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事件3
「滝井、ベルト貸せ。井口、ゴム取ってくれ」
高田は2人に指示する。
拓が外へ追い出されたのを、悠は虚ろに見つめていた。
3人がかりで服を剥ぎ取られ、ベルトで両腕を背中側に縛られる。
「後ろから突っ込むのか?」
「いや、顔見る方が興奮する」
両腕が背中にあるのに仰向けにされ、悠は苦しい状態で左右から井口、滝井に両脚を広げさせられる。
「苦しい…やめ…」
悠の呻きに耳を傾けず、高田は悠の窄みに獰猛な己れを合わせる。
「いや…やめろ」
「切れんじゃね?」
「ジェル付きスキンだから大丈夫だろ。でもまぁこれも塗っとくか」
ちゃぶ台にあった悠のハンドクリームを悠の窄みへ適当に塗りつける。
「俺って優しいだろ、悠さん」
「やめ…」
高田は躊躇なく悠の中に押し入った。
「ひああっ、いたいっああっ」
悠が仰け反る。
「すげ…いい…めっちゃ締まる」
高田が悠を暴力的に凌辱し、そのまま動き出す。腕をきつく背中側に縛りつけられた体勢も、無理矢理おし拡げられた秘部も、高田が動くたびに、一層悠を苦しめる。
「あああっ、やめ…いたい‥いやっ…」
「そんないいのか?」
井口と滝井が高田に聞く。
「マジ、こんな締め付け経験ねぇ」
「頼む、早く替わってくれ」
「待てって、 もうちょっとやらせろ」
高田は悠に押し入ったまま、暴力的行為が興奮を呼び込むことを自覚し、乳首を抓り、噛みつき、口づけては頬を打つ。
悠は身体を揺さぶられ、苦しい姿勢と愛撫とは程遠い暴力に耐えながら、この後2人にも犯されるまで、どれぐらい時間がかかるのだろうと思う。
どうか…せめて…見られないうちに、終わって…。
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