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ある日の飲み会~今日は何の日?6月9日編~
6月8日深夜
ただ今エロエロ4人組、自宅飲み会の真っ最中です。
「明日ってぇ...何の日ぃか知ってるぅぅ?」
「ああっ、もう! 誰ですか、俺がツマミ作ってる間に慎吾さんにこんなにお酒飲ませたのは!」
「え~? そない飲んでへんで~?」
「んなもん、俺らが知るか。そんな不安なら自分で管理しろ、自分で。ああ、でもそう言えばさっき自分でなんか注ぎには行ってたけどな」
「だからそれ、止めてくださいよぉ...慎吾さんが弱いの知ってるんだから......」
「でも、その弱い慎吾くんがほろ酔いでデロデロに甘えてくるのは好きなんだろ?」
「......あー、いや、あの...それは...いや、嫌いじゃないですよ、それは勿論! ただですねぇ...あの状態になると色々大変な事もあってですね......」
「ああ、とにかくイロイロエロエロになるとか?」
「はあ、まあ......」
「航生くん、ひどーい。俺ばっかり悪者みたいやんかぁ。ちゃうでしょ~、俺がちょっと酒飲んで気持ちようなってまうとぉ、航生くんもめっちゃ気持ちようなりたなるんやんな? 止まれへんようになるもんね~」
「ちょ、ちょっと慎吾さん......」
「もうねぇ、次の日は一日声が出ぇへんもんね~。酒飲んでるわ、一晩中アンアン言わされるわ...途中で泣いても止めてくれへんから、ほんまに朝なんか......」
「航生、お前やっぱドSだったんだな。泣いても止めないとか」
「そ、それは違いますってば!」
「そうやで~。泣いても止めへんだけやなくて、泣いたらもっとしつこうに激しなんねんで~。めっちゃ喜びよんねん、『泣くほど気持ちいいですか?』なーんて!」
「うっわ、航生くんたらこわーい。泣かせて喜ぶだなんて~。つか、ほんとお前、仕事の前の日だけは止めといてやれよ?」
「......充彦はえらそうな事言えないけどね」
「へっ?」
「ちょっ、俺は航生とは違うだろうよ」
「そう? 変わらないって。てかね、酔った慎吾が可愛くてガオーッてなる航生はともかく、充彦の場合は俺のオフの前の日は常にガオーッになってると思うんだけど? 泣いても止めないっていうか泣くまで止めないし、下手したら意識朦朧として体の力抜けてんのにそのままお構いなしにピストンしまくってるよね」
「さすが絶倫...鬼だ、鬼」
「アホか、絶倫ぶりはお前には負けるっての。一晩7回とかありえないから」
「ひ、一晩じゃないです! 一日ですよ、一日! 自分だって24時間あったらできるでしょうよ!」
「航生、充彦は無理無理。遅漏なんじゃないの?ってくらい1回が長いから、7回も俺が付き合えない」
「ねえねえ、だからぁ、明日は何の日か......」
「じゃあ、あれだな。航生は早いから7回もこなせる早漏くんて事か」
「ねえってばぁ...明日は......」
「相手が悦ぶタイミングで出せてたら早漏って言いません~。遅漏で相手が失神してるのに腰振ってるとか、獣ですか。ほんと性欲魔神ですよね」
「お前ら、聞かんかーい!!! 人が話してるいうのに、いつまでたってもペラペラペラペラ関係無い事ばーっかり話しくさって! ええ加減にしとかんと、ドタマかち割ってストロー、カーン差し込んで、脳みそチューチュー吸うたろか!」
「慎吾慎吾、それ新喜劇だよね?」
「あ、バレてた。ちゃうや~ん、航生くんがみっちゃんとばっかり楽しそうにじゃれて俺の相手してくれへんねんも~ん。そら、啖呵の一つも切りたなるやん?」
「いや、その切った啖呵が新喜劇のギャグってどうよ。じゃあ何? 俺は乳首ドリルとかしなきゃいけないの?」
「ああ~ん、してして。仲良し二人はあっちに置いといて、勇輝くんは俺に乳首ドリルぅぅぅ」
「こらっ、ほんとにしようとすんな! んで? 慎吾くん、何の話だっけ?」
「だからぁ、明日は何の日でしょうかって聞いてんのにぃ」
「えーっと...何かありましたっけ? あ、そうだそうだ、6と9で...ロックの日でしたよね。記念イベントもあったような。あとは、俺が昔働いてた工場がシリンダー錠の加工やってたんで聞いた事ありますよ。ホームセキュリティの日とかなんとかじゃなかったでしたっけ?」
「こいつはとぼけてるのか?」
「いや...これはほんまもんの天然様やでぇ。マジで気ぃついてへんと思う」
「お前、AV男優としてダメダメだな。6月9日は、シックスナインにかけて『ポルノの日』だぞ」
「......俺をからかってますか?」
「マジだ、バ~カ」
「おいおい、ほんとに知らなかったのかよ。それこそオールナイトのイベントとかもあるだろ? まあ、俺らはファン層が違うからあんまり呼ばれないけど」
「で? その6月9日がどうしたの?」
「ん? 6月9日とかどうでもええねん。シックスナインの話がしたかってん」
「は?」
「だからぁ、シックスナイン! 前から聞いてみたかってん...俺と航生くんやったらね、身長差も丁度エエ感じやからぁ、お互いのんをちゃんとペロペロできんのん。チュパチュパもシコシコも、『これぞシックスナイン!』てバランスやと思うねんね? んでもぉ、勇輝くんとみっちゃんやとね、ちゃんとシックスナインになんのかなぁ...と思うて。なんて言うかなぁ...勇輝くんの体がピーンて伸びて、みっちゃんの方はキュッて背中丸めなできひんのんちゃうかなぁって。シックスナインて言うより、DとかPみたいな格好になりそうやない?」
「......なるか! そりゃあまあ、こんだけ身長差ある相手とは今までしたことなかったけど...やりにくいかやりやすいかで言うなら、確かにちょっとやりにくい時もあるけど...それでも普通にできるし」
「やりにくいの?」
「しにくいん?」
「そ、そりゃあ、まあ...ちょっとの差とは言え、裏側は舐めにくいとか...あるっちゃあある...あ、充彦のは無駄に長いからちゃんとパックンはできるから!」
「無駄ってなんだ、無駄って!」
「ああ、確かに......」
「確かにってなんだ、確かにって!」
「えー!? 俺だけモザイク無しのみっちゃんのん、見たことな~い」
「見なくていいですっ! 俺のが貧相に見えるんで」
「航生くんのが貧相!? うっわ、見たい...めっちゃ見たい......」
「ただ長いだけだから。あんまり充彦にワクワクしてると航生がヤキモチ妬くぞ」
「勇輝、ただ長いって言い方やめて......」
「はいはい、長くて硬くて素敵素敵。んでだな、慎吾の方も舐めるの結構大変なんじゃないか? なんせ航生のなんてマジでヘソに付きそうなくらいのガン反りだろ?」
「大丈夫~。亀ちゃんはちゃんとペロペロできるし、反り返ってるから裏筋とかメッチャ舐めやすいで。ただ、最近航生くんのフェラがうまなってきてるから、先にイきそうになるけど、ヘヘヘッ」
「なんだよ、そこが結局言いたかったの? 航生上手くなってきたから、シックスナインがますます気持ちいいってのろけたかったわけだ?」
「あ~ん、バレちゃったぁ。そうやね~ん、俺らのラブ生活がね、ますます充実していってんの~」
「それ...のろけですか? 俺今、ひたすら恥ずかしいんですけど」
「航生航生...あそこのニャンコ二匹が好き放題言ってる仕返ししようぜ」
「仕返し?」
「シックスナインっつったら、まあ普通に考えりゃ相互フェラだよな?」
「いや、どんな風に考えてもそうでしょ?」
「ノンノン、いいか? 6と9の数字をだな、こう...上下に重ねて考えてみ?」
「すいません。俺では充彦さんの超変態的思考に追い付かないんですけど...」
「変態って言うな、発想が柔軟なだけだ。いや、だからな...6はだなぁ、ニャンコちゃんがグーって体折り曲げられてチングリしてるみたいに見えるだろうが」
「......あ」
「ほら、な? んで、9が上からのし掛かって6を真上からガン突きしてるようにも見えるだろ?」
「見え...なくも...ないです」
「て事で、今日は好き勝手言ってるニャンコちゃん二匹に、新しいシックスナイン...超ハードコアセックスを叩き込む日ってことでどう?」
「残念でした~。せっかく充彦がドS変態発想してくれましたが、俺明日仕事で~す」
「俺も~」
「......慎吾さんは、明日雑誌のインタビューですよね? 写真も着衣グラビア撮影だったと...」
「せやで~」
「勇輝、お前は?」
「俺、Qさんとサブカル雑誌の対談」
「ほう...対談ね......」
「インタビューと写真撮影だけですね。わかりました...充彦さん、それ乗ります。超ハードコアセックスでニャンコちゃんならぬじゃじゃ馬をちょっと躾ときましょうね」
「部屋貸してやろうか?」
「いいえ、結構です。慎吾さんの可愛い啜り泣き、聞かせたくないんで。さ、帰りますよ...勝手にお酒飲んでなんでもかんでも喋っちゃう慎吾さんにはお仕置きです」
「わ~い、わ~い、お仕置きぃ」
「悦んでるよ...慎吾、お前体大丈夫なのか?」
「平気平気。航生くんからのお仕置き、大好きーっ!」
「マジでドMじゃないか......」
「人の事心配してる余裕はないよ、勇輝くん」
「ほぇっ?」
「無駄に長いだけのチンポでガンガン奥まで串刺しにしたげるから、今日は覚悟してね?」
「何が『今日は』だよ...いつもだろ」
「ん? 何か言ったかな~?」
「いいえ、お手柔らかに~」
何の記念日でも、結局は泣くまで許してもらえない勇輝と慎吾。
でも......毎日が何かの記念日で、毎日やっぱりイチャイチャしてるのが幸せな4人でした。
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