勿論、俺は過去の遍歴で男のモノをいじったこともあるし、もっと言えばフェラを強要されたことだってある。だが、今は新たなことにチャレンジするような気分だ。 龍ちゃんの脚の間に座り込み、そそり立っているものに両手を添えた。こうやってまじまじと見るのは初めてかもしれない。 龍ちゃんのものは、傘の部分のエラが張っていて、抽送されるときにここが俺の前立腺をひっかいて激しい快感をもたらす。幹の部分も太くて血管がごぼごぼと浮き出していて迫力があるな。漢の塊みたいな龍ちゃんの象徴といった感じだ。 俺は両手を使ってその熱いものに刺激を与え始めた。いつも俺がどうやって感じさせられているか思い出しながら、緩急をつけて愛撫すると一気に先端から透明な蜜が溢れ出し、俺を喜ばせた。 龍ちゃん、気持ちいいんだ。感じている顔を見たかったのに、龍ちゃんたら腕で目の前を覆っている。でも、口からは「はっ」と色の混じった声が漏れた。その声が俺を興奮させた。 「龍ちゃん、腕おろして。こっち見てて」 龍ちゃんも俺にじっと見られて、もっと感じればいい。龍ちゃんがゆっくり腕をおろして、俺を見た。少し困ったような顔をしている。そのまま、こっち見ててよ。 俺は龍ちゃんに目を合わせたまま、龍ちゃんのものに唇を寄せた。 「蒼、ダメだ」 龍ちゃんが慌てて身を起こそうとするのを制して熱い塊を口に含むと、龍ちゃんの上ずった声が聞こえた。 「駄目だ、天使にそんなことさせられない」 はぁ！？天使！？呆気にとられた俺は龍ちゃんのモノを咥えたまま持ち主を見上げたが、龍ちゃんは俺にやめさせようと必死だ。 「らめらよ」 根元をしっかり手でつかみ吸い付いて離れない俺に、諦めたのか再びヘッドボードにもたれかかった龍ちゃんは、またこちらを見ないように腕で目を覆ってしまった。 俺は唇と舌を駆使して龍ちゃんの一番反応が激しいポイントに刺激を続ける。だんだんしょっぱかった先走りに青臭い味が混じりだし、口の中のものが一段と大きくなったのが分かった。 「蒼・・・蒼・・・」 龍ちゃんが俺の名を呼び、両手で俺の頭を抱える。全部飲み干してやろうと、吸い上げたのに最後の最後でずるりと引き抜かれてしまい、白いものは口の中ではなく俺の顔面に放たれた。