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「げ、弥栄!お前、人の娘にちょっかい出してんじゃねーよ。」
「俺ガキには興味無いんだよねー。あ、もしかして奥さん?」
「あ……は、初めまして。いつも智裕くんがお世話になってます。」
パパが律儀にお辞儀なんかしていると、弥栄は屈 んでパパをジッと見る。
「なんだ、普通じゃん。まっつんがいつも惚気 るからもうちっと期待してたんだけど。」
その弥栄の言葉に私と智裕は声を合わせた。
「「弥栄テメーぶっ殺す!」」
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