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第32話
「いやぁ、何度みても本物と見劣りしないわ。」
2本の動画をPCと携帯に入れて暇があれば見てる。
「まだ、飽きない?何回見てんだよ。」
飽きない、飽きないといって動画観てる。実物ここにいるのに。ウィッグやらメイクすりゃ、誰でも綺麗に出来るわ。
「華から聞いたけど、殆ど地毛と薄いメイクで済んだって。ウチでやってみたら?」
やるか、そんな趣味は無いです。
「くびれとか、堪らんな~♡」
頼むから、もう観ないでくれ。後一週間もすりゃ、公然の場に晒されるのに。
あ、メールが来てた。
『凛、編集上がったの観たよ!素晴らしい!イベントには、僕も行くから楽しもうね!』
え?ケンも来るの?前のりだよな。
『ありがと。どこに泊まるの?逢いに行くよ。』
『◯◯ホテル。時間はまた教えるね!愛してるよ~凛♡』
あ~また1人で盛り上がってる。
「誰とメールしてんの?」
「ケン。イベント来るって。撮影の時、ゆっくり出来なかったからホテルに逢いに行こうかなって。」
「・・・本当、警戒心ゼロだな。1回食われたのに。」
「・・・・蓮も一緒なら、大丈夫だろ?」
まあね。と言って仕事に戻った。蓮は自宅のマンションを引き払って、四帖ほどのサービスルームを仕事場にしてかなり楽になったみたい。通うの面倒だしな。それに撮影の送迎とかしてくれて、本当に有難い。外にも1人で行けるようになったし。昼間ならね。
「えーと、忘れ物ないよね?もう出るよ?」
健太は仕事の為、不参加。華はサークル仲間と会場へ。俺と蓮は、一足先にケンが泊まるホテルへ行く。何とか蓮が部屋を確保した。
「凛~♡逢いたかったよ~!」
ドタバタ走ってきた。止めてくれ、デカイ白人が日本語で叫ぶだけでも目立つのに。
「んんっ!」
いきなり唇にキス!ここは日本じゃ!スペインじゃねぇっ!背中をバシッバシッと叩く。
「おい、コラ、離れろ!」
蓮が回し蹴りかます。やっと離れた。
「あのね、ここ日本。分かってる?」
多分、顔真っ赤だ。
「知ってる、住んでたし。」
なんか、クソ生意気な感じだ。撮影の時は監督してて、凄かったのに。
「イタリアとかスペインでも、同人誌有名だからね。本場のイベント参加出来るから嬉しいよ!」
日本は、ゲイには寛容だよね!って、それ漫画とかの世界だけだよ。
「荷物、部屋に入れられないかな?まだチェックインの時間早いけど。」
聞いてくると、蓮が受付に行った。
「また、3人でスィートルームなんて夢見たいだ♪」
は?スィート?3人一緒?聞いてないぞ!
「何で相部屋なんだよ。しかもスィートに。何か変な事考えてないだろうな?」
馬鹿、言ったのか!と小声で言ってるけど聞こえてます。
イベントは、明後日だから今日は観光。久しぶりに買い物したい。服もかなり買ってないし。バスで、繁華街へ出る。やっぱりバス満員。デカイ2人は頭を吊り輪やパイプにぶつけながら立ってる。俺は何とか座れたけど。
「お、コレいいなぁ。サイズあるかなぁ。」
ゆったりとしたセーター。
「すいません、このサイズが最後です。」
試着したら、う~んでかい。袖なんか、今で言う萌え袖だ。
「良いんじゃない?似合ってるよ。」
ま、いいか。買う事にした。他にもスキニーパンツやスエット、髪留めやらかなり買い物した。2人も付いてきてるので荷物持ちだ。
「ちょ、ちょっと買いすぎじゃない?」
ケンがブツブツ言ってる。
「後、靴見たら終わり。」
まだ買うの~?と言ってる。どうせなんか企んでるんだろ。荷物位持て。
荷物は、宅急便で自宅へ送り、身軽になって早目の夕食。歩き回って腹減った。
「何、食べようか?」
「中華!中華食べたい!」
「姫の言う通りに。」
華が言ってた”姫”の意味がわかった。俺が居ない間に俺の事をそう言ってたみたい。しかも、みんなで。なんで姫なんだよ!も~!
「うんまい。ワインあればもっと良いけど。」
「流石に中華屋にワインは無いよ。紹興酒かビールに酎ハイ位だな。なんか飲む?」
「んにゃ、ジュースでいいや。あ、杏仁豆腐も頼んで?」
「前から思ってたけど、良く食べるよね凛って。」
感心しながらケンも食べる。
中華屋からホテルは近くて、あっという間にホテルに着いた。
「明日はのんびり海にでも行きたいなぁ。」
「冬に海?寒いぞ、大丈夫なの?」
あ、そうか。前回はまだ暖かかったな。
スィートルームは寝室が2つ。メインとサブだな。
「俺、サブ使うから御友人お二人でメインを使って下さい。」
なんだそりゃ、と蓮が食いつく。何で~!とケンも喚く。
「お前らの考えてる事わからないとでも思ってんの?バーカ。」
サッサと荷を解き、サブのシャワールームに。
「ケンの馬鹿っ!お前が早くバラしたから思いっきり警戒してんじゃんか!」
「フフッ、ここに良い物があってね。」
2人の企みを回避したつもりだったんだ。まだこの時は。
シャワーを浴びてリビングへ。バスローブじゃ無く持参した部屋着。
「部屋着まで持って来たの?だから荷物多いんだな。ほい、水無かったからコーラ。」
「うん、有難う。バスローブじゃ寒いじゃん。」
辛い物も食べ風呂にも入ったから喉が渇く。一気に飲み干した。
「ん、コレ輸入物?何か何時ものと味違う。」
「多分そうじゃない?缶のデザインが違ってた。」
「やっぱ、コカコーラか、ペプシが良いなぁ。まぁ美味かったけど。」
蓮が先にシャワーを浴びたみたい。ケンがシャワーから出てきた。
俺はテレビでお笑い観て、笑ってた。
まさか後ろで英語で何か話してるなんて思わずに。
「なぁ、何か暖房強くない?少し暑いや。」
「ん?丁度良いよ?なぁケン。」
「うん、丁度良い。凛だけ暑いんじゃない?」
そうかなぁ、身体がポカポカする。2人が目を合わせてニヤついてる。む、何かしたのか?
「ねえ、凛自分で、ギュウって股間掴んでみてよ。」
はぁ?何でそんな事しなきゃいけないんだよ。
「まぁまぁ、試しに。」
ケンまで言ってきた。なんか企んでるな。
「ヤダね。やんない。」
蓮が近づいてきた。狙いは分かってる。
「止めろ、触んなっ!」
蓮には腕力じゃ敵わない。手を払いのけても掴まれてしまった。
「んっあっ!」
身体に衝撃が走る。
「な、何コレ!」
ケンが、小瓶を見せた。
「ん、お土産。合法だから捕まらないよ~♪」
そういう問題じゃねぇっ!
「・・・さっきのコーラかっ!」
ビンゴッ!って、親指立ててんじゃない!
テレビを消され、俺はお姫様抱っこでメインベッドルームに連行。はぁ、やっぱヤルんだな。
「何これ?」
モコモコ付きの手錠。長めの鎖でベッドの枠に繋がれた。
「跡がついたら、可哀想だからね。痛く無いし。」
そんな気遣いするなら、変なの飲ますな。
「なぁ、コレ外して、こんなんしなくても、抵抗する気失せてるから。」
「いや、コレ抵抗云々じゃないから。後でわかるよ。」
仰向けに寝かされて、ハァと溜息が出る。
上着を捲られて、胸が露わになる。身体は何か飲まされた所為で既に紅みが差している。突起もプックリ立ってるし。
「アァッ!」
両方の胸を2人で口に含まれ、吸われる。
「ンアッ!ちょ、ちょっと待って!」
いつもよりかなり敏感になってる。ただでさえ、弱い場所を2人で吸われたら堪らない。
腕で払いのけたいけど、手錠で出来ない。それに2人共、俺の制止なんて聞いてくれるはずも無く。
舌で転がされ、甘噛みしたり強く吸ったり。入念に胸を愛撫する。
「うぅんっ、ハァッ、ハァッ!」
身体を仰け反り、愛撫から逃げようとするけど、鎖が許さない。カシャカシャと引っ張る音がする。涙目になってきた。まだ胸だけしか触られてないのに。
「胸だけで、イケるかも。」
「良いね、見てみたい。」
胸全体を揉み、突起をチロチロと舌で弾く。
「やぁぁんっ!んんっ!」
足を閉じて必死に堪える。もう、ガン勃ちしてる。
「イヤじゃないよね?良いんだよね?」
頭を振ってイヤイヤする。胸だけでイクなんて。
「蓮。見て、もう滲んでる。気持ち良いんだね。」
「んっ、ヤダッ!アァッ!ヒィ。」
チュウチュウと胸を強く吸う。腰が浮く。ダメだ、イキそう。
「出来るだけ我慢してね、すればするほど良くなるから。」
蓮が、俺のズボンを下着ごと下げた。俺の昂りの根元に何か付けてる。
「これで、出せないからかなり良くなるよ。凛。」
再び、胸に執拗な愛撫を二人掛かりで再開する。
「アァッ!クゥッ、ふんぅ!」
涙が溢れる。腰がズンッと重く感じる。2人タイミング合わせて甘噛みした。
「うぁっ!イ、イクッ!」
身体が跳ねる。だけど射精出来ない。下腹が重い。射精出来ないからか、イキ続けてる。
「ヒィッ!れ、蓮、下の取ってぇ、出したいッ!」
「もう1回位、胸でイったら外してもいいかな?」
「んんっ、キツイッ!ヤァんっ!まだ触らないでぇ!」
腰はヒクヒクして太腿もピクついてる。出したくて仕方ないのに、また胸を弄られる。
「素直になって?どうして欲しい?」
「ンアッ!アァッ、む、胸、もっと・・してっ!」
抵抗する気はとうに無かったけど、して欲しいなんて。
「凛、とってもセクシーだよ。」
チュウッと今までより強く吸う。
「んっ、良いっ!アァッ、良いよっ!」
いつの間にか下半身は脱がされて、出す事を許されない昂りが、ユラユラと揺れてる。つま先でシーツを掴むように突っ張る。また、射精感が湧いてきた。
「んんっ、ま、またイクッ!アァッ!イクッ!」
身体がまた跳ねる。出せない苦しみすら気持ち良くなってきた。ズンッと更に下腹に来る。
「凛、見てて、ほら白いのが、溢れてくるから。」
自分が出す所なんてマジマジと見た事なんて無い。根元の締め付けを外されると、先端からドクドクッと白い体液が溢れて伝い流れる。二回分の量だ。
「フフッ、いやらしいね。」
「ハァッ、んっ、ふぅ。」
これから本番だよ、と濡れたモノを扱き始めた。
「ヒィッ!ま、待ってぇ!」
「ん?何を待つの?触って欲しくないの?」
「ち、違わないけど、いつもより敏感だからぁっ!」
出して萎えた筈のモノがまた熱を帯び、堅くなり始めた。
「これ、使ってみていいかな?」
「ん?あぁ、いいかもね。凛がよろこびそうだ。」
「ハァッ、ハァッ、な、何?」
足元で何かやってるけど俺からは見えない。休まず、前を扱かれてるし余裕がない。
「ん、んんっ、ハァッ」
蓮の手に合わせて腰を揺らす。顎を上げ鎖を握りしめて。
その時、まだ慣らしてない蕾に何か入れられた。ローションで濡らされてるけど違和感が半端ない。
「な、何コレ?」
指で丁度、前立腺辺りに押し込まれた。
「スイッチ入れるね?」
ブーンと低い音と共に初めての感覚。
「う、うぁぁ!クゥッ!何、何なの?」
「ローターだよ。小さいから痛くはないでしょ?」
確かに痛くは無いけど、前立腺に当たってる!
「アァッ、と、止めてっ!当たってるからぁ!」
「命中してるね?楽しんで?」
前からも、中からも刺激されて、保つ訳が無い。
「んっぐうっ!ま、またイクッ!ヒィッ!」
カチカチッとローターを強くした。
「だ、ダメッ!アァッ!んっ、クゥッ!」
蕾から、ローターのケーブルを垂らしながら腰を突き出してる。双丘がプルプル震える。蓮も先端をグリグリと撫でながら尿道口に爪を立てる。3回目なのにタラタラと先走りを垂らしてる。足を突っ張り、腰を浮かせ
「アァッ、また、またイクッ、出る!」
蓮の手の中に吐露してしまった。イったのに、ローターを抜いてくれない。
「ろ、ローター、抜いて?んんっ、お願いっ!」
「ローター以外のモノが良いの?」
恥ずかしくて言えない。
「これかなぁ?」
ケンが、指を入れてきた。ローターで少し柔らかくなった蕾は、難なく受け入れた。
「・・・んっ、んんっ!」
ケンが慣らすのは、初めてだ。でも優しく掻き回され腰が疼きだす。一旦、指を抜かれてローションを流し込まれる。指も増え、ヌチャッヌチャッと押し拡げる。
「フゥッ!んんっ、ゆ、指もっと動かして良いからっ!」
自ら脚を広げてケンの指を受け入れる。ケンの指は長めで何時もより深く入る。
「ケ、ケンッ、良い、良いよっ!」
指に合わせて腰も動く。
「ねぇ、俺も気持ちよくして?」
蓮が口元に熱い昂りをあてがって来た。唇を開き咥え込む。手は固定されてるから、頭を必死に前後させて、蓮を愛撫する。蕾は蕾で、指が増え掻き回される。
「んっ、ぐうっ、うゔっ!」
腰を揺らし感じてる事をケンに伝える。
「ぼ、僕もう、我慢出来ないや、入れて良い?」
横を向いて蓮を咥えてるから、返事が出来ない、代わりに脚を広げ、上に上げて双丘が開く様にした。指をズルッと抜き、流れ出すローションに濡れながらケンが挿入してきた。
「ンアッ!アァッ、熱いっ!ケン、大きいっ!」
「ほら、お口がお留守だよ?」
蓮が俺の顔に跨がる。再び口を開け蓮を咥える。下では、ケンに突き上げられ、上じゃ蓮を咥え込んでる。蓮がスライドさせてきた。少し苦しいけど咥えてる事も感じてる。
「はぁ、堪らないなっ!久しぶりの凛の中っ!凄い絞まり具合だっ!」
ヌチャッヌチャッっと愛液の様にローションが音を立てる。俺もピチャピチャと音を立てながら蓮に奉仕する。もう頭も飛んでる。蓮か手錠を外してくれた。手と口を使って蓮を愛する。ケンは腕を伸ばし、胸の突起を摘みながら、腰をピストンしてる。腹の中はケンで満たされてる。腹に力を入れて、ケンも愛する。
「ん、絞まり強いっ!良いよ、凛!」
強く突き上げてきた。
「グヴッ!うゔっ!」
ケンの腰に脚を巻きつけ、更に深く誘う。蓮は、俺の頭を掴み腰を動かして感じてる。舌を尖らせパクパクしてる尿道口に差し込む様に愛撫する。先走り汁が溢れてきた。
「凛、気持ち良いよっ!上手くなって来た、もう出そうだっ!」
蓮が顎を上げ恍惚とした顔をしてる。感じてくれてる。嬉しい。ケンの突き上げも堪らない、内壁がうねり、ヒクつき始める。俺のモノは触られなくてもタラタラと体液を流している。蓮のモノを横から咥え、全体を舐める。
「ンアッ!ケ、ケンッ、良いっ、もっと奥までぇ!」
口からは唾液が溢れ、蓮を濡らす。
「ハァッ、ハァッ、も、もう来るッ!」
腹の底から湧き上がる快感。来る。アレが来る。
「んああっ!ヒィッ!イヤァァン!」
全身をオーガズムが駆け抜ける。蓮を持っていた指先まで震える。口の中に蓮も白濁した液を放ち、ケンも腹の中で弾けた。ケンが抜かれ、蕾が口を開いたままだ。まだオーガズム真っ最中だが、まだ腹を穿つモノが欲しい。ノロノロと四つ這いになって、今度はケンを口に含む。萎えたモノを舌で弄ぶ。蓮は俺が欲しがってるのが分かるから自分で扱き復活させて、突き出した双丘の奥に突き立てる。
「入れるよ、凛。」
入れやすい様に脚を少し開き腰を上げる。
「ん、アアッ!ヒィッ!」
身体が痙攣で揺れる。ナカイキで突かれると痙攣しっ放しだ。チュパチュパとケンを吸う。ケンも熱く復活した。蓮は腰を掴み容赦ない突き上げ。
「んぐゔっ!クッ、ヒィィッ!アアッ!」
思わず、ケンから口を離し、叫ぶ。どうしても口を離してしまうから手で必死に扱く。ケンの昂りの根元に舌を這わせながら、突き上げに声をあげる。手を上下させるのが精一杯だ。
「ハァッ、ハァッ、ヒィッ!アァンッ!」
「蓮、変わって。僕も入れたい。」
2人が入れ替わり立ち替わり、俺を穿つ。それぞれのモノは形も大きさも硬さも違うから、入れ替わる度にナカイキが終わらない。上半身にはもう力が入らず、腰だけ突き出して男2人を受け止める。
「アァンッ!ヒィッ、うゔっ!」
「凛、気持ち良い?ナカイキ大好き?」
ガクガクと頭を振るのが限界。視線も定まらない。激しすぎる快感は理性も何もかも手離してしまう。蓮が俺の脚の間にタオルを敷いた。多分、もう漏らすからだ。太腿の痙攣が止まらない。
「グヴッ、うゔっ!で、出ちゃうっ!ヒィッ!」
薄くなった精液の後にピュッピュッと透明な液体を漏らしてしまった。もう、視界も霞み、目も虚ろだ。それでも2人から突き上げられ、イキ続ける。
「ヒィッ、ヒィッ!い、良いっ!」
もう、声も細い。何度イったのか分からない。2人が、交互に腹の中に放出したのを感じながら、意識を手放した。
目を覚ましたのは早朝だった。身体は綺麗に拭き上げて、バスローブを着てる。タオルのおかげでベッドは無事だったみたい。良かった。両サイドに蓮とケンが眠ってる。本当に似た者同士だ。エロい事に情熱かけ過ぎ。今日は特に予定も無かったはず。ダルい身体を沈めて二度寝した。
「・・・・」
またもや声が出ない。今日も2人ともこき使うからなっ。
クイッと顎を上げられ、ネットリとしたキス。まだ身体は昨夜の名残があって抵抗出来ない。交互にキスされてトロンとしてしまった。ベッドの上で横坐りしてる俺の脚の間に手を伸ばしてきた。
ま、待て。朝だぞ。昨夜散々やっ・・・。
声が出ないから、必死に抵抗するも指を入れられて掻き回されたらもう抵抗出来ない。バスローブを捲り、何も履いてない双丘が明るい中に晒される。指をヌチャッと抜くと糸を引いて、昨夜の名残が出てくる。柔らかいソコは、朝から2人を受け入れ喜んでる。
「んっ・・・クッ!」
シーツを掴み、突き上げられる快感に耐える。あっという間にオーガズムに達する。ガクガクと震え、交互に挿入してくる熱いモノを絞めあげる。
(も、もう無理、出ちゃうっ)
身体は腰だけ、ベッドの外だ。もう、いいや。と我慢をやめた。
ナカイキが続き、突き上げられる度、ジョワァァと漏らす。焦点が合わない。こんなに長時間、イキ続けたら絶対おかしくなる。腰を支えて貰わないと立ってられない。全体重が内壁に掛かる。ビクビクッと続く痙攣に合わせて2人が腹の中に精を放った。
『サブに連れてけ!ここじゃ安心して寝られない!それから甘い物買って来い!コンビニは却下。わかったな!』
スマホで怒る。目も合わせない。2人は申し訳なさそうに、サブルームへ俺を連れて行く。寝かせると、布団を被り背中を向けた。
「ごめんって、煽情的でつい、手が出ちゃったんだ、許してよぉ。」
蓮が許しを請う。
「ほら、血液飲んで?一日中ゴロゴロ勿体無いよ。飲んで元気出して遊びに行こう?」
ケンは腕を出す。
「・・・・」
確かに怠いと一日中、寝てるのも勿体無いし午後からは、華と落ち合う予定だった。
ケンの腕に噛み付く。ちょっと強めに。
「ん~、あー、声でる。良かった。午後から華と会うからな。言っておくけど、昨夜とさっきの事、バレても知らないからな。」
蓮は、ハッとした。華は、エロい事の後は敏感に察知する。察知されたら、躾が入るんだ。お前ら華から躾喰らえ!
「華!こっち、こっち!」
「パパ、のんびり出来た?」
「ん?出来たと思う?」
蓮、ケン、そして俺まで躾をくらう。何でだよ~。
「パパ、明日あるのに、ガード弱すぎ!そのエロオーラ何とかしてよ?分かった?男共が集って来ても知らないからね!」
はい、すいません。できれば、殴る力、加減してください。ついでに集って来たらその腕力で追い払って下さい。この2人も含めて。
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