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遊戯 2

「これ使って、俺の事誘ってみせて」 「え………これ……………」 愛由の目線の先にあるのは、男根を模した形のディルド。 「こーいうのはまだ使ったことなかったね。けど、何に使うものなのかは分かるでしょ?」 「……………」 「ほら早く」 足で床をガンと蹴ったら、愛由は弾かれたみたいにディルドを手に取った。 「あーいいね、それ持ってる愛由。ねえ、こっち見て」 エロいコスプレはしているけれど、根は清純な愛由が卑猥な物を握っている。そのギャップが倒錯的で、愛由をカメラ目線にさせて動画だけじゃなくて静止画も撮る。愛由は瞳をウルウル潤ませて不安そうに命令に従いレンズをじっと見ている。 「よし、もういいよ。使って」 愛由はグッと唇を噛むと、サイドボードにいつも用意してあるローションに手を伸ばした。それを傍に置くと、足を伸ばしたままモゾモゾとショーツを脱ごうとし出す。 「違う!」 せっかくいい流れで来てたのに、分かって無さすぎてカッとなった。 怒鳴ると同時に道具箱から固そうなディルドを取って投げつけた。それはちょうど愛由の額に当たって、愛由が小さく呻いた。 「何のためにそれ履いてんだよ!」 「ごめんなさい……」 愛由が下を向いたまま言う。 あークソ。また怒らせやがって。 「誰が悪いの?」 「俺が………悪い………」 「あんまり怒らせるなって、いつも言ってるだろ!?」 「ごめんなさい………」 「分かったなら、やり直し」 「………はい」 愛由はその場で足を大きく開いた。繊細なレースのショーツの股の部分がよく見える。 「スカート邪魔」 言うと愛由がナース服の裾ををたくしあげたから、女性では有り得ない前の膨らみもしっかりと露見した。けど、残念ながらはみ出すまでは育っていない。いや、さっきのやり取りで萎えてしまったのかもしれない。そう思うと、初めからちゃんと出来ない愛由にまた腹が立ってくる。 「まだ脱がない!」 もう鑑賞は充分と思ったのか、愛由がショーツに手をかけたから、また怒鳴って手に取ったローターを投げつける。ローターは愛由のこめかみに当たって、ベッドに落下した。痛そうな音はしたけど、今度は愛由は少しも声をあげなかった。 「脱がないで、そのまま入れて」 愛由の手には肌色の長いディルド。そしてその周りには別のディルドにローターも転がっていて、図らずも非常に卑猥な絵が撮れたことに気分がよくなってきた。 愛由は俺の命令を受けて少し考えて、それからディルドにローションを垂らした。無論、両足は大きく開いたままだ。 「………っう………く………」 ショーツの尻の部分を片側に寄せて、愛由が自分で自分のアナルに玩具を埋め込ませていく。 「いいね、エロいよ………」 ツプツプと埋め込まれていく卑猥な所に目が釘付けになる。レンズ越しでなく自分の肉眼で見たくて、愛由の可愛い顔と、イヤらしい局部を交互に見る。 受け入れるのを喜んでいるかの様にヒクヒクとディルドを飲み込んでいく下の穴とは対照的に、愛由の表情は眉を寄せ苦しそうに歪んでいる。 まだ痛いのか。 愛由のそこは毎日俺を受け入れているというのにキツさを失わない。入り口の締まりは最高で、でも中はトロトロに熱くて実に具合がいい。あのディルドも、あのキツい締まりと温かな中に包まれているのだろうと思うと、早く自らで愛由の中を味わいたくなってくる。 「はー………」 愛由が深い息をついた。ディルドがようやく根本まで中に埋め込まれたのだ。 気づけばそこばかりに注視していた視線を一旦全体像に移す。 イヤらしいナースのコスプレをして、足を思いっきり開き、女物のショーツを履いて自分でアナルにディルドを突っ込んでいる姿は、どう見ても変態にしか見えない。あー楽しくてたまらない。 「何じっとしてるの」 声をかけると、愛由は手を動かした。 男根型のディルドに施された玉袋の形の根本を握って、ゆっくりとディルドを引いて、そしてまた押す。 「っ……は、ぁ………」 肌色の太いディルドが、愛由の中を出たり入ったりする光景があまりにイヤらしくて、カメラをそこにズームする。愛由の入り口がディルドをしっかりとくわえこんで、出るときも入るときもぴったりと吸い付いているのがよく分かる。しかも、それを動かしているのは愛由自身なのだ………。 「ぁ……ん……っ」 愛由の息遣いに、甘い声が混じり始める。ショーツの膨らみが、さっきよりも明らかに大きくなっている。 堪らず、ビデオカメラを椅子の上に置いて愛由の傍に寄る。 ベッドに乗り上げて、愛由の横から中心を見下ろすと、愛由の可愛いぺニスの先っぽがショーツからはみ出ていた。その鈴口では透明の雫が玉のように大きくなって、今にも零れ落ちそうになっている。 「これは何?どうしてこんな風になってるの?」 「や……言わない、で………」 雫を掬って言うと、愛由は泣きそうな顔で俺を見上げた。 「だめだよ。ちゃんと説明して」 「………お、しり………いじったら…………こう、なっ、た………」 「お尻の穴、気持ちいいの?」 「……う、ん…………」 「ふーん。変態だね。じゃあさ、自分で一番いいところに当てて見せて」 愛由は見上げていた目を伏せた。持ち手の角度を少し下げて、先っぽが上の方を擦るようにして、またディルドを押し当てる。 「っ……ここ……」 「そこが、なに?」 「……ここが、気持ちいい……っ」 「へー。ここ?」 愛由の手の上からディルドを握ってぎゅうぎゅう強めにそこに押し当てたら、愛由がひゃあっと悲鳴を上げて、同時にぺニスの先から透明の雫がまるで涙のようにたらりと零れた。

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