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第21話
「あ~もしもし?高木君、今大丈夫?」
〔大丈夫です。何かありましたか?〕
「いやぁ、あったちゃっいやぁ、あったんだけど。・・・あのさ、次の撮影決まってんじゃん?立ち会って貰えないかな?」
〔あぁ、華さんから聞いてます。写真もチェックしました。凄く綺麗でしたよ。〕
「いや、そうじゃなくてさ、なんか過激になって来た気がする訳。俺、素人だから言われた通りにしか出来ないから、こう、何だ。要はブレーキ役が欲しいんだけど。」
〔・・・なるほど。分かりました。何とかスケジュール合わせます。確かにアレは過激だったかな。だけど初回よりかなり高評価でクライアントも、凛さんを専属モデルにしたいって言われてました。〕
「へぇ、そうなんだ。ん~だけどモデル本職にする訳じゃないから、高木君の会社専属でいいよ。」
〔ありがとうございます。ウチの担当者も凛さんを引き抜かれないかヒヤヒヤしてますから。〕
「じゃ仕事中、ゴメンね、あと宜しく。」
あの写真、そんなにウケたのか。後から聞いたら、かなりの高級ブランドの広告だった。前回の撮影後、1人でナイトウォーカーと接触し、ゴタついたから次回からスタジオの前まで蓮がお迎えに来る約束をした。
本当はもっとあのロイと話がしたかった。何故日本に流れついたのか?今、海外ではナイトウォーカーや化け物達がどうなってるか知りたかったのだ。ガブリエルがヨーロッパで司祭達が奴らと対峙してると聞いた。日本にも流れて来る。そう言っていた。
夕食後、そんな事考えてると
「何考えこんでるんだ?もしかして、あのナイトウォーカーの事か?」
す、鋭い。
「ガブリエルが、ヨーロッパから流れ込むだろうって言ってたからね、気になる。」
「そうか、それなら気になるな。あのロイって奴は何か情報もってるのかな?」
「いや、何処から来たのかとかも聞いてないから、分からない。」
「う~ん、もう1回位会って話聞いた方が良いかもしれないな。」
お?反対すると思ったのに。
「無論、俺も一緒だぞ。いいね?」
「うん、勿論一緒に。あまり長く一箇所にいる訳じゃ無いみたいだから、早目がいいな。」
話は早い方が良いと、早速翌日の夜、あの喫茶店へ向かう。居ない。暫く待ってみるか。
数分後、彼は来た。良かった、まだ滞在していた。
「あぁ、また君に会えるなんて。君の美貌は変わらないな。」
「今日は、そんな話じゃ無い。」
蓮が口を開く。
「早速だが、アンタは何処から来たんだ?」
「ドイツだ。あの辺りには古城が沢山あるから、ナイトウォーカー達の住処になってる。」
へえ、あのドラキュラ話は嘘でも無かった訳か。
「今、ヨーロッパでバチカンからエクソシストを派遣して化け物共を処理してるって聞いてるけど?」
「そうだな。確かに今、ヨーロッパの闇の者達が騒めいている。中には逃げ出して行く者もいる。」
やっぱり。
「私はパートナーが居ない時は世界中を旅しているから、逃げて来た訳では無い。パートナーを亡くすともうその土地にいるのは辛くてね。」
蓮はまるで同じだみたいに驚いている。
「もし、次にナイトウォーカー達と対決しなければならなくなった時、アンタの力を借りれるか?」
力を借りる?どうして?
「私が君達に加勢しろと?私はナイトウォーカーだぞ。言わば君達の敵だ。仲間では無いとは言え、同族を殺す為に何故、力を貸さなくてはならない。」
確かにそうだ。う~ん、蓮の意図が分からない。
「日本に居るディウォーカーは、知ってる限り俺達を入れてたった4人だ。一気に流れ混んできたら対応出来ない。」
「それでも私が君達に加わる理由にはならない。」
あくまで、ロイはナイトウォーカー側なのか。
「正直に言う。4人しか居ないが俺達のアキレスは、この凛だ。」
え?俺なの?俺がアキレスって。
「ほぅ、君は凛と言うのか。君が弱点と言うのか。」
「そうだ。凛は人間も化け物も惹きつけてしまう能力があるが抗う力がそれに伴ってない。自分で自分を守れないって事だ。」
はぁ、そうなの?俺弱いの?
「なるほど。戦っている間も、凛を守らなければならないと言う訳か。」
そういうとロイは思慮に耽る。
「分かった。君達が私に力を借りたいのは、凛を守る為か。君は凛のパートナーだろう?先日、私が凛にした事は平気なのか?」
「・・・平気じゃない。今でも許して無い。だが、背に腹は変えられない。アンタにどんな力があるか分からないが凛の為になるなら、頭を下げて頼むつもりだ。」
「・・・そうか、分かった。私もこの街を気に入ってね。夜は静かだし、自然も豊かで動物達に事欠かない。」
あ、そうか。動物の血液で済ませてるからな。
「君達の想像より多くの協力者もいる。君達の存在も説明すれば協力者になるだろう。」
そう言うとロイは席を立ち、帰ろうとした。
すると、また顎をクイッとされ接吻。
うぉぉっ!蓮の目の前でっ!
「確かに隙が多いな。」
笑いながら立ち去った。俺は怖くて蓮を見れない。俯いて何か言われるっとビビる。
「もしもし、華?今夜は俺ん家に泊まるから、ちゃんと戸締りして休んで。」
え?帰らないの?蓮の家に泊まると言う事は・・・
「お、怒ってる?」
「いんや、呆れてる。アキレスって指摘したばかりなのにな。」
チャポ~ン。
うーん、気持ちいい。蓮のマンションは俺の家より狭いが何故か風呂場が広い。蓮の家に着いたらもう自動で湯が張ってあって、入れる状態だった。デカイ男2人で入ってもゆとりがある浴槽。向い合わせに座って互いの足の裏とかマッサージしてる。
「あのさ、確かに油断してたけどアキレスって言う程弱くないって思うんだけど?」
グリグリ足のツボを押す。
「い、痛い、痛い!うん、そんなに弱く無いよっ、痛いってばっ!弱く無いけどターゲットになりやすいと思う。」
「なんでだよっ!」
「イッテェって!クソッ!」
仕返しとばかりに俺の足のツボを押すが、俺は痛くない。ざんねーん。
「なんで痛く無いんだよ!」
そりゃ毎日、押してりゃ慣れる。
「俺がターゲットってどういう意味?」
「ロイ、見りゃ分かるだろ?アイツらは綺麗な者とかに惹かれやすい。カラスみたいなもんだ。」
「俺はガラス玉か、何かか!」
ギャーッと風呂場に絶叫が響く。
全く雰囲気もヘッタクレも無い。
リビングに行くと、ソファーが無くなって人間を駄目にするクッションがいくつかある。
「ソファーどしたの?」
「ん?あー流石にビッショリ濡れたから、ゴミに出した。あんまり使わないし。」
あ~俺が汚したんだ。申し訳ない。次からはエッチの前にはトイレ行かなきゃまずいよな。
「気にすんなって。ここ仕事場だし、リラックスしたいなら凛の所に戻る方が気分転換にもなる。」
蓮が、抱きしめて来た。髪や額にキス。
ん、エッチすんのかな?
「ん、ちょっと待って。トイレ行ってくる。」
「行かないでいい。俺から離れないで。」
いやいや、待て待て。そういや、既に何度かお漏らしやらされてる。どうやらそうゆう趣向がコイツにはある。俺はライフ削られる一方だけど。
「いや、トイレ行く。お漏らしはもうしたく無い。」
チッ。今、チッって言ったな。またやられる所だった。トイレに行こうとするとついてくる。
「何してんの?リビングに居ろよ。」
「ヤダね。一緒にトイレ入る。」
ば、馬鹿か。
「何言ってんの?用足すだけじゃん。」
「うん、知ってる。出す所見たいだけ。」
はぁ?み、見たい?
「じ、自分の見てろよっ!なんで見せなきゃいけないんだよ!」
「まぁまぁ、良いから今更何恥ずかしがってんの?もっと恥ずかしい事してきたのに。」
そ、そうだけど!グダグタやってる間にトイレに押し込まれた。ズボンと下着を降ろされ大人しい息子を引っ張り出される。
「ほら、シッコ出して。」
いやいや、見られてたら出ないし。
「いや、無理。見られてたら出ないよ。」
いんや、出すと言って下腹部を押す。うわっダイレクトに膀胱を押されて尿意が増す。喫茶店でジュース飲みまくった所為で腹はタプタプだった。
「んっ!ま、待って、腹押すなっ、苦しいっ」
「溜まってるだろ?あれだけ飲んでりゃオシッコしたくないの?」
「し、したいけど、見られたくないっ」
今更っと言ってさらに押す。ヤバイ。出そう。
「う~ん、我慢するねぇ。中からも押すか。」
へ?中から?
慣らしてない蕾にいきなり指2本入れて来た。口に含んで濡らしたんだろう。キツかったが、ヌルっと入った。
「んっあっ!あぅんっ、な、なんでっ」
「だってオシッコしないから。」
執念深いな。でも、後ろに指入れられて気持ち良くなって来てしまった。俺の息子がムクリと立ち上がった。
「あ~駄目じゃん。勃起したらオシッコ出なくなる。」
そんな事言われても。排尿感と後ろからの刺激で勃ってしまった。
「どうしたら良い?分かんないよぉ~」
オシッコしたいのと射精したいのが入り混じって訳わからない。
「とりあえず1発抜くか。そしたらオシッコするんだよ?」
俺の息子をシゴきながら言う。指で後ろも愛撫しながら。グリグリと先端を押されると弱い。あっという間に達しそうになる。
「ンッ!そこ、ダメッ、ヒィンッ!」
蓮の手に合わせて腰が前後に動く。
「ダメじゃない癖に。」
耳元で囁く。
「だって、だって、出ちゃうっ!」
「何が出そう?」
「クゥンッ、わ、分かんないっ!」
あぁっっと喘ぐ。性急に扱かれもうイキそう。今はイクのが目的じゃない。排尿シーンをコイツは見たいだけなんだ。
「も、もう出るっ!」
便器に向かって勢いよく射精した。普通はこれでスッキリするんだけど、中に入ったままの指で膀胱を押される。外からも腹を押され尿意が来る。く、苦しい。我慢も限界まできてる。
「わ、わかったから押さないで。」
諦めが肝心らしい。はぁ。俺のライフはとうに無くなってる。
蓮にもたれかかり、息子も蓮に持たせて下腹部に集中。パンパンの膀胱を楽にするんだ。そう思いながら。眼を閉じて
「もう、出すから。」
バックからも指を抜き俺のモノを覗き込む。
ジョワァァッーッと勢いよく排尿する。かなり恥ずかしいけど。どこも汚さないからまだマシか。
「何度みてもエロッ。こんな綺麗な顔してオシッコしてる所見られるなんて。」
なんだよ、それじゃ俺が見せたがった見たいじゃんか。
出し切ってスッキリしたら、エッチな気分じゃなくなった。
「俺、両方出してスッキリしたから寝る。」
「えぇっ!マジっすか!ちょっと待ってよ~」
「だって、週1回の約束だろ?ここんところ結構ヤッてるじゃん。」
「え~、あの約束、もう無しじゃないの~?」
何が無しじゃ。蓮の趣向に合わせてたら、先が怖いわ。いつの間にか大人の玩具買ってたり、オシッコするとこ見たがったり。オジサンはノーマルなエッチで良いんです。
蓮を無視して、ベッドに潜り込む。ダブルだから、男2人でも眠れる。さて、本気で眠ろうとしたら、ガバッと布団をはがされた。
「何だよ!俺眠いのっ!勝手に人の弄ってイかせてスッキリさせたの蓮だろ?だから今日はお終い!」
「俺のコレはどうなるんだよ!」
フル勃起してる息子さん。いや、知らんし。
「抜いてくれば?トイレで。」
どうやらこの一言で、火が付いたらしい。
ズルンとズボンと下着を膝まで降ろされた。
「ったくっ!しつこいっ!ヤラないっ!」
「どっちが、しつこいんだよ!観念しろっ!」
何を観念するんだよ!ジタバタして暴れる。そのうち、くすぐったりしてまるで子供の戯れ合いみたいになってきた。まぁケツ丸出しなんだけど。蓮は勃起してるし。
「ウワッ!」
ブチュブチュといきなりバックにローションを入れてきた。なんか熱い。腹が熱くなってきた。
「こ、コレ何だよっ!何時ものと違うんじゃない?」
「お、すぐ分かった?コレ輸入物で媚薬入り。法律ギリの成分入りみたい。」
な、なんてモノ買うんだ。そんなん使わなくても毎回最後は良くなってるだろ?
「ち、ちょっと腹が熱いよ、中、洗いたいくらい。」
「そんなに?気持ち良くない?」
そういう問題じゃないっ!ゔゔっと身体を丸めて熱さに堪える。蓮が、指を入れてきた。ここ数日結構ヤッてるから、蕾も柔らかい。いきなり入れられた3本の指をスンナリ受け入れた。
「ああっ!!」
身体が弓形になる。凄い衝撃だ。指だけなのに、ヒクつく。涙が溢れてきた。
「そ、そんなに感じるの?まだ指入れただけなんだけど。」
クチュクチュと指で内壁を掻き回す。
「んあっ!!ひぃっ!」
気持ちいいとかそういうレベルじゃない。直接神経を触られてる感じだ。上着をめくり、俺の胸を吸う。
「ダ、ダメェッ!!ヴワァァッ!」
身体がビクビクッする。身体中敏感になってる。既にイキそうなんだけど何とか堪える。グリッと前立腺を捏ねる。
「ひぃっ!ダ、ダメ!あ、イ、イクッ!」
堪えられなかった。指だけでイってしまった。
ハァハァと肩で息をする。
「イっちゃった?」
「こんなん使うからだ、馬鹿!使わなくても、蓮とのエッチになんも不満なんてないのに!」
ちょっとショボくれた蓮。少し反省してる。
「に、二度と使うなよ、コレ。分かった?」
「うん、分かった。」
まだバックが燃えるように熱い。ウォシュレットで洗えるかなとか考えてたら
「ねぇ、入れていい?」
えらい控え目に尋ねてきた。そうか、蓮イってないか。どうなるか怖いけどちょっと可哀想になってきた。
「い、1回だけなら良いよ。」
嬉しそうに飛びついてきた。俺の蕾は、パクパクと蓮を待ち望んで待ってる。
「んああっ!!ひっ、グヴッ!!」
挿入されただけで飛びそうになる。一体どんな成分が入ってるんだ?!
「中、スゲ~熱い!!今までで1番だっ!」
「ハァッ、ハァッ、ひぃっ!」
言葉にならない。突かれる度に悲鳴とも嗚咽とも言えない声が出る。
「イってるの?凛、気持ち良い?」
返事が出来ない。出来る事は感じてる様を痙攣で伝えるだけ。挿入されてから痙攣が止まらない。恐らくイキっぱなしなんだろう。ボンヤリしてきた頭で思ってた。
「そんなに涙流すなんて、苦しい?」
俺はヒィヒィ言うだけ。突き上げが止まらない。蓮もローションの影響で感じてるらしい。内壁も熱くうねり、蓮を絞めあげる。身体を捩り快感の嵐から逃げようとしてしまう。俺の手が空をきる。壁に届くと爪でガリガリと引っ掻く。焦点が合わない虚ろな眼で視線が定まらない。
「グヴッ!ううっ!ヒィッ!」
蓮が俺の両手を自分の首に導く。
「俺に爪立てて。ごめんね、凛。キツそうだね。」
虚ろな眼からホロホロと涙が零れる。分かってる。蓮は俺を良くしようとしただけだよね。力の入らない弱々しい腕で必死に蓮に掴まる。蓮の首元に顔を寄せて
「・・・だ、大好きだから謝らないで。」
やっと一言伝える事が出来た。蓮は俺の両脚を抱え込みグイッと身体を前屈する。自分の脚が胸に届く。この格好だと最奥まで容易に届く。止まっていたピストンが始まる。
「・・・ッ!クゥッ、ああっ!ヒィィッ!」
ペチャペチャとリズム良く響く。
「凛、凛、好きだ。嫌わないで。」
「っだっ誰が嫌うって!?んな嫌ってたらこんな事ッしないっ!」
「フッゥッ、だってっ、苦しいだけなんだろっ?」
「クゥッ!ゔぁっ!ち、違うッ!」
「何が違うのッ!」
突き上げながらの会話は途切れ途切れだ。ボンヤリする頭で必死に伝える。
「よ、良すぎて、気持ち良すぎて苦しいのっ!」
強い痙攣が襲う。蓮にしがみ付き、痙攣に堪える。トイレに行ったのに前からは露が滴り落ちている。
「え?気持ち良すぎなの?」
ガクガクと頷く。
「蓮がっ、入って来てからっ、イキっぱなしぃぃ!」
パンパンッとピストンをゆるめない。
「じゃ、俺もうイっていい?」
ウンウンと返事するとグイっと俺を抱え込んで立ち上がった。
「ほら、首にしがみついて。」
力が入らないが何とかしがみつく。
「動くよっ!感じてッ凛!」
蓮が俺の足を抱えて前後に揺さぶる。
「こ、これっ凄いッ!アァッ!ヒィィッ!」
俺の尻が空中で蓮から突き上げられる。俺は動けないから蓮の突き上げに晒されてるだけ。口からだらし無く涎を流しながら喘ぐ。蓮の首元に顔を埋め最期の時を知らせる。
「も、もう無理、無理だよぉ!蓮っ助けてぇ!」
「俺も、最期だ、出るッ!」
俺は子供みたいに泣きじゃくって最期のオーガズムを迎えた。
風呂に入る気力もない。ローションを丁寧に拭き取る。あまりに外聞なく乱れたのが恥ずかしくて布団を頭からかぶる。どうやら駅弁スタイルの体位だったらしい。・・・凄く良かったです。ハイ。
「ねぇ、最期、助けてッていってたけど何で?」
「・・・・・・・」
気持ち良すぎて白目ひんむく所だったなんて言えない。俺だってちょっぴりプライドが残ってるんだ。最中は兎も角ピロートークまで辱めは受けたくない。
「・・・モヴネル・・・」
声枯れてる。朝には戻るかなぁ。ウトウトして来た。蓮がそっと布団を捲って、
「おやすみ、俺のお姫様。」
誰が姫だ。オッさんだぞと思ったけど綺麗だの美しいだの美貌だの・・・やっぱ立ち位置、姫なのかな?と思いつつ眠った。
翌朝、自宅に帰還。マスクつけて。声が戻らなかったからだ。風邪引いた感じに見えるかな。
ゴスッと鈍い音。蓮に躾が入った。久々だ。
「ディウォーカーが風邪引くか?馬鹿か?イチャついて良いとは言ったけど、翌日まで響くような事してどうする!」
なんかもう、どっちが大人で親なのか不安になって来た。
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