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第5話

後ろを振り返ると其処には、さっきまで殴られて犯されそうになっていた彼と その彼に「菘大丈夫かい?遅くなってしまったね。すまない」と彼の肩を抱き 眼鏡のそいつが顔を覗き込んでいる現場と・・・何故か俺の肩に腕を顎を乗せて ニコニコしているそいつが居た 「お取込み中悪いんだけども・・・お前らは3つの悪いことをしてしまっているせいで俺らが来たわけで~わかってるよね?」 「ッ・・・ふ、藤本!なッなんもしてねーよな?俺らは遊んでただけだよ!なあ?」 「そ、そうだよ!お前に遊びを止める権利は・・・ねぇよな」 さっきまでの威勢がまるでなく、登場人物にビビっている様子だ 俺にまで同意を求められても困る 「誰にお前とか言ってんの~?神原君よ~」 ニコニコ笑ってるそいつは顔を見なくてもわかるくらい殺意が芽生えていた 「ひっ・・・」 おいおい声になてねーぞ。黙ってたほうが身のためかと思い俺はその場で黙っていた 完全にビビってる神原というやつらはビクビクと体を震わせていた 「1つ目~授業中なのに君たちはここで遊んでた事~」 肩越しで声を発する彼は俺の首に顔を埋めながら述べた 「っちょ、何!?」 反射的に俺の体はびくっと反応しそれでも彼はそのまま言葉を続けた。 とても眠そうにしながら・・・

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