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ふたりきりのクリスマスナイト㉓

 この間、寝室で見られてしまった恥ずかしいコトといい今日のコレといい、穴があったら入りたい気分だ。  じぃっと見つめてくる視線に堪えきれず、俯きながら重たい口を開く。 「……使おうと思って持っていた。千秋が気持ち良さそうにする顔が見たかったからね」  正直に答えると手にしていたそれを素直に返してくれたのだが、それだけじゃなく――。 「だったら早く使って、好きなだけ見ればいいれしょ。ほらほら!」  ちょっとだけ不機嫌顔をしていそいそ俺から離れるなり、四つん這いのポーズをとる。  そのお陰で、見たいと思っていたお尻が見放題。大きめのレースで大事な部分が上手いこと隠れてはいるものの、綺麗なカーブを描いたお尻のラインはそのままに、とっているポーズが刺激的過ぎて、まじまじと見ることが逆に出来なかった。 (――おかしい。千秋の裸は見慣れているはずなのに、目の前であんな格好されただけで、ドキドキして見られなくなるなんて) 「ほらかさんっ、早くしないとお仕置きが倍になりますよ」 「わ、分かった……」  千秋のお仕置きがどんなものなのかは不明だが、さっさと手を出さないことには、大変な目に遭いそうだ。 「いきなり、コレ使っていいのかい?」  ローションの入った小袋を見せつけたら、こくこくと首を縦に何度も振った。 「俺のムズムズをとってほしいから。いっぱい使ってくらさいね」  言いながら、誘うように可愛いお尻を上下させる。それを見ながら口でローションの袋を千切り、たらりと指先に垂らした。途端にバラの香りが辺りに漂う。 「千秋、挿れるよ」  一応声をかけてから、レース状になっている紐を横にズラして、蕾の入口にまんべんなく塗りつけた。 「ちょっ、下着をそのままなんて……」 「恥ずかしいのを我慢してまで履いているのを、わざわざ脱がせるのは悪いからね。それに……」  ずるっと人差し指を挿れながら、抱え込むように千秋の身体を抱きしめる。 「ぁあっ、ほらかさんっ」  蝶々結びになっているキャミソールの肩紐をするっと解き、片胸を露わにして頂にやわやわと触れてあげた。

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