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第77話

あー、もう我慢できない、俺からしちゃえっと思ったところで、やっと龍ちゃんの唇が俺の唇をかぷっと食べてくれた。俺の大好きな少し肉厚な唇。そしてエロい動きをする熱い舌。久しぶりにじっくり堪能する。はああ、気持ちいい。 唇を離して、龍ちゃんにもたれかかる。 「龍ちゃん、エスパーなの?」 「んん?」 「さっきのコーヒー豆の。俺がキッチンで『あーハグしたいー、キスしたいー!』って思ってたら、あんな小芝居付きで俺の欲しかった甘々チューしてくれるんだもん」 「やっと出張から帰って、おまえと・・・・できると思ったのに、兄貴たちがいて泊まっていきそうだったからな」 「え?何ができるって?聞こえなかった」 「イ・・・イ・・・イチャイチャだよ」 赤くなって照れくさそうに言う龍ちゃんに吹き出した。 あんまり俺が笑うので、龍ちゃんが俺のほっぺをむにっと挟み、 「留守中、ちゃんといい子にしてたんだろうな?」 なんて言った。 「当然じゃん。明日の休みを死守するべく、猛烈に働いてましたよ。龍ちゃんは明日、休めそうなの?」 「ああ、大丈夫」 むふふ、じゃあ今夜は・・・と期待したとき、龍ちゃんにまたがっている俺の一物の下で龍ちゃんのものがぐぐぐっとかさを増したのを感じた。 あっと思ったときにはソファーに押し倒されていて、龍ちゃんがオスの目で俺を見下ろしていた。この目はヤバい。俺の脊髄にびりりと電気信号が走った。噛みつくようなキスをされ、それだけで頭がくらくらしてきたが、なんとかそこで踏みとどまらせ龍ちゃんをバスルームに押し込む。 ふうー、なんだか今日は龍ちゃんにドキドキさせられっぱなしな気がする。 俺は大急ぎでキッチンを片付け、風呂に入り、ベッドで待っていた龍ちゃんの胸に飛び込んだ。

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