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第41話

手を伸ばし、サイドテーブルの引き出しから傷薬を取り出した。 暫くすると蹴人が戻ってきたが、こちらに来る気配がない。 俺が手招きをすると、蹴人は素直に応じ俺の前に立った。 「…」 「蹴人、失礼するよ。」 ただ傷薬を渡せばよいだけの話だ。 けれど、触れたいと思ってしまった。 先程の行為は、触れたうちには入らない。 半ば強引に蹴人を後ろ向きにし、バスローブを捲った。 「ちょ、お前ッ…なんのマネだ!」 「傷薬塗ってあげようと思ってね。ほら、お尻をこちらに向けてごらん。」 俺は何を考えてるのだろうか… 呆れてしまう。 「いい!そういうの、マジでいい!!」 「ふふ、遠慮をしなくてもよいよ。」 「遠慮じゃない!」 少し興奮気味の蹴人をあやしながら、下着を足の付け根辺りまで下ろした。 「…なぜ、あのような無茶を?」 「…」 「蹴人、なぜだい?…」 蹴人のお尻を両手で割った。 「痛ッ…」 「やはり、腫れているね…」 痛々しく腫れた秘部を前に、薬を塗るだけでは物足らない思ってしまった。 先程のような痛みを伴う行為ではなく、きちんと気持ちよくしてあげたい… そこに顔を埋めると、秘部に舌を這わせた。 「ッ…バカ、お前何してッ…止めろ、そんな事…するな…」 「…」 舌先で腫れた箇所を丁寧に嘗める。 ゆっくりとナカへ進ませ、ピストンした。 「ッは、ぁ…ふざけるなっ…止め…ろ…」 舌を抜くと、まるで甘えるかのように蹴人の腰が揺れた。 どうやら反応してしまったらしい。 本当に可愛らしい… 「消毒をしていただけなのだけれどね。感じてしまったのかい?…」 お尻を割っていた手を前へ移動させ、蹴人のモノを軽く握った。 「…はッ…んン…」 強弱つけなが扱いた。 膝を震わせ、崩れそうになりながらも必死に堪えようとしている姿が可愛らしい。 「可愛らしい…」 「んっン…は、…も、イく…イ…ッ………」 「駄目…」 扱いていた手で根元を強く握った。 少し意地悪がすぎるとも思ったが、一度芽生えた意地の悪い感情は抑えられなかった。 「やめ、…イきたい…ッ…も、イきたい…八神ッ、イかせて…八神、イきた…ッあ…ぁ…や…だぁ、イきたい、イかせ…ひぁ…」 「…好きだと言って?もしも君がそのように言ってくれるのならば、好きなだけ達する事を許してあげるよ…」 「ぁ、あ、…す、き…すき、すきだからぁ、も…イかせてッ…イきたい…ぁ…あぁ…やだ…すき、すきだからぁ…んぅ…あっあっ…すき、すき…だからぁ…やがみ…あっあっあ…」 「ふふ、よくできました。」 混乱し乱れに乱れた蹴人を解放すると、床に勢いよく白濁を散らした。

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