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第14話

※残虐シーンが含まれます 苦手な方はこのぺーじをとばしてください なお、このページは読まなくてもストーリーは繋がるようになってるので安心してください 「お、下ろしてください」 「なぜです…………ここを降りたら魔物の餌食になりますよ? 危険です、さ、私の腕の中に………………」 そう言って僕を抱え直すジュダスさん………… だが、どうしてもこの腕が安心できない なにか…………嫌な予感がする 僕は本当にこの人たちに従っていいのだろうか……………… なにか、なにかがおかしい…………………… 周りを見渡すと、やはり、どうしても人間が悪にしか見えなかった 「おいおい、魔物の野郎 こんないいもん隠し持ってるぜ?」 「おぉ!俺ももらってこよ〜」 魔物の家に盗みにはいる人間 ニヤニヤ顔で高価なものを両手いっぱいに持っている 「俺がお前らに何したって言うんだ!」 「子供には手を出させねぇ!」 「うるさい、黙れ」 「ぶぎゅ………………」 子供を抱えた父親ごと潰す人間 トマトのように潰れる魔物に吐き気がこみあげてくる なんなんだ………………どうしてこんなにひどい仕打ちをする……………… 魔物が人間に何をしたのかは知らない………… だが、ここまで酷いことをしたのか…………? カタカタと震える肩を必死に強く抱き締め、目の前の光景から目を逸らした、その時だった…………………… 「人間ども……………… ……俺の民に何してくれてる………………」 「ま、魔王さまーーー!!!」 「魔王様が来たぞ!!!」 崖の上から現れたその姿は、まるで…………まるで救世主だった…………………………

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