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第20話

結局翔琉に会わないまま帰宅した。 熱めのシャワーを浴び考える わかってたことだった。 翔琉が人気があること。 まだ学校が始まって一月だけど翔琉の噂は多くあったんだ 幾人も相手がいてあの準備室に連れ込みいかがわしいことをしているということ。 でも人気もあるし仕事も出来て評判もいいため何の処分も言い渡されてないこと。 校長や教頭、その他の教師さえ翔琉に心酔しているってこと どれが本当でどれが嘘なのか僕にはわからなくて。 でも…沢山いるうちの一人だとしても…それでも翔琉に別れるなんて言いたくない 翔琉が僕にくれていた感情が偽りだったとしても…それでもその言葉を僕は信じたい… 翔琉が好きだから…狂おしいくらい好きだから… 食欲もわかずそのままベッドへ沈み目を閉じた。 期間限定の恋人でもいい 明日からまた頑張って向き合う…だって好きなんだから。 惚れたものが負け…良くいったものだと思う。 本当にその通りなんだから

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