ひとつしない。 春が今考える事は一つだけだった。 早く帰って欲しい。 いつもなら、自分の気が済めばさっさと帰っていく向田が、今日はしつこく居座っている。 早く、早く、早く帰って。一人になりたい。髪の毛の一本たりとも触られていたくない。一人になって眠りたい。もうこれ以上現実を見ていたくない。 春は心の底から強く願っていたが、向田がベッドから出ていく素振りはなく、それどころか暫くして口を開いた向田がとんでもない事を言った。 「春、明日は朝からワンダーランドに出掛けるからね」 「え…」 「去年行ったホテルのスイートがとれたんだ。またデートしよう」 向田と泊まりがけで朝から晩まで一緒にいるってこと…? そんなの無理だ!嫌だ! それに、明日は大事な予定があるのだ。紫音の試合を見に行くという、大事な予定が。 「行けない」 「行けない?何で?明日は学校休みだろう?」 「友達と、約束があるから…」 「友達?何言ってるの春。ご主人様が行きたいと言ってるんだ」 「大事な約束なんだ。頼む」 春は向田に頭を下げる屈辱も厭わなかった。明日の約束は、春にとってオアシスの様な物で、こうなってから初めて心から楽しみだと思えた事だったのだ。 だが、向田はそんな春を冷たく一瞥した。 「友達って、もしかして男か?そうなんだろう!」 「男って…ただの友達、」 「許さないぞ!そんなのは許さない!」 「え、なっ…!?」 突然身体を向こう側に転がされて側臥位になった所、上になっている方の足を高く抱えあげられた。 そして―――。 「ッ…いっ、たい!いたいッ!」 猛った物を慣らしもせずに一気に春の中に突き立ててきた。 先程まで受け入れていたそこは、少し緩んでいて、ローションや体液に濡れていた為裂けなかったが、狭い穴を無理矢理抉じ開けられる鋭い痛みに襲われる。 「浮気は絶対に許さない!お前は俺の…俺だけの物だ!」 向田は春の身体に慣らす隙も与えず自分本位に腰を振った。 春は与えられる痛みに喘ぎながら、向田の執着心の強さに改めて恐れを抱いた。 春にとって向田が呟く言葉は、まるで呪詛の様だった。 この男の檻からは逃げられない。 どんなにもがいても、心の救いを他者に求めても、結局はこの男の手の内で逃げ回っているだけなのだから。 自分はまるで、鳥籠に入れられた鳥のようだ。 自由も希望も未来もなく、この男の手の中で枯れていく。 そこにあるのは、ただ絶望のみ――。

ともだちにシェアしよう!