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第102話
「凛・・相談あるんだけど・・。」
珍しい。天馬から、相談。もう大学生になって、チビじゃない。でも、俺の中じゃ、ずっとチビ。
「何?何でも答えるよ?」
「ほんと?ほんとに何でも答えてくれる?」
「うん。何?」
「え〜と、それはねえ・・・。」
こ、答え難い。
隆君とのエッチな悩み。いや、普通の内容なら答えるよ。その何度トライしても、ドライオーガズム、メスイキ出来ないそうで。
「中学生の頃、偶然、凛達のエッチみたんだけど、凄く綺麗で、オーガズムの時の声、忘れられない。」
いや、忘れてください。お願いします。
「何?何?何の話?」
うわー面倒くさい奴来た。
「パパ、あのね・・・。」
耳、塞いでいいですか?
「うーん、1番手っ取り早いのは、見せ・・。」
見せません。
「隆君とパパが話したらいいかも。ほら、受け身は、為すがままだから。」
「あ、そうか。うん、今度連れてくる。」
「見せようとするなよ!」
「1番手っ取り早いじゃん。付き合い長いのに、まだオーガズムイってないなんて、辛いだけじゃん、テンがさ。」
「そうだけど、親が実習台になってどうすんだよ!」
「他人の見せるの?アダルトサイトなんて演技だぞ。」
「演技とか、俺みないからわからん。」
久しぶりに隆君、お泊り。天馬の部屋に蓮も行って3人で、悩み解決中?
蓮が、解決してくれると思って、俺はなーんにも考えてなかった。
「んっ、ハァ、も、もう今日、隆君来てんのに我慢出来ないの?」
「出来ないね。毎日、欲しい位なのに。」
こんだけ長い付き合いなら、マンネリとか冷めちゃうとかありそうだけど、蓮は一向に飽きないし、求めてくる。
「今日は、趣向を変えよう。懐かしの目隠し〜。」
「え?や、ヤダなぁ。目隠しすんの?」
「あと両手拘束。懐かしいだろ?」
大分、昔やったけど。盛り上がったけど!
両手を上げて、交差させて縛られた。目隠しも。シャツを捲られ、舌で胸の突起を転がす。
「ん、ハァ、あ、あんっ、今日、ねちっこい。」
大事な部分、触ってくれない。
「汚れるから、下脱がすよ。」
何か気配がする。
「誰か他にいる?」
「居るわけないじゃん。寝室は、テンも立ち入り禁止だよ?」
そうだったね。うん、気のせいか。
気配を殺して、2人。天馬と隆。
ギロッと睨み、静かにしろ、と視線を送る。
2人とももう勃起してる。はえ〜よ。
凛の熱いペニスをキァンディの様に舐める。色からしてストロベリーかな。先端を中心に舐めて咥える。
腰を浮かせて、俺の口にピストンする。
「ハァ、ハァ、ん、き、気持ちいいっ!」
唾液と先走りで、まるで、女性器の様に濡れたアナルに指を滑らす。アナルの淵を指でなぞる。穴にも、指でピトピト叩いて今から挿入すること合図。
見逃すまいと、ガン見する2人。自分の母ちゃんの乱れた姿みるんだよ。落ち着け。バレたら俺、多分殺される。
指を1本ずつ挿れて、解す。柔らかくなったら増やして中をえぐる。
「あぁっ!んっ、あぅっ、蓮、蓮が欲しいっ!」
見えないからか、熟すのが早い。もう3本咥え込んで、柔らかいアナル。紅く俺を誘う。
「もう少し、中、弄るよ?ほら、ここ良いでしょ?」
「うんっ!あぁっ!そ、そこ、良い!」
身体をくねらせて、アナルの快感を追う。指だけしゃなく、舌も這わせる。
「んっ、蓮、蓮、もう、もういいっ!い、挿れて!欲しい!」
我慢の限界みたい。俺が仰向けになって、凛を跨らせる。騎乗位だ。
「自分で、腰落として?」
「うん、ハァ、んっ、あぁ、蓮、蓮の良い!」
ユラユラと腰を揺らしたり、上下に動いたりして、自分で、追い込む。
「俺も動くよ、凛!」
太腿を掴み、下から突き上げる。
「アァッ!ヒィ、イ、イイッ!イイッ!」
揺さぶられてもう、エロモードの凛。
2人して腰を動かして、パンパンッと中を穿つ。
「はっ、はぁ、蓮、目隠し取れちゃう、あ、あんっ!と、取るよ!」
いやいや、待て待てぇ!2人とも、部屋出ろっと2人を見るが、凛のエロモードにハマってる。ヤバイ。
目隠しが、ハラリと落ちた。
視界が急に明るくなって眩しかったけど、突き上げられながら、俺が見たのは。
食い入る様に俺を見る天馬と隆君。
「や、ヤダっ!止めて!止めて!やぁ!」
蓮は、腰を止めない。手は縛られたままだから、抵抗もままならない。
天馬が近寄ってきた。
「凛、綺麗。汚くない。」
な、何言ってんだ。天馬が手を伸ばしてきた。
俺のペニスを扱き始めた。
「や、止めなさいっ!天馬!んっ、あうっ!蓮も、蓮も止めてっ!」
堅く勃ち上がってるペニスを扱かれたからたまらない。
突き上げられながら、息子にペニス、扱かれてるなんて!
「あぁっ!ヤダ、ヤダァ!2人ともやめてぇ!」
涙が浮かぶ。気がつくと隆君まで俺の側に来た。
「た、隆君!2人、止めてっ!」
「む、無理っす。」
快感と背徳感で、ごちゃ混ぜだ。隆君が、俺のシャツを捲り、紅く勃ってる乳首に舌を這わせる。
「や、やぁ!ダメ、こんなのダメェ!」
グイッと身体を起こし、繋がったまま凛を押し倒す。
ダメ、ダメと言いながらも、本気で抵抗しないし、 身体はいつも通り、蕩けている。
「な、凛。風俗とか行かれるより、ずっと安全で、安心だよ、俺達の行為、見せるのは悪くない。」
「はっ、んっ、で、でもっ!」
天馬も隆も止めようとしない。感じてるから、凛の中は、波打って俺のペニスに吸い付く。
「風俗なんて、ヤダ。凛の姿見たい。」
天馬が言う。
揺さぶられながら、天馬を見つめる凛。
「はぁ、んっ、俺みて、悩み解消になる?あっ、ううっ!」
「なるよ。凛は僕のお手本。」
パクっと凛のペニスを咥えた。おい、それやり過ぎちがうか?
「アアッ!んぁ!テ、テンッ、それダメ!」
「ん?早く凛のオーガズムみたいもん。」
隆も、シャツをはだけさせ、両方の胸を愛撫してる。凛の中がヒクヒクッ反応してる。
「凛、気持ちいい?皆んな凛が綺麗で大好きなんだよ。」
グイッと根元まで、突き上げる。
「ううっ、アァッ、ハァ!ん、んぁ!」
凛は3人の愛撫と突き上げに翻弄され始めた。
「んっ、んんっ!クゥッ!イ・・イイッ!」
全身をくねらせて、愛撫を受け入れる。
「うん、認めらた気持ちイイね、凛。」
「ハァッ!う、うんっ!アァッ、気持ちイイ!」
チュパチュパと音を立てて吸い付いてるテン。強く吸ったり弱めたりしてる。凛の腰が震える。
「アァッ!み、皆んな好きぃ!気持ちいいよぉ!」
好きなのは、俺だけにして欲しいんだけど。
「ん、れ、蓮、もっと、もっと強くっ!」
「隆、見てろ。ただ突っ込みゃいいって訳じゃない。弱い場所狙って擦り上げろ。」
テンも口を離し、手で凛のペニスをシゴいてる。
下から抉りあげる様に強く突き上げる。凛の背中が、グゥッと仰け反る。
「ヴヴッ!あ、あぁっ!ヒッ、ヒィッ!イ、イイ!」
テンが握ってるペニスから、トロリと白い精液が溢れた。
「凛、イったの?」
「いや、まだだ。もうすぐ、オーガズムが来て、連続メスイキするから。」
狙って腰を動かす。休ませる暇は作らず、ひたすら突き上げる。
「ほら、2人とも、手を休ませんな。凛が欲しがる。」
「凛のまた堅くなってきた。」
「あぁ、ヴヴッ、来そうっ!ハァ!んんっ!」
全身に力が入る。仰け反り、俺を挟んでる両脚がビクビクし始めた。
「よく、見てろ。これが、オーガズムだ。」
俺も休まず突き上げる。
「イ、イクッ!イっちゃう!ヤァン!ハァッ!イクゥ!」
脚が伸びきり、バタバタと痙攣。口からは唾液を流しながら喘いでる。
「隆、ここでやめんなよ。踏ん張って突き上げろ。」
「ヒィィッ!イ、イってるっ!イクッ!ま、またイクッ!」
あまりの悲鳴と痙攣に、2人とも驚いてる。パタパタとまた凛のペニスから精液が溢れた。
「アァッ!グゥッ、ヴヴッ!あー、あぁ、出ちゃう!出ちゃうよぅ!」
「何が出そう?凛!」
グリッと捻りながら突き上げる。
「うわっ!アァッ、出ちゃう、し、潮噴いちゃう!」
「最高じゃん、見せてやれ、噴いてるとこ。」
ガンガンッと身体が打つかる音。凛はもう下半身にしか意識が向いてない。
「み、見てっ!見ててぇ!出ちゃうっ!」
突き上げる度、勢いよく透明な体液が、ペニスから噴きあげる。
「す、凄いや、見たことない。」
「まだ、止めないんですか?」
「あぁ、今からメスイキタイムだ。」
パンパンッとリズミカルに突き上げる。
凛の身体は痙攣が止まらない。喜びの悲鳴も。
「あー、す、凄いぃ、蓮、凄いよぉ!」
ビクつきながら、喘ぎ声で伝えてくる。もう、焦点が合ってない。天馬と隆の存在なんて、飛んでいる。縛っていた手を解放してやると、自分の腰に手を置いて腰を揺らす。
「凛、まだイキたいんだね。そんなに気持ちイイ?」
「あー、あっ、あんっ、あっ、イ、イイッ!」
脚は空で、ビクンビクンと震えている。
「あっ、あぁ、ま、またイクッ!ヴヴッ!イクゥ!」
手が彷徨い、天馬の手を掴む。
「アァッ!イイッ!アァンッ!ヒィヒィ、イっちゃう、また、イっちゃう!」
天馬の片手、どこ?と目線を落とすと、ズボンの中。後ろに手を回してアナル弄ってる。顔が紅く紅潮して、潤んだ目で隆と見つめ合う。
え?こ、ここでやんの?
「お前ら、部屋でやれ。俺達もうすぐ終わるから。」
スルッと腕が首に巻きついて来た。
「ハァ、ハァ、や、やだまだ終わり、終わりたくないっ!」
震えながら、キスして来た。なんと。凛の珍しい発情サイン。リングしてて良かった。
2人を追い出して、数えきれない位、果てた。
賢者タイム・・にはならなかった。凛もかなりご満足で怒らなかった。
「・・・ここまで、激しくて長いの久しぶり。」
「うん。凛、身体大丈夫?」
「あ、うん、大丈夫。じゃないかな。多分立てない。」
そりゃそうだ。1時間以上イキっぱなしだ。
「それに、めっちゃ眠い。」
「うん?寝ていいよ。夕飯は、俺が作る。」
「ありがと。」
「その、怒らないの?」
「・・・怒ったってもう見られたのは仕方ないし、蓮の言う通り変な風俗行かれる位なら、教えた方が良いかなって。」
「うん、特に天馬は最近、凛に似て来たからな。風俗で変な輩に絡ませたくない。」
「そうだね。恥ずかしいけど、しょうがないか。」
「ハァ!んっ、た、隆!イイッ!」
「えっと、ここ、この辺好きだよねっ!」
「うわっ!アァンッ!イイッ!ソコ!イイッ!」
凛さんみたく、天馬もぐっと背中を反らせた。初めてだ。踏ん張って突き上げる。
「あぁ、ううっ、何か、何か変っ!」
「痛い?どうしたの?」
「い、痛くない、アァッ!わ、分かんない!う、うわっアァッ!」
一際大きな声で叫んでビクンビクンと痙攣。
あ、動かさなきゃ。危うく俺もイキそうになった。
「ハァッ!ハァッ、んんっ、アァッ、アーッ!」
天馬、初めてイけた。分かってないかもしれないけど。天馬の内壁が今までになく蠢き、吸い付き絞り上げる。
「はぁ、テンッ、気持ちイイ?」
「ヒッ、アァッ、気、気持ちイ、イイッ!」
突き上げる度にビクンビクンと身体が跳ねる。涙流して喘いでる。
「こ、これが、メス、メスイキッ?す、凄過ぎるっ!ヴヴッ、ハァッ!ま、またクル!アァッ!」
「お、俺も出そうっ!」
「や、やぁ!ま、まだ出さないでぇ!突いてっ!あぁ、イ、イクッ!イクゥ!」
俺もリング、要るな。
気絶するようにイって、そのまま寝てしまったテン。身体を綺麗にして、何か飲み物をとリビングへ。
「よ、終わった?」
「は、はい。何とか。」
「テン、イけた?」
「はい、多分、イけたと思います。あんな声と痙攣、初めて見ました。」
「ふむ。良かったな。」
「はい、有難うございます。あの〜。」
「何?」
「コックリング、何処で買えばイイっすか?」
目が覚めたら10時。お腹空いた。まだ、蓮はリビングか。
力の入らない足取りで、リビングへ。
「起きたよ、お腹空いた・・・。」
「凛、僕も僕もイけたっ!メスイキ出来た!」
あぁ、そうか、良かったね。
じゃ、もう見せなくていいよね。
「ん〜、後は体位教えて?」
ベシッと頭を叩く。
「痛〜い。」
「そんなのネットみりゃ腐るほどあるだろ!自分達で工夫しろ!」
親が親なら子も子?
類友?
わからん。
二度と見せないからね!
「皆んな好き〜とか言ってたのにぃ。」
もう、1発殴って良い?良いよね?
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