14 / 25
第14話
とても現実とは思えない、ぼくは自分の耳を疑いそうだ。ちり穴に指をつっ込むだって? はい無理、そんなことされたら血がでちゃう。それに腹をこわしてデッカイほうのお漏らしをする、もちろん拡がったちり穴では出放題だ。
間違いなくぼくは特別授業を甘く見ていた。おとなの性教育とは変態プレイのことだったのだ。
ビビリおののく可哀想なぼくなどお構いなしに、兄ちゃんは容赦なくちり穴めがけ指をつっ込む。
「きゃふうっ」
「おらっ、もっと力抜けって」
「いっ、あっ……無理……ぬ、抜いて……指、指」
苦しくて気持ち悪くて今すぐトイレに行きたい感じがして、とても我慢ができそうもない。歯を食いしばりムズムズに堪えていると、兄ちゃんが優しい声でぼくを誘惑する。
「もう少しだけ我慢しろ、そしたら気持ち良くなってくっから。それによく解しておかねえと、とてもじゃねーが玩具なんて入んねえだろ」
「うへっ!? どこに何を入れるって──あっ、ああんっ」
「なんだ可愛い声が出るじゃねえか」
「や、やだあっ……ああんっ」
それから一時間近くちり穴をもてあそばれ、恥かしい声をぼくは上げまくるのだった。
ともだちにシェアしよう!