10 / 13

事件3

「滝井、ベルト貸せ。井口、ゴム取ってくれ」 高田は2人に指示する。 拓が外へ追い出されたのを、悠は虚ろに見つめていた。 3人がかりで服を剥ぎ取られ、ベルトで両腕を背中側に縛られる。 「後ろから突っ込むのか?」 「いや、顔見る方が興奮する」 両腕が背中にあるのに仰向けにされ、悠は苦しい状態で左右から井口、滝井に両脚を広げさせられる。 「苦しい…やめ…」 悠の呻きに耳を傾けず、高田は悠の窄みに獰猛な己れを合わせる。 「いや…やめろ」 「切れんじゃね?」 「ジェル付きスキンだから大丈夫だろ。でもまぁこれも塗っとくか」 ちゃぶ台にあった悠のハンドクリームを悠の窄みへ適当に塗りつける。 「俺って優しいだろ、悠さん」 「やめ…」 高田は躊躇なく悠の中に押し入った。 「ひああっ、いたいっああっ」 悠が仰け反る。 「すげ…いい…めっちゃ締まる」 高田が悠を暴力的に凌辱し、そのまま動き出す。腕をきつく背中側に縛りつけられた体勢も、無理矢理おし拡げられた秘部も、高田が動くたびに、一層悠を苦しめる。 「あああっ、やめ…いたい‥いやっ…」 「そんないいのか?」 井口と滝井が高田に聞く。 「マジ、こんな締め付け経験ねぇ」 「頼む、早く替わってくれ」 「待てって、 もうちょっとやらせろ」 高田は悠に押し入ったまま、暴力的行為が興奮を呼び込むことを自覚し、乳首を抓り、噛みつき、口づけては頬を打つ。 悠は身体を揺さぶられ、苦しい姿勢と愛撫とは程遠い暴力に耐えながら、この後2人にも犯されるまで、どれぐらい時間がかかるのだろうと思う。 どうか…せめて…見られないうちに、終わって…。 |

ともだちにシェアしよう!