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16-S
「あ"ーーーーーーー!」
ん"〜うるせぇ…。
「ゆ、夢?」
藤の声がする。
うす目を開け、藤の方を見ると、藤の上になっちゃんが盛大に乗っかっていた。
「よいしょ!」
なっちゃんを元の位置に戻す藤。
藤がこっちを見たので、寝たふりをする。
少し藤が近く気配。
「へへっ」
何に満足しかのか、アノ笑い声がした。
そして、藤の気配が離れていく。
オマエは、何もしないのか?
藤が離れてすぐに、パサ…パサ…と布団を畳む音がする。
只今、…朝の何時だ?
とりあえず、起きよう。
ゆっくりと起こさないように歩く藤のすり足が聞こえる。
ちょと待て…、
「藤」
藤がすぐに振りかえる。
「おはよう」
朝一番にオマエの顔を見させてくれ。
「おはよう、佐久間」
藤、俺はオマエの"いつもの台詞"に、何度もときめくから。
…to be continued
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