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秋の味覚を召し上がれ?【充彦×勇輝】

非常に頭の悪い感じの超短文です。 下品で可愛い?二人を目指しております。 ......あ、いつもでしたね。 では、下品上等の皆様は、どうぞそのままスクロールを。 ********** 「充彦ぉ、今日のお昼何?」 「さつまいもと豚肉のパスタとカボチャのポタージュだよ」 「うっわぁ、なんか『秋!』って感じするねぇ」 「ちなみにおやつは、渋皮煮にした栗使ったムースですよ~」 「うわ、マジ? 渋皮煮から充彦作った? 俺、充彦の渋皮煮大好き!」 「勿論、昨日頑張って剥いて作った。あ、そうだ...気合い入れて剥きすぎたんで、生の栗まだいっぱいあるんだけど...」 「そうなの? じゃあせっかくだし、夜も『秋の味覚祭り』とかやっちゃう?」 「ん? 何かアイデアあり?」 「栗があるなら、当然ここは栗ご飯でしょ。あ、いや...餅米が残ってたはずだから、栗おこわもいけるな...」 「他もなんかあったっけ? それとも買い物行く?」 「いや、わざわざ行かなくても、確か結構使える物があったような...おっ、あるある。冷凍庫に掃除済みのサンマあるからこれでゴボウ巻いて八幡巻き風の照り焼きして、塩鮭とカブの煮物だろ? あと、キノコが何種類かあるんで、舞茸とエリンギの土瓶蒸しとかでどう? もうちょいがっつりいきたかったら、ここにさつまいものかき揚げ...あ、これ『ガニ揚げ』って言うらしいんだけどね、これも作れるよ」 「......いいねぇ、なんかすげえ腹減ってきた」 「あ、でも...夜とかってなんか食後のデザートってある?」 「ありますよん、最高のデザートが」 「ちゃんと秋っぽい物、使ってる? なんかせっかく拘るなら、とことんいきたい...」 「秋だよ、秋。秋の最高の食べ物だって」 「......なんかテンションの上がり方が変」 「んなことないって。勇輝も絶対好きだから!」 「えーっ!? 俺も好きな秋の最高の食べ物ってなんだ?」 「ふふふっ......ジャジャーン! そりゃあもう、秋と言えば松茸でしょうよ! 大きく立派に育ってるから、最高の味わいですよ!」 「充彦、変態くさいからとりあえずパンツ穿いて。つかさぁ...なんで何にもしてないのに、その旨くない松茸が育ってんだよ!」 「旨くないわけないだろ。いっつもお前、『美味しい、美味しい』っておかわりするじゃん」 「黙れ。いいから早くパンツ穿かないと、割いて土瓶蒸しに放り込むぞ」 「いいよ~。栗の花の香りの土瓶蒸しが食べられるならど~ぞ~」 「充彦、ほんと最近頭悪い」 「頭は悪いけどキノコは元気。あ......松茸が胞子を飛ばしたがってる...」 「飛ばすな! ていうか、昼飯食わせろよーっ!」 「腹一杯になるくらい、俺の胞子食わせてア・ゲ・ル♪」 秋の味覚は数々あれど、毒キノコにはご用心を

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