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第20話

「お仕置きってなに!? そんなのぼくのせいじゃない──ああんっ! もう、春兎二号グリグリするのやめてよっ。さっさと抜いて」 「抜いたらお仕置きになんねーだろ。今度は前と後ろ両方オナってやっから、存分に射精してみせな」 「うっ、あっ……やだっ……ああんっ、やややだあ──っ!」  ちり穴に刺さったままのオモチャを手にすると、信じられないことに兄ちゃんはそれを抜いたり挿したりとくり返す。それからもうひとつの手はぼくのチンコを掴み、揉んだりこすったりをくり返す。  白い液体の正体は”精液”というらしく、匂いを嗅がされ意識が飛びそうになった。それを迷惑にも鼻先に塗り込められ、今もやんごとなき匂いに悩まされている。  その精液で滑りがいいからなのか、兄ちゃんの手でこすられるチンコはどんどん気持ち良くなってきて、それ以上に驚くべきことは春兎二号がちり穴を行ったり来たりするたび激しい感覚が生まれるってこと。

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