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第49話
「水無瀬くん…」
「悪いけどあんたの思い通りになんてならないから」
男の手を掴み手に持っていたものを目の前の男の首に差す
僕は幼い頃から色々なことをやらされているので見た目とは違い力もあるしそれなりに対処は出来るのだ
側においてあったいかにも高そうなカメラを破壊する。
中に色々な記録媒体も入っていておそらくこいつのコレクションなのだろう
「データはこれだけ?」
「…」
「素直に吐いた方があなたのためになると思うけど?」
踞る男の顎を手であげる。微笑みながら問うた
「ね?これだけなの?」
「…自宅に…」
「そう…なら今日の放課後僕にあなたの時間をくれる?逃げたら…わかってるよね?今後も同じことする?それなら僕にも考えがあるよ」
「いいえ…」
その翌週警備員が変わった。
その後のことは知らないけれどまた同じことをするのであれば僕の独自のルートで用意している人がどうにかするだろう
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