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快楽と拷問3

透のスマホが鳴っていたが、黒田は無視をして、執拗に尿道を責め続けた。 だが、しつこく鳴り続ける着信音に苛立ち、黒田は立ち上がってスマホを手にした。着信には彰広と表示されている。 黒田はスマホの電源を落とし、部屋の隅に放り投げた。 ベッドへと向き直り、透を見つめた。 全裸で拘束された透は、卑猥な玩具を尿道に深々と挿入されて、震えながら必死で耐えている。 そんな場所を犯されるのは初めてなのだろう。怯えながらも快楽を感じている透を見て、黒田は暗い愉悦に浸る。 ギシリ、とベッドに乗り上げ、開口器で強制的に開かされたままの透の口の中に指を差し入れた。 「……ぅ、が……かはッ……ぁ」 4本の指を差し入れて、透の口内の熱を楽しむように舌を弄ぶ。 指で舌を摘んで引きずり出し、己の舌で舐めた。 「……は、ぁ……ハッ!」 閉じることのできない口の中をひとしきり舐め、唾液を送り込んだ。 透は開口器のせいで拒むことができず、黒田の唾液を嚥下する音が響く。 黒田の手は透の下肢に移動し、唾液に濡れた指でアナルをそっと撫でた。 「……ッ!!」 ハッとした表情で透が黒田を見る。 言葉でも体でも抵抗できない透は、ゆるゆると首を左右に振り、拒絶の意を表す。 その表情はたまらなく哀れで、黒田の嗜虐性をそそった。 ───ああ、あなたは本当に煽るのが上手いですね。 黒田は優しく微笑み、ゆっくりと中指を埋めた。 「あ……はっ……ゃ、ら……っ」 透の最も感じるポイントを挿入した指で探った。 ある一点を押した時、ビクンッと、拘束された体がバウンドした。 「……アッ!」 黒田は透の前立腺だけをしつこく責めはじめた。 透は裸体をピンク色に染め、羞恥と苦痛と恐怖と快楽に震える。 本当は嫌でたまらない。だが、こういった場合、苦痛よりも快楽を拾うように人間の体はできている。 透は拘束された体を身悶えさせ、言葉にならない声で甘く鳴く。 「あっ、あ!……は……お……ぅ……ぁあ!」 透はあっという間にドライオーガズムに達してしまう。 ガクガクと体を震わせ、射精を伴わない絶頂に全身を痙攣させた。 「は、は……っ」 強制的にイカされた透の顔を見れば、快楽と絶望で虚ろな瞳からハラハラと涙を零した。 まだほんの序盤だというのに、すでに犯されたあとの処女のような表情をしている。 「やっぱり……あなたは最高ですよ。中山先生」 黒田は捕食者の眼差しで透を見つめながら、興奮したように唇を舐めた。    

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